新常識にア然! 子育て中に驚いた“子どもとの世代間ギャップ”3選
そう、運動会における“サーキット”とは、コース上に並べられた遊具や障害物をこなしながら駆け抜ける、まさに障害物競走なのです 。
保育園や幼稚園によって異なりますが、運動会でサーキットが行われるケースは珍しくない様子です。
運動会だけでなく、幼児の発達や健康サポートを目的として“サーキット遊び”に取り組んでいる場合も。
有酸素運動と無酸素運動を組み合わせ、短時間の間に繰り返す“サーキットトレーニング”という筋トレがありますが、これの子どもバージョンとして行われる活動です。
楽しみながらさまざまな動きを経験できるサーキットは、スポーツがあまり得意ではないタイプの子どもでも、周りのお友達からの刺激を受けながら遊び感覚で運動をすることができます。
いつも以上に自発的に取り組むことによって、できないことができるようになる達成感や“成功体験”を積むことにつながり、情操教育にも良いのだとか……。
このように聞けば、たしかに“障害物競走”とは少しニュアンスが異なっていることがわかります。
とはいえ、これまで長らく「障害物競走」と呼ばれていた競技が突然「サーキット」として浸透している様子は、パンケーキブームのときの「え、この間までみんな“ホットケーキ”って呼んでたよね!?」 というモヤモヤ感によく似ていました。
●子どもたちのまわりで繰り広げられている新常識に注目してみよう!
いつまでも子どもの心を持っていると自負していましたが、気がつくと時々「最近の子どもは、私たちのころと全く違う!」という、大人なセリフを口にしてしまいます。
“子どもの世界の常識”は、子どもと接していなければ見えてきません 。
少女だった私が成長し母となるまでの間、私は“子どもの世界”から長らく遠ざかっていました。
そしてわが子たちもいつか、“子どもの世界”から抜け出してしまうのでしょう。
子育て期間は“子どもの世界”の激変ぶりを、もう一度垣間見ることが許された限りある時間です。
ぜひ、わが子のまわりで繰り広げられる新常識に注目して、楽しんでみてはいかがでしょうか?
【参考リンク】
・サーキット遊びって? | 日吉幼稚園・ひよしおひさま保育園(http://www2.hiyoshi-k.ed.jp/~hiyoshi/circuit.html)
●ライター/木村華子(ママライター)