ベーシックインカムの導入でママはこんなに幸せになれる!
BIは18世紀の末にイングランド出身の思想家トマス・ペインによって、初めて提唱された社会保障制度です。
そして現在、アメリカ合衆国のアラスカ州では実際に本格的に導入され、成果を上げています。
ベーシックインカムを導入することのメリット
では次に、ベーシックインカム制度を導入することによって生じるメリットにはどのようなものがあるかを列挙してみましょう。
◆貧困の解消
日本の社会保障制度では非正規雇用のワーキングプアの人たちは、ぎりぎり生活保護を受けなくても生きて行けるはずだと見なされるため、半永久的に貧困状態から抜け出すことができません。
BIが導入されると、このような人たちがそのパート収入やアルバイト収入を「プラスアルファの収入」として活用できます。そのため、ただ生活に追われるだけの非人道的なワーキングプア状態・貧困状態から脱出することが可能になってくるのです。
◆子どもに職業選択の自由が生まれる
芸術家や作家などのクリエイティブな職業は、「ほとんどの人はそんな仕事で食べては行けない」という理由で多くの才能ある子どもたち・若者たちから敬遠されてしまっています。
BIが導入されることによって子どもたちは収入の安定性をあまり気にせず職業選択ができるようになり、子どもたちが夢を持ちやすくなります。
◆少子化対策になる
ベーシックインカムは個人を単位として給付されるため、子どもを増やすことは世帯当たりの所得の増加につながるので有効な少子化対策になります。
◆地方の再生につながる
ベーシックインカム制度の基本は「国民みな一律」です。
物価の安い地方に移住すれば可処分所得が増えますので地方の人口増と再生につながります。
ベーシックインカムを導入するとママが幸せになれるのはどうしてか
それでは最後に、ベーシックインカムを導入するとママが幸せになれるのはどうしてか。その理由についてお話したいと思います。
最大の理由は、「男性中心思想」が、消えていくという点です。人間社会の歴史は筋力に勝る男性が筋力で劣る女性を「養ってやる」という前提の上に立って動いてきました。
が、ベーシックインカムが導入されると、「俺に逆らって生活できるとでも思ってるのか」的なハラスメント男のとんでもない言動に怯える必要はなくなるのです。
これは歴史的な偉業です。
より多くの収入と生き甲斐のために働きたい女性は、働く道を選択することができる一方、人生の一時期を「育児」