子育て情報『「背が低く、頭上を越されて失点してしまう」ゴールキーパーを頑張るお子様のお悩みに日本代表を育てたコーチが回答!』

「背が低く、頭上を越されて失点してしまう」ゴールキーパーを頑張るお子様のお悩みに日本代表を育てたコーチが回答!

という言葉がありますが、僕はそれを大切にしています。

ミスや失点など、次に同じような過ちを繰り返さないために、どうすればいいんだろうと考えることが楽しかったり、コーチにアドバイスを求めることが楽しかったり、連携ミスをしてしまった仲間と腹を割ってコミュニケーションとって、今度は成功させようねという仲間意識を持つことも、サッカーやゴールキーパーから学ぶ、大事なテーマだと思います。

うまくいかなかったから駄目ではなく「うまくいくために、次に成功させるためにはどうしたらいいんだろう?」という考えを、選手自身も持っていただきたいと思いますし、保護者の皆様も、失敗の後、次に向かっていけるような、前向きなコミュニケーションをとってもらえたらと思います。

■ゴール前で目印を意識しよう

Q:背が低くて、頭上を越されて失点してしまうことがあります。頭上を抜かれないためのポジショニングのコツを教えてください。

A:ジュニア年代のゴールは高さが2メートル、横幅が5メートルです。そのサイズの中で、ゴールキーパーの選手たちは体を張って、チームのためにゴールを守っています。

高さが2メートルなので、身長が低い選手の場合、ジャンプをしてもクロスバーに手が触れるか、触れられないかぐらいの感じだと思いますが、頭上を越されないために、ゴールにへばりついてしまうと、相手選手から見たときに、シュートを打ちやすくなってしまいます。


ゴールキーパーがゴールライン付近に立つと、横幅の5メートルがかなり広く見えるので、相手はシュートが打ちやすいのです。

とはいえ、前に出過ぎると、横幅は狭められますが、相手からすると高さ(奥行き)が見やすくなってしまうので、ロングシュートを打たれる可能性が高まります。

では、どうすればいいのでしょうか?

まずは自分の身長や手の長さに合った、最適な立ち位置を知ることです。

「背が低く、頭上を越されて失点してしまう」ゴールキーパーを頑張るお子様のお悩みに日本代表を育てたコーチが回答!


練習や試合で様々な経験をして「このタイミングでこのポジションをとっていると、ループシュートを打たれやすい」「このタイミングで下がっていると、左右に速いボールのシュートが来てしまう」など、シュート1本、1本から学んでもらえたらなと思います。ポジショニングのコツとしては、PKマークやゴールエリアの角、ペナルティエリアの角などを目印にしておくと、自分がどのあたりに立っているかがすぐにわかります。

自分から見て、右側にシューターがいるのであれば、ニアポストを見て、ゴールの位置を確認することも大切です。

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