人気スタイルとのコラボレーションシューズ株式会社ジェイ・ビーのレディスブランドRANDA(ランダ)は、人気スタイリスト風間ゆみえとコラボレーションしたシューズを2017年9月2日にオンラインストアとRANDA、CAMILLE BIS RANDA(アウトレット仙台港店・ピエリ守山店・三井アウトレットパーク北陸小矢部店を除く)で発売開始した。スタイリスト風間ゆみえは、ファッション誌で活躍するだけで無く、独自のセンスを生かしブランドのディレクションまで活動の場を広げている人気スタイリストだ。今回のコラボレーションでは、ミュール、パンプス、ブーティの3型に女性らしい配色やディテールを加えて風間ゆみえの世界観を表している。女性らしい3型のシューズバックのビジューリボンがポイントの“Vカットブーティ”は、シャープなポインテッドトゥとフロントのVカットが足を美しく見せてくれる。モードながらもラグジュアリーな雰囲気のリボンが可愛らしさを引き出し、服によってカジュアルにもパーティーシーンにも幅広く使用できる。“パンプス”はスエードに繊細なレースを合わせたセクシーでエレガントなパンプスだ。落ち着きのある上品なカラーでシックに仕上げている。大きなパールバックルとビジューブローチが印象的な“ミュール”は、カラーによって異なるパーツを組み合わせたアンティークジュエリーのような一足だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ジェイ・ビー公式サイト※株式会社ジェイ・ビープレスリリース(@Press)
2017年09月12日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)2017年秋コレクションから新作シューズが登場。2017年9月13日(水)から19日(火)まで、東京・銀座三越にて限定ストアが開催され、2017年秋コレクションのシューズが一同に集結する。レディス・シューズ・デザイン・ディレクターのポール・アンドリューが手掛ける新作シューズは、フェラガモのアーカイブにインスピレーションを得た。ブラック&ゴールドのシグネチャーカラーや、Fシェイプ、フラワーヒールなど、ブランドのDNAの生きたディテールが用いられている。フェラガモのアイコンシューズ「ヴァラ(Vara)」、バレエシューズの「ヴァリナ(Varina)」は、定番のグログランリボンを太めの幅で仕立て、より印象的に仕上がりに。また、これまでに見たことのない、斬新な素材もシューズに用いられている。ベルベットやスパンコール、スワロフスキークリスタル、スタッズなどで華やかに飾られた、多数のモデルが登場する。【アイテム詳細】サルヴァトーレ フェラガモ2017年秋シューズコレクション■銀座三越期間限定ストア開催期間:2017年9月13日(水)~19日(火)会場:銀座三越 2階 婦人靴 グローバルメッセージ住所:東京都中央区銀座4丁目6-16【問い合わせ先】フェラガモ・ジャパンTEL:0120-202-170
2017年09月07日ルナソル(LUNASOL)と東京発のシューズブランド「ツル バイ マリコ オイカワ(TSURU by Mariko Oikawa)」がコラボレーション。シューズポーチが付いた限定キット「ルナソル ベースメイクアップキット」が、2017年9月1日(金)より発売される。限定キットに詰め合わされたのは、スキンケア・下地・ファンデーションなど全5品。洗顔料と日中用クリームスキンケアからは、濃密な泡が特徴のクリーム洗顔料やまろやかな感触のクレンジングオイル、メイク前に使いたい日中用クリームが揃う。いずれもキット用のミニサイズに。下地&ファンデは仕上がりの好みでセレクトまた下地は、パウダーファンデーションの溶け込みを高めるタイプと肌の色と質感をコントロールするもの2種類を用意。好みの仕上がりからいずれかを選んでみて。ファンデーションもリクイド・クリーム・パウダー・ルースパウダータイプと4種類から、自分の肌に合ったものをセレクトする仕組み。リクイドは肌の質感を整えながらツヤを与え、ハリ感と立体感を演出し、ルースパウダーは毛穴や凹凸をカムフラージュし、きめ細やかな肌に仕上げてくれる。刺繍入りのシューズポーチそして今回のコラボレーションの証として付属する、オリジナルシューズポーチ。秋を感じさせる落ち着いたトーンに、ツル バイ マリコ オイカワ2017秋コレクションのシューズイラストを刺繍したデザインだ。ブラックのリボンがアクセントになっている。