夫婦のすれ違いを修復しよう! 相手とわかり合うための3つの処方箋とは
と思うのが男性脳、
「言わなくても察してよ 」と思うのが女性脳です。
男性脳の方は、相手の言葉の裏を読み取ろうとはしません。
ものごとを論理的に、そしてシステム的に考えてしまいます。だからこそ、言われた通りにだけ行動してしまうのです。
反対に女性脳の方は、言葉を論理だけで受け取りません。言葉の裏にある感情を察しようとします。
先ほどの例で言うと、
女性の「大丈夫だよ」の裏には、「大丈夫だよ(いやそんなわけないでしょ。助けてほしいよ!)」が隠れているわけです。
言わなくても察してほしい女と言わないとわからない男、細かい違いかもしれませんが、こんな些細なことが行き違いを生んでしまうのです。
男性脳の方に大切なのは、女性脳の方の言葉を裏の感情を理解すること。
逆に女性脳の方は、男性脳を理解して、伝えたいことはしっかり言葉にしなければいけません。
●3、結論を求めてしまう男、過程を大切にしたい女
女性と喧嘩をしている最中に、「あのときあなたはこうだった」と言われた経験のある男性は多いはずです。
「今その話する?」と男性なら驚きますよね。
さらに「どうせあなたはこれからも変わらないよ」と、なぜか未来の話を持ち出してきたり。
男性からしたら理解できません。「タイムスリップして未来を見てきたの?」と心の中でツッコミたくなりますね。
しかしこの思考のズレも、男性脳と女性脳が関係しています。
お分かりように女性脳の方は、思考を過去や未来へと広げる傾向 があります。
逆に男性脳の方の傾向としては、過去や未来よりも目の前のことに集中しやすい 。
男性脳の方が「ごめん、本当に申し訳ない。これから気をつけるよ」と女性脳の方に謝っても満足してくれないのはそのため。
こんなときは「この前もそうだったよね。だから今も怒らせちゃってるんだよね」と過去を拾いながら謝る と、思考の行き違いを防ぎやすくなります。
逆に男性脳の方に謝るのであれば、今目の前で起こっていることに集中して、精一杯謝ればいいわけですね。
これが、男性がちょろいと言われる所以かもしれません。
ルパン三世に出てくる峯不二子を許してしまうルパンの気持ちが、男性脳の方なら、なんとなくわかるのではないでしょうか。
過去に散々酷い目に会っているのに、今この瞬間で必死に謝られると許してします。
そういう性質があるんです。