夫婦のすれ違いを修復しよう! 相手とわかり合うための3つの処方箋とは
その実験の結果によると、女性は、右脳と左脳の両脳をスムーズに使えるのに対し、男性は片方の脳しか使えないようになっています。
両脳をスムーズに使えるとはつまり、言葉からイメージを膨らませたり、感じたことを言葉にできる 能力。
男性が女性のマシンガントークを見て、「ついていけないなぁ」と思うのは、女性が両脳を巧みに使って会話をするためです。
逆に、男性は右脳か左脳、どちらかでしか会話ができません。言葉を話すには論理が必要 ですよね。
つまり左脳を使うので会話に感情が入らず、女性に「理屈っぽいなぁ」と言われてしまうのです。
夫婦の会話を良くするための3つの処方箋
脳の違いを知ると、夫婦間での会話も変わります。
これから、夫婦の会話を脳の違いを元に良くしていく3つのコツご紹介します。
どれも男性脳、女性脳に合わせた使い方ができますので、ぜひ使ってみてください。
●1、競争が好きな男、共感を求める女
例えば、友達との会話中に美味しいラーメン屋の話が出たとしましょう。
男性脳同士だと、どんな会話になると思いますか?
「あの店のとんこつラーメンの方が美味しい」
「いや最近できたうちの近所のあの店のみそラーメンの方がやばい」
「いやいや、むしろ俺が作った方がうまいね」
という風に、少し極端な例ですが、相手より優位に立ちたいと思う気持ちが働きやすい のです。
逆に女性脳同士で言えば、
「私はとんこつラーメンが好きだなぁ」
「え、私も好きだよ。じゃあ今度行かない?」
「いいね、〇〇ちゃんも誘ってみようよ」
という風に、相手と気持ちを共有 しようとします。
男性脳は、相手より優位に立ちたがり、女性脳は、相手と情報を共有しようとするわけです。
この差を理解すると、夫婦間での会話もスムーズになるのではないでしょうか。
つまり、夫と話すときの妻は、夫を優位に立たせてあげる。
妻と話すときの夫は、妻の話に共感してあげること。
●2、論理で動く男、感情で動く女
悩みを抱えている彼女からの「大丈夫だよ」というメールをそのままにしていた彼氏が、「なんでわかってくれないの!」と後になって激怒されるようなエピソードをよく聞きませんか?
男性からしたら、「大丈夫って言ったでしょ……」と思いますよね。
この違いも、男性脳と女性脳の違いからも生まれます。
「言葉にしてほしい 」