【詳細】ルナソル ベースメイクアップキット<限定品>発売日:2017年9月1日(金)価格:7,500円〜9,000円+税※選ぶアイテムによって価格が変わる■スキンケア・ルナソルフォーミィクリームウォッシュN 120g 2,000円+税※キットは12gのミニサイズ・ルナソルウォータリークリアオイルクレンジング 200mL 2,500円+税※キットは20mLのミニサイズ・ルナソルグロウイングデイクリーム 35g 5,000円+税※キットは3gのミニサイズ■下地・ルナソルモデリングコントロールベース 全3種 30mL 3,500円+税SPF30・PA++・ルナソルスムージングライトメイクアップベース 30g 3,500円+税SPF22・PA++■ファンデーション・ルナソルスキンモデリングリクイドフィニッシュ 全6色 25mL 5,000円+税SPF20・PA++※別売:ファンデーションスポンジ(L) 600円+税・ルナソルスキンモデリングウォータークリームファンデーション 全6色 30g 5,000円+税SPF20・PA++※別売:ファンデーションスポンジ(L)600円+税・ルナソルスキンモデリングパウダーグロウ 全6色 9.5g 4,000円+税SPF20・PA++※別売:パウダーファンデーションコンパクトa1,500円+税 スポンジ付、パウダーファンデーションスポンジ 600円+税・ルナソルシアーライトルースファンデーション全2色 7g 4,000円+税■オリジナルシューズポーチ※数に限りがあるため、品切れの場合あり。【問い合わせ先】カネボウ化粧品TEL:0120-518-520
2017年08月21日エル・ファニングがボイスキャストを務め、日本語吹き替え版では土屋太鳳が声を務めることでも話題の『フェリシーと夢のトウシューズ』。花の都パリを舞台にバレリーナになることを夢見る少女の物語から、実際の世界最高のバレエダンサーが監修したダンスシーンの舞台裏を明かす特別映像がシネマカフェに到着した。19世紀末のフランス。家族のいない、ひとりぼっちの少女フェリシーが、情熱だけを胸にパリ・オペラ座のバレリーナを目指す、夢に恋する物語。「夢を決してあきらめるな」というメッセージのもと、『最強のふたり』の製作陣が初めてアニメ映画に挑み、『カンフー・パンダ』『マダガスカル』などの名作アニメーションを世に出してきたアニメーターにより映画化が実現した。オリジナルボイスキャストとして、フェリシー役には若手ナンバーワン女優のエル・ファニング、親友のヴィクター役にはデイン・デハーンと旬な俳優たちが名を連ね、シンガーのカーリー・レイ・ジェプセンも参加。さらに日本語吹替版でも、いま最も旬な輝きを放つ若手女優、土屋さんが洋画アニメーション映画に初挑戦し、元英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルの経歴を持つ世界的バレエダンサー・熊川哲也も声優初挑戦、黒木瞳、夏木マリら豪華俳優陣が顔を揃えた。その本作の振付を担当したのは、オペラ座の元エトワールで現・芸術監督のオレリー・デュポン。同じく元エトワールとして活躍していたジェレミー・ベランガールとともに、キャラクターたちのダンスの演出に挑戦した。今回の映像で、オレリーは「とても光栄な仕事だったわ!アニメだから本物以上の動きができるの。ピルエットの回数も増やせるし、グランジュテも高く長く跳べる。自分ひとりでは不可能な動きがアニメならできるから面白かったわ」と振付を楽しんだ様子。さらに、「脚本を読んでいるとき、情景が浮かんだわ。オペラ座は仕事場だし、フェリシーと同じ年齢のころ、わたしも全く同じ経験をしたから」と明かし、オレリー自身のバレエ団での経験とも重なったようだ。アニメ化の際には、オレリーは全キャラクターの全シーンを踊って見せ、それをカメラで撮影しながら振付やアングルを少しずつ完成させていったという。例えば、フェリシーが施設のキッチンでお皿を飛ばす動きや、オデットがピルエットをしながら舞台を箒で掃除する動きにいたるまで、すべての動作を体現して見せたという。アニメーションならではの表現と、オレリーの細部にまで行き届いたこだわりが詰まった、美しくリアルなダンスや動作の数々にぜひ注目してみて。『フェリシーと夢のトウシューズ』は8月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェリシーと夢のトウシューズ 2017年8月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 MITICO - GAUMONT - M6 FILMS - PCF BALLERINA LE FILM INC.
