子育て情報『【熱中症対策】子どもたちを守るためサカイクキャンプが実施する万全の対策 -オンザピッチ編-』

2020年6月26日 15:28

【熱中症対策】子どもたちを守るためサカイクキャンプが実施する万全の対策 -オンザピッチ編-

9時から16時まではWBGT(暑さ指数)の数値が28℃を超えることが増えるので、夏のキャンプ時の屋外練習は朝から9時までと、16時以降に実施するように計画。日中の時間は座学などに充てています。数値は随時計測するので、状況に応じて臨機応変にプログラムを変更し、子どもたちが安全に練習できるように工夫しています。

2.グラウンドに日陰を設置、帽子の着用
サカイクキャンプではテントを持参し日陰の準備をしており、水分補給の際などは、出来るだけテント内(日陰)で行っております。休憩時間や試合の合間には直射を避け、こどもたちの体の負担を軽減しています。

また、練習中も帽子の着用をルール化。頭を直射日光から防ぐことにより、10℃前後、頭の温度上昇を防ぐと言われていますので、帽子を推奨しています。

ピッチへの散水なども熱中症対策として挙げられますが、これは気化熱効果で地面温度を下げることで、サッカーがしやすい環境造りになるためです。


サカイクキャンプでは、速やかに体温を下げられるようにホース、ビニールプールを用意し体調に異常があった選手にすぐに対応できる準備をしております。

3.水分補給の時間を確保
ジュニア期のラグビー選手の発汗量と飲水量の実態調査(2011年)によると、WBGT21℃の環境でも1時間で1kg当たり12gの水分量が減少することが報告されています。

少年野球チームを対象に行った夏期スポーツ活動における発汗量と水分補給量の年齢差(2002年)の調査でも、WBGT31℃で体重当たりの発汗量は4.54%。40kgの選手が1回の練習で1,816mlの水分を失うことがわかりました。

これらの調査により、WBGT21℃以下でも練習1時間の間に500mlの水分補給が必須なことが判明しています。WBGT28℃以上では水分喪失量がより多くなるので、サカイクキャンプでは15分に一度250mlの水分補給を目標としています。

【熱中症対策】子どもたちを守るためサカイクキャンプが実施する万全の対策 -オンザピッチ編-

ピッチの外にはプールを用意しています。※写真は練習が終わった後にプールで楽しむ子どもたち
サカイクキャンプでは、上記のような指標をもとに練習メニューをその日の状況に合わせて臨機応変に実施。
つねに子ども対の安全に配慮して進行しています。

また、コーチをはじめ、スタッフ全員が子どもたちの様子に目を配り、体調の変化をすぐにキャッチできるように努めているので、安心して参加ください。

次回は、体重管理やピッチ外での準備についてご紹介します。

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