子育て情報『遠藤航を輩出した湘南ベルマーレのアカデミーが「ただプロになればいいわけではない」「U-12から主体性が大事」と語る理由』

2022年8月30日 15:40

遠藤航を輩出した湘南ベルマーレのアカデミーが「ただプロになればいいわけではない」「U-12から主体性が大事」と語る理由

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■ただプロになればいいわけではない、長く活躍するためにはU-12年代から主体性が必要な理由

――選手たちに「自分でチャレンジすること」の重要性を話していた姿が印象的でした。

太田彼らは未来ある選手です。これからジュニアユース、ユース、トップと目指してい中で、厳しい状況でも全力を尽くすことや、主体性を持ってプレーすることを求めています。
ただプロになればいいわけではなく、トップレベルで長く生きていけるサッカー選手になるためにも、ピッチ内外でしっかりとした人間でなければいけません。ですので、この年代から、主体性の部分を求めています。

――主体性を高めるために、どのようなアプローチをしていますか?

太田ジュニア年代なのでまだ子どもではあるのですが、ひとりの大人として扱うことを心がけています。彼らには、ひとりの人間としていろんなものを感じ取って判断し、行動に移すようになってほしいです。

今大会の目標も、選手たちに決めさせました。
自分たちで決めたのであれば、実行していくために何が必要かを、主体的に考えるようになります。

プレーにおいても「湘南スタイル」というクラブのモデルがありますが、もしかしたらこちらが求めていることよりも、子どもたちの方が良い選択をする可能性もあるので、その部分では余白を持ちながら、見てあげたいと思っています。

■ピッチに立った瞬間から研ぎ澄まされた状態を作らないと痛い目に遭う

遠藤航を輩出した湘南ベルマーレのアカデミーが「ただプロになればいいわけではない」「U-12から主体性が大事」と語る理由

バルサなど普段は戦えない海外勢へのチャレンジがこの大会の魅力と語った太田監督(C)新井賢一

――ワールドチャレンジという、海外にチャレンジする大会の意義はどのように感じていますか?

太田目の前に世界があるというモチベーションは、他の国内の大会とは違います。選手にとってすごくいい刺激になったんじゃないかと思います。

――この時期に、11人制の大会に出ることに関して、どのようにとらえていますか?

太田個人的には、6年生のうちにもっと11人制を経験した方がいいと思っています。ただゴールキーパーにとっては、ゴールが大きすぎると感じたので、大人用と少年用の間のサイズのゴールでもいいのではないかなと思います。

11人制でプレーをすると、8人制のときとは違った一面を見ることができます。「こんなことができるんだ」と、新たな発見があるのも、面白いところだと思います。

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