2017年08月10日ひと昔前は、女の子の憧れの習い事だったバレエ。それが今ではグッと身近な習い事となりました。バレエが好きで、娘に習わせているママも多いのでは?そんなバレエ人気を受けてか、今年の夏休みはバレエ映画が目白押し! バレエ公演をみに行くのはとてもお金がかかるけれど、バレエ映画ならお手頃に楽しめる上に、モチベーションアップやバレエへの理解を深めることにもつながりそうです。今年の夏休みは、親子でバレエ映画に出かけませんか? バレエ大好き少年少女なら見ておきたい、バレエ映画3本をピックアップしてみました。■小さな子どもでも楽しめる、フランス発のアニメ『フェリシーと夢のトウシューズ』バレエを始めたばかりの小さな頃は、まだピンクのバレエシューズやキラキラの衣装がお目当てだったりします。しかし、華やかな世界とは裏腹に、バレエは単調で地味。まだまだ集中力もガマンも足りない時期は、先生に厳しくされただけでイヤになってしまうことも。そんな時、施設育ちの不遇の環境から、持ち前の情熱で様々な困難を乗り越え、パリ・オペラ座のバレリーナを目指すフェリシーの姿をみたらモチベーションが上がるかも。バレエの本場、パリが舞台だけあって、バレエシーンの振付は、パリ・オペラ座の芸術監督のオレリー・デュポンとエトワールのジェレミー・べランガールが担当するという徹底ぶり。日本語吹き替え版も、自身もバレエ経験者の女優・土屋太鳳、日本バレエ界を牽引する熊川哲也が声優で参加しています。▼『フェリシーと夢のトウシューズ』 2017年8月12日から新宿ピカデリー他 にて全国公開■海外留学を夢見るバレリーナには『パリ・オペラ座バレエ 夢を継ぐ者たち』そして、こちらはまさに本物のパリ・オペラ座の舞台裏を描いたドキュメンタリー。これだけ日本でバレエ人口が増えた背景には、海外で活躍する日本人ダンサーたちの存在があります。みんなが憧れてやまないパリ・オペラ座ってどんなところ? その舞台裏をのぞかせてくれるこのドキュメンタリーは、海外のバレエ団に憧れる子どもたちの胸をときめかせてくれるでしょう。日本人ハーフのバレリーナ、オニール八菜さんの美しさにもウットリ!▼『パリ・オペラ座バレエ 夢を継ぐ者たち』 Bunkamuraル・シネマ他 公開中■小学生高学年以上&アーティストタイプには『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』もう少し大きくなってバレエに本格的にハマってくると、甘い世界ではないことに気づき、思うように踊れない、コンクールの結果が出ないなど、悩みも大きくなっていきます。「才能がないのでは?」「何のために踊っているの?」とバレエの苦しみもわかり始めたそんなバレリーナの卵たちには、もがき苦しみながらダンサーとしての自分と向き合う元英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのセルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリーがオススメ。19歳の時、史上最年少でロイヤル・バレエ団のプリンシパルまで上りつめた天才バレリーナは、キャリアの頂点であっさりとその座を捨てます。一体彼に何があったのか? 彼の壮絶な心の葛藤もさることながら、その美しすぎる踊りと肢体に、子どもよりもママが夢中になりそう!?▼『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』 2017年7月15日よりBunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館他 全国順次公開 ■おまけ:バレエ男子だって負けてはいない──ミュージカル『ビリー・エリオット』の日本版がついに完成!「バレエは女の子のもの」は過去の価値観。今や日本のバレエ男子の活躍にはめざましいものがあります。