顔と名前がミスマッチ? キラキラネームで損したエピソード4選
●自称キラキラネームを持つみなさんに質問! 「キラキラネームで損したことは何ですか?」
●(1)超ラブリーな名前、でも、こけし顔……
『子どものころは、西洋のお姫様みたいな自分の名前が大好きだった。「あれ?なんか、違くない?」と感じたのは中学生になる少し前のこと。一重まぶたに控えめな鼻、おちょぼ口という私の顔は、どう見てもお姫様ではなく“こけし”だった。名前と見た目とのミスマッチ に気がついて以来、初対面の人に名乗るのが恥ずかしいというか、おこがましいような気がして嫌になった』(20代前半/女性・営業事務)
いわゆる“名前負け系”のデメリットですね。この方の名前から受ける印象は、縦巻きロールの金髪に、ピンクのひらひらドレスをまとったお人形のようなお嬢さん。
しかし実際には、黒髪のパッツン前髪がよく似合う控えめな純和風女性です……。
彼女の名誉のために言えば、名前“だけを”見ればかわいいし、現実のお顔“だけを”見てもかわいいんです。
しかし2つがセットになって登場したとき、たしかに似合っていない感が否めません。
「名乗るだけで、“名は体を表す”という言葉がウソだと証明できる」とのことでした。
●(2)電話口で名乗るのがとても面倒くさい
『読み方は一般的なのに、漢字が完全にキラキラしていて、しかも当て字 。病院の問診票やお店の会員登録など、自分で名前を書くときには、欄がなくても自発的にフリガナをふっている。いちいち聞かれるのが面倒くさいから。でも、電話口で名乗るときはそうもいかない。説明が大変面倒くさい。毎回同じような説明をして、だいたいいつも似たような質問を返されて、その質問にも毎回決まった説明をして……それで、ようやく納得してもらえる。うんざりする』(30代前半/男性・販売)
ご両親がどのようなタイプの方なのかは存じませんが、若干“夜露四苦(よろしく)感”を漂わせる漢字のお名前です。
画数が多く、そらでは書けない方も多いかもしれません。少なくとも私(漢字が苦手です)は、口頭で説明を受けるだけでは書けませんでした。
たしかに電話口で名乗る側も、また名乗られる側も苦労するだろうな、というのが正直な感想です。
と同時に、この方も上記で紹介した女性と同じく、「子どものころは自分の名前が好きだった」とのこと。キラキラネームをつけたパパ、ママ、聞こえますか?キラキラネームやDQNネームによるダメージは、ある程度大人になってから襲ってくるそうですよ……。