子育て情報『出生早期から1歳まで「ママ&キッズ 」製品を指導したスキンケア方法のもと使用した乳児において、卵白に感作している児も含めアトピー性皮膚炎・食物アレルギーの発症率は極めて少ないという研究結果を発表』

2022年12月9日 17:45

出生早期から1歳まで「ママ&キッズ 」製品を指導したスキンケア方法のもと使用した乳児において、卵白に感作している児も含めアトピー性皮膚炎・食物アレルギーの発症率は極めて少ないという研究結果を発表

実施概要
いちかわクリニックで出生した正期産児177名(家族のアレルギー歴を問わない一般集団)に対し、新生児期から下記洗浄・保湿方法を毎日実施するよう指導し、生後数日、生後1か月、4か月、6か月、1歳において、アレルギー専門医による皮膚所見、食物アレルギー診断、血液検査、その他(角層水分量、経皮水分蒸散量、皮膚pH、皮膚常在菌等)を測定し、皮膚バリア機能と感作との関連を調査しました。 スキンケアには、株式会社ナチュラルサイエンスの低刺激スキンケア「ママ&キッズ ベビーライン」の製品を使用。スキンケア方法と使用する量に関しては、いちかわクリニックの看護師・助産師が、洗浄と保湿を組み合わせたスキンケア方法をパンフレットも使って保護者に指導しました。

表2:https://www.atpress.ne.jp/releases/338631/table_338631_2.jpg

【使用製品】
出生早期から1歳まで「ママ&キッズ 」製品を指導したスキンケア方法のもと使用した乳児において、卵白に感作している児も含めアトピー性皮膚炎・食物アレルギーの発症率は極めて少ないという研究結果を発表

●頭髪洗浄:ママ&キッズ ベビーヘアシャンプー
https://www.natural-s.jp/shop/g/g511/

●顔・体洗浄:ママ&キッズ ベビー全身シャンプー
https://www.natural-s.jp/shop/g/g501/

●顔・体保湿:ママ&キッズ ベビーミルキーローション
https://www.natural-s.jp/shop/g/g519/

出生早期から1歳まで「ママ&キッズ 」製品を指導したスキンケア方法のもと使用した乳児において、卵白に感作している児も含めアトピー性皮膚炎・食物アレルギーの発症率は極めて少ないという研究結果を発表

(写真:測定の様子 いちかわクリニック提供)

結果・考察
これまで報告されていた研究では、研究により使用したスキンケア製品およびスキンケア方法が異なるため、結果に大きな差が出ていると考えられます。本研究では非常に有益な結果が得られたことより、本研究のスキンケア製品およびスキンケア方法はアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの発症率の低下に大きく関与するのではないかと考えられます。今後、本研究以前のアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの発症率の調査と比較を行い、効果を確認する予定です。

一方、今回の研究では、スキンケアの介入により食物アレルギーの発症率を下げる可能性が示されましたが、卵白に対するIgE抗体の陽性化(卵白感作)率は、スキンケアによっても低下しませんでした。乳児のアレルギー発症や感作については妊娠中の母親の状態や、母乳などさまざまな要因が考えられるため、今後は本研究の解析を進めるとともに、妊娠中の母体環境と乳児の感作についても研究を進め、さらなるアレルギー疾患の予防や感作の予防に役立つ情報提供や製品開発に努めたいと考えております。

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