ついこの間行われたユース・アメリカ・グランプリでも、日本人男子が2人も一位になるという快挙を成し遂げました。バレエ男子の映画といえば、貧困に喘ぐイギリスの炭坑町に住む少年ビリーがバレエに目覚め、ロイヤル・バレエ団を目指す『リトル・ダンサー』が有名ですが、そのミュージカルの日本版がついにこの夏誕生。バレエにタップ、さらに歌までをイキイキとこなす子どもたちのエネルギーは圧巻。バレエ男子のカッコよさに釘付けになります!▼ミュージカル『ビリー・エリオット』 ■親子でバレエ映画を楽しむときの注意事項 堅苦しくない映画といえども、マナーはあります。子ども連れで映画館に行く時は、特に次の点に気をつけましょう。▼字幕:『フェリシーと夢のトウシューズ』のような子供向けのアニメは、吹き替え上映がありますが、ドキュメンタリー映画などは日本語字幕での上映になります。まだ漢字がたくさん読めないお子さんには少し厳しいかも。ダンスシーンも多いし、それでもみに行きたいという場合は、事前にお子さんに内容を少し話しておくといいでしょう。途中でお子さんはいろいろママに聞きたくなるのもわかりますが、終わってから聞くよう事前に伝えておきましょう。また、下のお子さんを連れて行く場合はなるべく端の席に座って、グズったら席を立つようにしましょう。▼服装:特にドレスコードはありませんが、芸術の映画を観に行く上に、東急文化村など大人な雰囲気の映画館での上映が多いので、普段より少しオシャレをしていくと、テンションも上がります。映画のあとは、ヨーロッパの雰囲気をそのままに、クロックムッシュやガレットや食べながら、お子さんとバレエ談義に花を咲かせるのもいいですね。なんでもそうですが、おけいこはいいものをたくさんみなければ始まりません。時間がたくさんある夏休みは、お子さんが成長できるチャンス! バレエ映画が花盛りな今年の夏休みこそ、親子ででかけてバレエへの理解をもっと深めてみては?ライター:まちとこ出版社 狩野綾子
2017年08月07日レイ ビームス(Ray BEAMS)は、トーガ プルラ(TOGA PULLA)とのコラボレーション新作シューズを2017年8月中旬に販売する。トーガ プルラのデコラティブなシューズは、毎シーズンのコレクションにおいてもひときわ目立つアイテム。レイ ビームスは今回、バックル付きのオペラシューズに着目した。レオパード柄のハラコと、ベロアの2素材展開にて販売する。秋の装いにぴったりな、トーガ プルラらしく存在感のあるシューズに仕上がっている。【詳細】レイ ビームス、トーガ プルラとのコラボレーション新作シューズ発売発売日:2017年8月中旬販売店舗:ビームス ウィメン 渋谷、ビームス 阿倍野・神戸・心斎橋、ビームス ストリート 梅田、ビームス ジャパン、オンラインショップアイテム詳細:オペラシューズハラコ(レオパード)63,000円+税オペラシューズベロア(ブラック)55,000円+税サイズ:36(22.5cm)、37(23.5cm)、38(24.5cm)、39(25.5cm)【問い合わせ先】ビームス ウィメン 渋谷TEL:03-3780-5501
2017年08月07日ニューバランス(New Balance)から、新作ランニングシューズ「U220」が発売。ベースとなったのは、1980年代にエントリー向けランニングシューズとして開発された「220」。アッパーの素材に、ニューバランスが得意とするスエードにナイロンを組み合わせ、レトロなムードを演出した一足だ。カラーリングはグレーをメインに、ブルー、レーサーレッド、イエローと味わいのある色合いを採用、そこに際立って映えるホワイトの「N」を使い、清潔かつ軽快な印象に。価格は6,900円+税で、サイズはユニセッックスでの展開となっている。【商品情報】ニューバランス「U220」価格:6,900円+税カラー:グレー、ブルー、レーサーレッド/ホワイト、イエローサイズ:22.0~29.0、30.0cm【問い合わせ先】ニューバランス ジャパンお客様相談室TEL:0120-85-0997
