保育園に預けて正解? ママたちが「復職してよかった」と思えたワケ4つ
でも、それ以前の話でもあるというか。うちの近所には、子どもが遊ぶのにちょうどいい公園がないんです。だから、園庭がちゃんとある保育園で、走ったり、ボール遊びができたりしているのは、子どものために本当にありがたいです。うるさすぎるのはダメだと思うけど、今はどこに行っても、少しでも子どもがはしゃぐとすぐ嫌がられちゃう。園のおかげで、遊び場があってよかった』(30代・1児のママ)
保育園に通っていないお子さんの場合、“外遊びの場所の確保”が難しいという話は、筆者も時々耳にすることがあります。
園に通っていない子のための保障も、きっともっと必要なのでしょうね。
●(4)「自分で自分の人生を作れる」という自信が持てる
『母親が専業主婦だったのですが、父親と喧嘩するたびに「誰のおかげで飯が食えてる」って言われているのを見ていました。だから自分は、絶対に仕事をしようって決めていました』(30代・1児のママ)
『“いざとなったら離婚できる ”とか、“好きなものを買うときに、夫のことを気にしないで買っていい ”とかって、私にはすごく大きいです。
夫とは仲もいいし、私が専業主婦でも、趣味のものを買うのにどうこう言うような人ではないです。でも、私自身の気持ちの問題として、やっぱり大事なんです』(20代・1児のママ)
“子どものため”“家族のため”だけでなく、自分自身の人生のためにも、仕事ができているということが大きな力になること、ありますよね。
ママが「自分のため」というと批判されてしまうことの多い、世知辛い世の中ではありますが、重要なことだと筆者は思います。
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仕事ができる・復職できるということは、子どものためにも、ママ自身のためにもメリットが大きいです。
もちろん、専業主婦という生き方が“悪い”わけでは絶対にありません。外働きするママであること・しないママであることに、いい・悪いはないのです。
けれど「仕事をしたい」という気持ちや、仕事をした方が良いという事情があるのであれば、やはり、そうできた方が良いのだと思います。
不安も、寂しい気持ちも、しばらくは続くかもしれません。
けれど嬉しいことや楽しい経験も、きっといっぱいありますよ。
無事にお仕事ができますよう、応援しています。
●ライター/佐原チハル(フリーライター)
●モデル/神山みき(れんくん)