顔と名前がミスマッチ? キラキラネームで損したエピソード4選
こんにちは、キラキラネームウォッチャーの木村華子です。
赤ちゃんの名付けをサポートするパパ・ママ向けアプリ『赤ちゃん名づけ』を運営する『リクルーティング スタジオ株式会社』は2016年12月、年間でアクセス数の多かったキラキラネームをまとめた『2016年年間キラキラネームランキング』を公表しました。
上位にランクインした名前は以下の通りです。
**********
【2016年年間キラキラネームランキング】
・1位:唯愛(いちか、ゆめなど)
・2位:碧空(みらん、あとむなど)
・3位:優杏(ゆずなど)
・4位:海音(まりんなど)
・5位:奏夢(りずむなど)
・6位:妃(ひな、きらりなど)
・7位:一心(ぴゅあなど)
・8位:愛翔(らぶはなど)
・9位:七海(まりんなど)
・10位:輝星(べが、だいやなど)
**********
確かにキラキラしてはいるものの、一昔前にキラキラネーム・DQNネームを世間に知らしめた「光宙(ぴかちゅう)」ちゃんや、「泡姫(ありえる)」ちゃんといった派手なラインナップは無く、「唯愛」ちゃん、「碧空」ちゃんなどのソフトなキラキラネームが上位を占めている 印象。
煌びやかすぎないマイルドさには、これまでアンチだった方でも、思わず「いいかも……」と受け入れてしまいそうなキャッチーさがあります(なんだかスゴいのもありますが)。
事実、私の子どもたちが通う保育園や小学校でも、このレベルのキラキラネームは珍しくありません。
これらマイルドなキラキラネームは、今や「最近の名づけなのね……」程度の市民権を得ていると言っても過言ではないでしょう。
こうして、行き過ぎたキラキラネームは減少し、ほどほどに新しい名づけが世間に浸透したのでした。
めでたし、めでたし……。
とはいかないのが名付けの恐ろしいところで、件(くだん)のキラキラネームブームに乗じた親によってまばゆい名づけを施された人たちが、この日本には数多く存在しています。
輝かしすぎる自分たちの名前が“一昔前のもの ”になって行く今、彼ら・彼女らは何を思うのでしょうか。
そこで今回は、自称「キラキラネームをつけられた」と感じている方々へ向けて、「キラキラネームで損したことは何ですか?」という質問をぶつけてみました(※プライバシーを守るため、本名であるキラキラネームは伏せてご紹介します)。