2017年08月07日■こだわり抜く!オーダーメードのシューズボックス一昨年、自宅の下駄箱をリフォーム工事で新しくした。奥行、高さ、内部の棚の枚数や間隔、扉の色やつまみに至るまで。すべて自分で考え、希望を伝えて作ってもらったオーダーメイドのシューズボックスは、ぴったりと靴が収まり、毎朝の靴選びが楽しくなった。こだわりのポイントをご紹介したい。■ヒールの高さ別に収納するとすっきりスカートやパンツ、シャツやニットは徹底して色別に並べている私だが、靴だけはヒールの高さ別に収納している。それが一番綺麗に見えると思う。ヒール側を手前にして並べるのはヒールのキズや痛みに早く気づけるようにするため。そして私は靴を買うとき、箱はもらわない。代わりに薄紙に包んでもらって持って帰る。箱に入れたが最後、絶対履かなくなるとわかったので。シューズボックスの扉を開けた瞬間、手持ちの靴が見渡せるのが一番死蔵品を作らないコツ。さらにうっかり同じような靴を買ってしまうこともなくなる。靴の収納も洋服やアクセサリー同様、「取り出すのにワンアクション&元に戻すのにワンアクション」を貫いている。写真を貼って箱に入れるとか、スペースが2倍になる便利グッズとか、複雑なテクニックは使わず、シンプルに「棚に並べる」のが、靴の収納においては一番使いやすいという結論に今のところ達している。時々、靴を全部出して棚を拭き、アルコール消毒。脱臭剤や湿気取りグッズも交換。いつでもいい空気が流れるシューズボックスになるように気を配っている。■機能性だけでなく、飾りスペースもそんな収納量重視のシューズボックスではあるものの、飾り棚スペースも一部、設けた。ガラスのモザイクタイルを壁に貼り、ルームフレグランスのディフューザーを。Chloeの紙袋には、使い捨てマスクを収納している。オーダーメイドの家具は、カウンター材(人工大理石)、扉材(白の鏡面塗装風)から、つまみに至るまで自分の好きなものにできるのが楽しい。つまみは自分で東急ハンズで探し、大工さんにつけてもらったお気に入り。光が反射してキラキラするので、気分が上がることこの上なし!バスタオルについていた飾りタッセルをつけてみたり、ちょっとずつアレンジして楽しんでいる。■サンダル選びの絶対条件は、「かかとが隠れるものであること」サンダルも通勤コーデに取り入れているが、ひとつだけ決めていることがある。抜け感があるデザインだとしても、必ず「かかとは覆われている」という条件。女性の脚でひざとくるぶしとかかとは最も年齢が出やすい箇所。それを徹底して隠すことは、夏のスタイルで人に不快感を与えないコツだと思っている。■美しい靴はあなたを素敵なところに連れて行ってくれる美しい靴をきちんと管理、手入れして使いやすく収納すること。それは積極的にいろいろな場所へ、いろいろな人に会いに出かけたい!という気持ちを盛り上げてくれる。以前、「美しい靴はあなたを素敵なところに連れて行ってくれる」ということわざがヨーロッパにあると聞いたが、本当にその通りなのかもしれない。
2017年07月30日アディダス オリジナルス(adidas Originals)とファレル・ウィリアムス(PHARRELL WILLIAMS)のコラボレーションシューズ「Tennis Hu」から、2017年秋冬シーズンの新色が登場。2017年7月28日(金)に発売される。「Tennis Hu」は、カジュアルなテニスモデルに、現代的で軽量なランニングモデルの要素を融合した、両者によるコラボレーションにおける初のシグネチャーモデル。ホワイトのアッパーには柔軟性の高いプライムニットを採用することで、夏でも快適に着用出来る通気性の良さを実現。また、シューレース部分はシューズ本体に組み込まれており、スウェード素材のシュータンにはロゴが刻印されている。今回はこの「Tennis Hu」を、新たなカラーでアップデート。