息子が周りに酷いこと言われてるのに、「〇〇も言っているからお互い様」と言うコーチに不信感を抱いてます問題
サッカーを楽しむのが一番大切だよ。人の言うことなか気にせず、やってごらんよ」
■どうしても子どもの出来不出来が気になるなら、一度自分を見直してみよう
それでも出来不出来を気にするようであれば、いい機会です。一度お母さんの子育てを見直してみましょう。
お母さん自身が、何かが出来るか出来ないかを気にしていなかったか。建前ではなく、本音の部分で振り返ってみましょう。私自身、子どもが試合に出してもらえなかったとき、悔しくて悲しくて途中で家に帰ってしまったことがあります。帰途、情けないことに夫に泣きながら電話までしました。コーチの扱いがひどくて悔しい、と。
夫から「〇〇(息子)のほうが悔しいと思うよ」と言われ、はっとしたのを覚えています。
子どもは親が思う以上に、やさしい生き物です。親の望む姿でありたいとどの子も思っています。それがなかなか叶わないと、何か他のことに原因をつくろうとすることがあります。しかし、それも良い悪いといった物差しで測ろうとしないでください。それも成長の過程のひとつだと受け止めましょう。
■他の子のせいだ、と言われたように感じた可能性もある
さらにいえば、コーチにとっては預かっている子どもたちはある意味身内なわけです。息子さんが練習を休んだ時、お母さんがリーダーに対しどのように説明したかはわかりません。
お母さんはただただ、仲間も言われて落ち込んでいるから休みますと説明したことが、お母さんがその仲間に対し文句を言ったように伝わってしまったかもしれません。
コーチも人間です。他の子どものせいで練習を休んだと言われたと感じ、少し感情的になってしまったのかもしれません。話というものは、ひとりの人間を挟むと、そのひとりの感情がそこに乗り移って伝わりがちです。できれば、そんなふうに理解してみませんか。
■まだ7歳、これから技術も追いつく親はどんと構えていた方が成長する
(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)
それでも不信感を抱いてしまったとしても、そこはお母さんの問題として胸にしまってください。息子さんがまた立ち上がってそのチームの練習に行くというのなら、行かせてあげましょう。
まだ7歳です。
これからどんどん技術も追いついて、高学年になるころには体も大きくなります。周囲との関係も変化します。そう心得て、どんと構えるほうが子どもは成長しますよ。