子育て情報『あなたにも訪れる?産後の離婚危機の考え方』

あなたにも訪れる?産後の離婚危機の考え方

実際うちの夫も連れていくのにかなり難儀しましたが、子どものためにと真剣に話し合って了承してもらえました。

先生によると、両方が望ましいけれどどちらか片方だけのカウンセリングも可能ですといっていました。もちろん、子連れでも快く引き受けてもらえます。(東京都30代女性会社員)

●離婚危機体験:Bさん

ウチは育休明けくらいから不穏な空気になって、一時は弁護士や、行政の無料相談のようなところに何度か相談しに行ったこともあります。

そういうところで相談をすると、決まって離婚を勧められたけれど子どもには父親なのかな、と踏み切れないでいました。

そんな時に数家族で行ったバーベキューで、とても失礼な言い方なんですけれど、旦那さんの扱い方がとてもうまい方がいて、正直目から鱗でした。

簡単に言うと、枕詞のように「顎で使っちゃって申し訳ないんだけど」とか「面倒なことお願いしてゴメン」とか、ちょっとしたクッションを置いて旦那さんにモノを頼む んですよね。

あと、ちょこちょこ「○○して大変だよね、お疲れ」とか、そういうねぎらいの言葉が入るんです。


うちの夫はなんで何にもしてくれないのかな、って今まで数えきれないくらいイライラしてたんですけど、真似してやってみたら意外と手伝ってくれるように なりました。

同じ亭主関白でも、おだてたりねぎらったり、そうやってうまくやっている方もいるんだなと思ったら、もちろんそっくり同じにはできないんですけど、可能な限りやってみようかなと。

そう意識するようになってから、本当に少しずつなんだけど変わった気がします。

あとは、子どもが成長したので、自分の心に余裕ができたのも大きかったかな。その後仕事を辞めてしまったので、うちの場合は離婚回避ができてよかった。(神奈川県30代主婦)

●離婚危機体験:Cさん

うちの夫は、一切の家事をしません。

私が専業なのでそれは妻の仕事、という論法らしいのですが、子どもが幼いころは本当に大変でした。

もちろんイライラもしましたし、いわゆる離婚危機のような状態になりました。


が、何をどうアプローチしても他人を変えることってできないんだなと悟った瞬間がありまして、その昔、心理学の勉強をしていた頃の恩師の言葉を思い出しました。先生は期待のキャンセル という言葉をよく使っていましたが、私もそうしようと。

よそはよそ、うちはうち、で他の旦那さんがしてくれるようなことを、主人に期待するからその落差に感情が揺さぶられるんだな、と。

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