純白のアッパーに、鮮やかなイエローあるいはグリーンのソールを組み合わせたシンプルな前シーズンモデルとは対照的に、世界の文化的多様性に敬意を表する同コレクションらしく、様々なカラーを組み合わせている。イエローを基調にアッパー全体をカラフルに仕上げたモデルや、アッパーのベージュとアウトソールの鮮やかなピンク、かかと部分のグリーンを大胆に組み合わせたものなど、ベースとなるシルエットはそのままに、新たに全4色で展開される。【商品情報】「Tennis Hu」2017年秋冬新色発売日:2017年7月28日(金)価格:16,000円+税カラー:全4色取扱店舗:アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、アディダス オリジナルスショップ(六本木ヒルズ・ダイバーシティ東京 プラザ・GINZA SIX・心斎橋・福岡)、アディダス ブランドコアストア(渋谷・新宿・名古屋)、アディダス オンラインショップ、BILLY’S ENT、BILLIONAIRE BOYS CLUB、【問い合わせ先】アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033(土日祝除く、9:30〜18:00)
2017年07月21日英国ロイヤル・バレエ団のスターとして活躍したタマラ・ロホが2012年より芸術監督を務め、大躍進を続けているイングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)、その日本公演が間もなく開幕する。7月6日に開催された開幕記者会見には、ロホ芸術監督と、彼女のもとに集った選りすぐりのダンサー5人が登壇、16年ぶりとなる日本公演への意気込みを語った。【チケット情報はこちら】「私が芸術監督になってから、ENBはいろいろな変革を遂げてきました。新しいダンサーも迎え入れています。ぜひ、私たちの今の姿を見ていただきたい」と自信たっぷりの笑顔を見せるロホ。今回彼らが上演するのは、ENBの伝統的レパートリーの『コッペリア』と、ロホのもとで進められた画期的プロジェクトのひとつ、『海賊』だ。後者は2013年にカンパニー初演、英国のバレエ団による初の『海賊』全幕上演と注目された。現役ダンサーでもあるロホは両作品に主演。芸術監督との両立について彼女は、「私が踊ることで、カンパニーに注目していただき、ほかの素晴らしいダンサーたちを知っていただくいい機会になれば」と話す。また「自分の身体で示し、技術を、思いを継承することはとても重要なこと」とも。世界中からロホのもとに集まったダンサーたち。その個性は実に多彩だ。「ラテンならではの情熱的なダンサー」と彼女に紹介されたのは、セザール・コラレス。「『海賊』は花火みたいな作品。僕も出演しない日はチケットを買って客席で観たいくらいなんだ」とジョークをとばす。「今のENBは、タマラ自身。彼女がキャリアを通してやりたかったことを、このカンパニーで実現している」と話すのは、英国人プリンシパルのローレッタ・サマースケールズ。リード・プリンシパルの高橋絵里奈は、「ENBは私にとって家族。皆とともに母国日本で踊ることをずっと夢見ていた。嬉しい、いえそれ以上のことです」と感無量の様子だ。つい先日、ENBへの正式入団が発表されたユルギータ・ドロニナは『コッペリア』に主演。「コメディ・タッチのバレエを楽しんでいます。軽やかなバレエで、お子さんにも楽しんでいただけると思うわ」。イサック・エルナンデスはメキシコ出身。「ENBは前進あるのみ。タマラを中心に、つねにアイデンティティを表現し、皆で力を合わせ、新しいバレエの形を見出すことができるところ」と、カンパニーの特別感を強調した。「私の出身国、スペインはバレエの伝統が浅いけれど、逆に自由にいろんな伝統を取り込む機会に恵まれた。いいところをあわせて皆に伝えていきたい」と、未来を見据えるロホ。勢いに満ちた彼らの、エネルギッシュな舞台を楽しみたい。