ベイブレードの定位置を決めたら、おもちゃに対する息子の意識が変わった!
男の子が大好きなベイブレードは、場所も取るしなかなか扱いにくいですよね。
我が家の小1の息子が、ベイブレードの定位置を決めたことで、おもちゃに対する意識が大きく変わったことを例に挙げながら、おもちゃの収納やおもちゃとの付き合い方について、書いてみたいと思います。
■ 大好きなベイブレードがいつの間にか…
小1の息子はまだリビングで遊びます。
けれどリビングは、ほかの家族にとっても心地よく寛げる空間として整えておきたいので、「リビングに置いていいおもちゃは、この棚に収まるだけね」と約束。
息子といっしょにおもちゃを選びました。
がんばって厳選してくれた息子ですが、ネックとなったのがベイブレードのスタジアム。
とても大きく、これを1つ置くために、その分おもちゃを減らさなければなりません。
1度は、それでいいと納得した息子でしたが、やはりどうしてもほかのおもちゃを置くために気づくとスタジアムは床に放り出されているのでした。
通る家族の足にぶつかることも多く、その姿は、とても「たいせつなおもちゃ」には見えませんでした。
■ ベイブレードの定位置を決めたことで大きな変化が!
そこで、プラスチック製で軽いスタジアムに紐をつけて、フックに掛けて収納にしてみました。
すると急に「なんだか邪魔なスタジアム」ではなくなり、息子も「たいせつ」に扱うようになったのです。
これ自体はちょっとした工夫なのですが、ジャストフィットする指定席を設けたことで、使いやすく、片づけやすいおもちゃ棚になり、1日の終わりには子ども自身がリセットすることができています。
そして、お気に入りのおもちゃを自分で管理できるようになった息子は、新しいカテゴリーのおもちゃをそんなに欲しがらなくなりました。
フィギュアの箱、ベイブレードの箱などそれぞれのボックスにはまだ余裕があるので、そこに入れられるものに関しては相変わらずおねだりしてきますが、新たに置き場所を作らなければならないものは必要ないようです。また新しいことに興味が移った時には、全体量は増えないように、今ある物の処分から考えて、本当に必要かどうかを決めてもらおうと思っています。
■ クローゼットのストレスが気づかせてくれたこと
yukiotoko / PIXTA(ピクスタ)
17年前に、現在高校3年生の長女の子育てを始めた時から、今、小1の次男に至るまで、4人の子どもを育てながら常に迷いの種だった「おもちゃ」。