簡単かつ低コスト! ズボラ親子でもできる「カタツムリ飼育」のススメ
【ママからのご相談】
年長と年中の男の子を育児中の主婦です。子どもたちは生き物が大好きなのですが、ウチはペット不可のマンション住まいです。
「虫ならOK」と思っていたのですが、いざクワガタ虫を飼ってみると1か月で亡くなってしまいました。 去年はアマガエルの飼育にも失敗しています。
私自身もズボラな性格なので、虫の飼育に向いていないようです。生き物の飼育は子どもたちへの情操教育にも良さそうなのでなんとか成功させたいのですが……。
手間もお金もかからず簡単に飼育できて、案外長生きな生き物っていませんか?
●A. “生き物の飼育に才能が無い系親子”にはカタツムリがオススメ!
ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。
暖かくなると、さまざまな生き物に出会うシーンも増えてきます。「ママ、これ飼ってもいい?」と、わが子が新しいお友達(虫)を捕まえて帰ってくることもしばしば……。
野原や道端で見られる虫やカエルは、犬や猫ほど手間もかからず手軽に飼育できるイメージがありますが、当然、適切な世話が施されなければ死んでしまいます。
生き物にとっても、そしてお子様にとっても避けるべき結末ですね。
生き物を飼育する以上、責任を持って最後までお世話をする のは基本中の基本。
情操教育のために飼い始めるのであれば、なおさら「飽きちゃった」「忘れてた」という事態にならないように注意してください。
また、飼育方法に手間がかからない生き物からトライすることも重要です。揃える道具やエサの調達に手間のかからない生き物から、ハードルの低い飼育体験をスタートさせましょう。
そんな親子にオススメしたい生き物は、ズバリ“カタツムリ”!
種類にもよりますが、およそ4年前後生きると言われており、かつ雌雄同体という特徴を持っているので、繁殖も意外と簡単です。
今回は、親子で始めるカタツムリ飼育のハウツーについてお話しします。
●カタツムリの飼い方
雨の日にカタツムリに出会ったなら、さっそく飼育をスタートさせましょう!
●カタツムリ飼育に必要なもの
・蓋つきの水槽(プラケースの虫かごでもOK)
・霧吹き
・土(腐葉土)
“カタツムリの飼い方”を調べると、多くの場合、土や砂利、腐葉土を水槽の底に敷き詰め、霧吹きで湿らせること……と紹介されています。カタツムリは乾きに弱い生き物なので、乾燥を防ぐために行う準備なのですが、土にカビが生えるなど不衛生になってしまう原因にもなります。