公演は7月8日(土)より、東京文化会館にて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2017年07月07日バレエシューズブランド「プリティ・バレリーナ(Pretty Ballerinas)」は、2017年秋冬コレクションを2017年8月10日(木)より発売する。スペインの地中海に浮かぶメノルカ島で生まれた「プリティ・バレリーナ」は、スペインの土地の民族や建築、芸術、歴史などからのインスピレーション受け、毎シーズン新しいデザインを提案している。2017年秋冬のキーカラーは、レッドとパープル。インパクトの強い2色を部分的に使用してアクセントカラーにしたり、全面に施して刺激的なデザインを作り出したりして、シーズンテーマを楽しんだ。また、秋冬らしい素材使いもキーポイント。温かみのあるベルベット、ファー素材などをボディやデコレーションに使用している。ポインテッドトゥパンプスは、光沢あるパテントレザーを組み合わせて、異素材をコンビネーション。デザインはバリエーション豊かに揃えて。小さな星を散りばめたスター柄やレオパード模様、フラワープリントなど。またアッパー部分に、フリンジやファー、リボンをあしらったものもある。さらに、今季はバレエシューズだけでなく、プラットフォームシューズも展開。気分や装いに合わせて、様々な靴を取り入れて足元コーディネートを楽しんでみては。【アイテム詳細】プリティ・バレリーナ 2017年秋冬コレクション発売日:2016年8月10日(木)価格帯:20,000〜50,000円取り扱い店舗:プリティ・バレリーナ青山、銀座、百貨店・セレクトショップ【問い合わせ先】F.E.N.TEL:03-3498-1642
2017年07月06日クリスチャン ルブタン(Chistian Louboutin)の「ヌードコレクション」に、新作シューズ「クリステリヴァ(CHRISTERIVA)」が仲間入り。「ヌードコレクション」は、2013年に誕生したクリスチャン ルブタン人気のシリーズ。”あらゆる肌色の女性に似合う靴を提案したい”そんなシンプルなコンセプトから生まれたのは、当時画期的だったヌードカラーのシューズだった。時は進み、2016年にはカラーのバリエーションがさらに豊富に。従来の5色から7色へと発展し、より世界中の女性たちに沿うシューズが提案された。そして、2017年新たにこの「ヌードコレクション」に加わるのは、ブランドと縁の深い”バレエ”に着想を得た「クリステリヴァ(CHRISTERIVA)」。ナッパレザーのボディと同じヌードカラーのグログランテープを飾り、アクセントを添えた。足元を包み込むレースアップリボンは、フェミニンでモダンな印象へと繋げる。日本の店頭では、この中から5つのカラーが展開。自分にぴったりな一色をぜひ店頭で手に取ってみて。【アイテム詳細】クリスチャン ルブタン「クリステリヴァ(CHRISTERIVA)」カラー:全5色価格:104,000円+税取扱店舗:クリスチャン ルブタンの一部の直営店※店頭展開中。【問い合わせ先】クリスチャン ルブタン ジャパンTEL:03-6804-2855
2017年07月02日ナイキ スポーツウェア(NIKE SPORTSWEAR)の新作シューズ「NIKE DUNK LOW JP」シリーズが、2017年7月8日(土)から順次発売される。緑×白×グレーにゴールドのロゴ「NIKE DUNK LOW JP」シリーズには、カラーリングの異なる3モデルが登場。7月8日(土)より発売される緑×白×グレーのモデルは、2004年に発売された「NIKE AIR FORCE 1 温故知新」のカラーを落とし込んでいる。ヒール部分にはオストリッチ素材が施され、個性的なモデルに仕上がっている。素材もカラーもアシンメトリーなモデル7月15日(土)より発売されるNIKE DUNK LOW JPは、「NIKE DUNK」と「NIKE AIR FORCE 1」のオリジナルカラーを組み合わせた配色だ。