これが少子化の原因!? ママたちが嘆く日本の不便すぎる育児事情3つ
と思ったのは私がお世話になった産婦人科の病院の話。妊娠検査薬で陽性反応が出て、うれしい気持ちで訪れた産婦人科の病院。
近所では人気のある個人病院で、新しくてキレイな病院の設備やマタニティヨガなどのオプション、出産で入院中にエステなどのサービスが受けられることなどが評判です。初診で朝から待つこと2時間!ようやく先生の診察を受けるも、ものの5分で終了。
「おめでとうございます」と言われる代わりに、「分娩予約はなさいますか? 」と聞かれた。戸惑っていると、「今現在、分娩予約が可能なギリギリの人数なので、仮にでも予約で枠を押さえておかないと、当院での出産は難しい」と説明されました。
まだ、これから順調に育ってくれるかどうかも分からない時期に予約しないと間に合わないなんて……と驚きました。もちろん予約して帰りました。
知り合いに聞くと、この地域の他の病院でも同じような状況で、のんびりしていると分娩できる病院が見つからず、わざわざ遠くの地域まで行かなくてはならなくなるらしい。
その後も検診で病院に行く日は半日が潰れてしまうほど、病院はいつも混み合っていました。本当に少子化なの? こんなに産婦人科が混んでいるのに?と疑問だらけです』(20代/1歳の女の子の母親)
本当にこれは問題だと思います。出産したくても、病院に断られてしまったという声は私の周りでも多く聞かれました。
第1子を地元で里帰り出産しようと考えていた友人は、このレースに出遅れてしまいました。地元の産院に手当たり次第電話をかけてもすべて断られ、結局里帰り出産を諦めました。
これでは、日本の女性が2人、3人と出産したいと思えるはずもありません。
また、すぐに病院の予約がいっぱいになってしまうのはどうしてなのでしょうか。
どこが少子化なのだと思ってしまいます。
●幼稚園の未就園児クラスの申し込みで、炎天下の屋外に並ぶ!?
『夫の転勤で引っ越してきたばかりの土地で、来年度入園予定の息子の幼稚園探しが始まりました。近所の評判が良いという幼稚園に問い合わせ入園希望の旨を伝えると、「来年度入園予定の未就園児クラスへの申し込みが春にあり、すでにスタートしていますが近々、二次募集があるのでそちらへの申し込みをしてください」とのこと。近年はどの幼稚園も入園の1年前から“プレ幼稚園”と称して未就園児を集めているところが多いと聞きます。