アウトプットのタイプによって書き方が違うから「うちの子上手く書けてない」とへコまない! タイプ別サッカーノート、野球ノートの書き方のコツ
とは
■タイプによって、アウトプットの方法や考え方のクセも違う
これらのタイプ別の特徴は、サッカーや野球のノートを書く際にもとても役立ちます。というのも、「ノートを書く」という行為は、気持ちや考えなど心の中にある事象を言語化しアウトプットすること。それらのやりやすさや得意不得意には、タイプの違いが顕著に現れるのです。
書くことに100%の正解がないノートだからこそ、何を書くか、そして書いたことをどう活かすかはそれぞれ。
わが子のアウトプットのタイプを知ることで、他の誰かと比較してジャッジするのではなく、本人比での成長具合が分かり、どこを褒めれば良いか分かりやすくなるのです。
■タイプ別・アウトプット法の特徴&おすすめなノート活用法
<共感タイプ>
3つのタイプの中では最も文章を書くことが得意ですが、書く内容が「自分のこと」となると筆が止まってしまうのが共感タイプさん。
なにごとにおいても「伴走」が頑張るための栄養源となる共感タイプ。アウトプットも1人きりで考えず、周りの人との会話や質問により、自分の状況を表現したり言語化することがよりよくできるようになります。ノートの「よかったこと」などの項目は、グループワークにして同席している子どもたちに聞いてみるのがおすすめ。友達から認めて受け入れてもらえるのはとにかく嬉しいと感じるタイプですし、それにより、自分のよいところを遠慮せずスムーズに書けるようにもなります。
また、練習中に指導者からその都度「今のプレーは良かったよ!終わったらノートに書いておくといいよ」といったアドバイスをするのも効果的。きっと素直に書いてくれます。
<独立タイプ>
自らこうだと決めたことは、軸をブラさずやりぬく精神を持つ独立タイプ。
ノートの書き方も「自己流」を貫き、周りからのアドバイスを必要としていない場合もあります。
独立タイプさんの長所は「目標達成力に優れている」こと。目標を定めたら、そこに辿り着くまでの布石を置き、着実に達成して上へ上へ行く能力に長けています。そのため、「ノートが自分の目標達成への近道だ」と納得すれば、ノートを使いこなして自分の成長に繋げられる子が多いでしょう。そんな独立タイプさんには、その能力を存分に発揮できるサポートが効果的。
理想を思い描ける材料を与える、目標を自分で決めさせる後押しになる質問をする、「できるようになったらどんな自分になる?」