授かり婚の何が悪い!授かり婚で苦労したママたちの声
こんにちは、佐原チハルです。
妊娠してから結婚することを“授かり婚”と言います。
少し前までは“できちゃった婚”などと呼ばれていましたが、新しい命は、本来とてもおめでたいもの。
そこで“授かり婚”“おめでた婚”など呼ばれるようになりました。しかし「子どもを授かるのは結婚してからの方がいい」と考える人はまだ少なくなく、授かり婚のご夫婦は苦労をされることも少なくないそう。
そこで今回は、授かり婚をしたママたちの声をご紹介します。
●地味に辛かった“親からの腫物扱い”
「親に妊娠したから結婚することにするって伝えてからしばらく、ぎこちないっていうか、会話もままならないみたいな時期がありました。それまでは、ことあるごとに『結婚はまだか』『早く孫の顔が見たい』とか言ってたのに、急にしおらしくなっちゃって。
相手の親との挨拶も空気微妙だし、なんかこっちまで不安になっちゃって」(30代・5歳と3歳の子のママ)
せっかくのお祝い事なのだから、もっと“普通”にお祝いして欲しかった、とのことです。
妊娠中って、そうではない時以上にセンシティブになってしまうことがありますよね。そんな中で結婚という大きな環境の変化を迎えるのですから、周囲からの祝福や理解が得られれば、こんなに心強いことはありません。
私たちも将来自分の子どもも授かり婚をするようであれば、まずは否定することなく「おめでとう」と言ってあげられる心の準備 をしておくのがいいかもしれません。
●職場からの視線がきつかった
「うちの職場、どちらかといえば社員の妊娠には冷たくない方だと思ってたんです。マタハラとかも私は聞いたことなかったし、出産後の復職率もものすごく高いし。でも“授かり婚”となるとそうもいかないみたいで」(30代・8歳と6歳と3歳の子のママ)
婉曲的な言い回しで「計画性がない」「どうして今なんだ」など、しばしば言われてしまったそうです。
「結婚してようがしていまいが、妊娠なんて急にわかるものじゃないですか。
結婚してたって妊娠しない人もいるし、結婚してなくたって妊娠する人もいるっていうだけの話で」
こちらのママさんは、妊娠中は気が立ってしまうことが多くなるタイプだったそうで、当時は職場の人と言い争いになることもあったのだとか。「ただ、言い争いとかできただけうちの職場はやっぱり風通しが良かったというか。