2022年12月7日 20:00
クラブで理不尽に扱われた長男をやめさせる際に次男も一緒に退団。後悔してます問題
それでも長男から「妹には甘い」とよく指摘されました。
親はきょうだいを「兄はこうだけど弟はこうだね」などと自分の物差しで評価しがちです。自分では分け隔てなく育てているようでも、子どもには違うように見えていることもあります。そのあたり、良かったら一度振り返ってみてください。
わが家の兄妹は仲がいいかどうかはわかりませんが、楽しくW杯を観ているし、共通の話題は海外サッカーのことです。きょうだいは親と同じくらい影響し合う存在です。
兄弟が楽しくサッカーをしながらすくすくと育つことを祈っています。
島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。
日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。
最新刊は『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)。
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