努力もしないのに「プロになりたい」なんて気軽に言わないで! 自主練もしないのに「上手くなりたい」などと言って欲しくない問題
まじめで一生懸命、チームでの評価も悪くない息子だが、気分屋なので家で自主練しない。練習に行く回数も増やそうとしないし、声をかけなきゃYouTubeばかり見てる。
上手くなるには向上心と自主性が大事であり、継続して練習を行うことが一番の方法だと思っている自分としては、自主練もしないし向上心もないなら気軽に「上手くなりたい」なんて言って欲しくない。とイライラしている。どうしたらいい?というお悩み。
今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、お母さんに3つのアドバイスを送ります。
(文:島沢優子)
(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)
<<我慢の先に何がある?コーチが怒鳴るチームをやめさせたいのにサッカー経験者の夫が反対するので悩みます問題
<サッカーママからの相談>
子どもの事なので感情的に書いてしまい、長くなってしまうかもしれませんがご相談させてください。
小学2年生の息子は現在週一のチームの練習と、週一のスクールに通っています。
どちらもそれなりな評価はもらえているようで、特にスクールの方では本人も「自分は上手い方だ」と自信を持っているようです。チームの方でも試合に出ればある程度点を取っています。
サッカーアニメを見たり、Jリーグの試合を見に行ったり、公園に行ったらサッカーしたりと、サッカー自体はとても好きです。
本題ですが、今回ご相談させていただきたいのは「向上心」「自主性」「継続性」についてです。
息子はどちらかというと真面目な性格で、チーム練習やスクールの時間はしっかり練習に参加しています。
しかし、ドリブルの技術はまだまだですし、特にリフティングが苦手なようでスクールで毎月あるリフティングのテストで中々合格できないでいます。チームやスクールではそれなりな評価はもらえているものの、息子より上手い子は普通にいます。
本人も「上手くなりたい」「プロサッカー選手になる」と言っており、時々自宅でリフティングしていることもありますが、気分屋な性格のようで、やったりやらなかったりなので、結局上達していません。
私が声かけして練習することもありますが、結局長くは続きません。恐らく、現状の出来に満足していて、練習の必要性を感じていないのかなとも見えます。