子育て情報『父親が自主練に付き合わないと子どもは上手くならないのか問題』

2021年6月23日 17:32

父親が自主練に付き合わないと子どもは上手くならないのか問題

とお母さんが思っても、どうにもなりません。本人が「もっとうまくなりたい!」と思えば、勝手にやり始めます。

お父さんに自主練をやらせようと考えたけれど、お父さんは他のスポーツに夢中なのですね。ここを読んで「良かった!!」と私は思いました。わが子に自主練を強要するなど、熱くなってしまう父親が子どもからサッカーを楽しむマインドを奪っているケースが非常に多いからです。

あれこれ言われて素直に従えば、子どものマインドは指示待ちになり、主体性や自立する機会を奪います。

■親ができるのは正しい生活環境を整え、子どもに安心を与えること

以上、お母さんが息子さんのサッカーに干渉しないほうが良い三つの理由に賛同いただけるようなら、ぜひ何言わず見守ってあげてください。

美味しい食事を作り、早寝御早起きさせて、朝ご飯を食べさせる。
正しい生活リズムで過ごしていれば、息子さんは健やかに成長するはず。この時代は、生活の中で「恒常性」がとても大事です。いつもと同じ仲間、同じ場所、同じコーチ。「同じ環境」で安心してサッカーができれば、それで良いのです。

■チームの方針ができている息子さんは素晴らしい子

しかも息子さんは、私から見ればすでに「素晴らしい7歳」です。チームの方針である「自分のことは自分でやる。リーダーシップをとる。試合中に声を出す」ができていると、お母さんも書かれています。
そこを、まずは褒めちぎってあげてください。

これができるということは、お母さんのここまでの子育てが何ら間違っていなかったということです。

いくら試合でゴールを量産するくらい上手でも、自分で自分ことができない、自立できない子どもはたくさんいます。12歳くらいでもいます。ぜひ、わが子を見る視点を変えて子育てしましょう。

■6年の間で大きく伸びる子も多数。低学年で力は計れない

加えて、小学校6年間で子どもはこれからどんどん変化します。「低学年では力なんて計れない」は、少年サッカーのコーチがみなさんおっしゃることです。


サッカーの認知力(どんなふうに点を取るのか、どう動けばいいのかといった力)がついてくると同時に、体格も変化してきます。背が伸びたり、伸び悩んだりもあるでしょう。低学年で目立たなかった子がエースになったりします。その成長のプロセスを支えるのは、何だと思われますか?それは「サッカーが大好き」という気持ちです。

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