2016年4月3日 19:00
NGなハーブは? 妊娠中の「カフェイン摂取」に関する注意点
●ペパーミント
消化不良や吐き気を解消してくれるので、つわり症状を和らげてくれる反面、子宮の筋肉を収縮させる 作用もあるため、妊娠中の過剰摂取は避けましょう。
●ショウガ
つわりを解消したり、代謝をよくしてくれるショウガ。しかし、ドライジンジャーを摂取し過ぎると消化器官へ悪影響を及ぼしたり、低血糖になる可能性 があります。
●妊娠中でも飲めるハーブ
●ルイボスティー
妊娠中に不足しがちなミネラルが豊富に含まれており、血行促進、便秘解消、美肌作用などがあります。妊娠中から授乳中まで飲むことができるハーブです 。
ただし、飲み過ぎると下痢症状がでる場合もあるので、注意をしましょう。
●ダンディライオンルート
利尿作用によるむくみ予防、便秘解消、さらに母乳の出もよくしてくれるので、妊娠中だけでなく授乳中にもおすすめのハーブ 。タンポポコーヒーとしても知られています。
●ラズベリーリーフ(飲んでいいのは妊娠後期から)
陣痛を和らげ子宮の動きを滑らかにしてくれるため、臨月の妊婦さんにおすすめのハーブ。母乳分泌を良くし、母体回復にも良いとされているので、産後にもおすすめのハーブです。
ただし、子宮をけいれんさせる作用もあるため、妊娠初期や胎児が安定していない時期には飲まないほうがいいとされています。飲む時期に注意しましょう 。
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こうみると、なじみのあるハーブでも実は妊娠中は適さないものが意外に多いことがわかります。
アメリカやイギリスでは、必要がない限り妊娠中のハーブ摂取は推奨されていないくらい、ハーブは種類や摂取量によっては胎児や母体の健康に悪影響になりかねないことも覚えておきましょう。
【参考リンク】
・Maternal caffeine intake during pregnancy and risk of fetal growth restriction: a large prospective observational study(http://www.bmj.com/content/337/bmj.a2332)
●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)
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