左右でカラーを反転させたアシンメトリーなデザインが特徴。カラーだけではなく、スウェードやパテントレザーなど、パーツごとに異なる素材を組み合わせた点にもミスマッチ感が表現されている。1985年発売「DUNK」のカラーをマッシュアップ7月22日(土)発売の「NIKE "WHAT THE" DUNK LOW JP」は、1985年に発売された「DUNK」のオリジナルカラーをマッシュアップしたデザイン。こちらも左右でカラー配分が異なる。3色のカラーブロッキングを施したことにより、ナイキのロゴも2色で塗り分けられているのがポイントだ。アイテム詳細「NIKE DUNK LOW JP」シリーズ・NIKE DUNK LOW JP 14,040円(税込)発売日:2017年7月8日(土)取扱店舗:ミタスニーカーズ及び一部のNIKE直営店・NIKE DUNK LOW JP 14,040円(税込)発売日:7月15日(土)取扱店舗:アトモス及び一部のNIKE直営店・NIKE "WHAT THE" DUNK LOW JP 14,040円(税込)発売日:7月22日(土)取扱店舗:一部の NIKE 販売店及び一部のNIKE直営店【問い合わせ先】NIKE カスタマーサービスTEL:0120-6453-77
2017年06月18日先日、土屋太鳳や黒木瞳らが日本語吹き替えを担当することが発表された、バレリーナになることを夢見る少女の物語を描く『フェリシーと夢のトウシューズ』。この度、バレエ学校のカリスマ指導者の日本語吹き替えを、世界的バレエダンサー・熊川哲也が務めることが決定した。19世紀末のフランス、ブルターニュ地方の施設で暮らすフェリシーは、バレリーナになることを夢見る踊ることが大好きな少女。ある日、偉大な発明家を志している親友のヴィクターに誘われ、エッフェル塔が建設中の憧れの街パリを目指して施設を抜け出すことに…。やっとの想いで辿り着いたパリで、フェリシーはヴィクターとはぐれてしまうが、偶然にも夢にまでみたオペラ座を見つける。そこには、美しく踊るエトワールの姿があった…。元バレリーナで、いまはオペラ座の掃除婦のオデットとの出逢い、お金持ちの一人娘カミーユや数々のライバルたちの熾烈な競争。まだ、バレエを習ったことさえないフェリシーは、情熱と勇気だけを胸に、夢の舞台に立つことができるのか…!?『最強のふたり』の製作陣が初のアニメ映画に挑み、『カンフー・パンダ』『マダガスカル』などの名作アニメーションを世に出してきたアニメーター、パリ・オペラ座の芸術監督が集結し製作した、花の都パリを舞台にバレリーナになることを夢見る少女の物語を描く『フェリシーと夢のトウシューズ』。字幕版では、主人公のフェリシーの声をエル・ファニングが務めるほか、デイン・デハーン、カーリー・レイ・ジェプセンらが参加することでも話題。さらに日本語吹き替え版では、主人公の少女フェリシー役を土屋さん、フェリシーにバレエを教えることとなる元バレリーナのオデット役を黒木さん、オデットの雇主でフェリシーの夢に立ちはだかる、ライバル・カミーユの母親ル・オー夫人役を夏木マリが担当。そして今回、新たにフェリシーの情熱と可能性を見い出し、厳しくも見守り続けるパリ・オペラ座バレエ学校のカリスマ指導者メラントゥ役として、熊川さんが出演することが決定。東洋人として初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団し、史上最年少でソリストに昇格、プリンシパルに任命。これまで数々のバレエ団に客演で話題を呼び、英国ロイヤル・バレエ団を退団後は、「Kバレエカンパニー」を創立。バレエダンサーとしてのみならず芸術監督としても日本のバレエ界を牽引し続ける熊川さん。今回のオファーに関して熊川さんは、「声優は経験したことがなかったので興味はありましたけれど、僕の全てであるバレエという題材と、僕自身も沢山の生徒を教えていますので、フェリシーのバレエへのひたむきな情熱や、夢や希望へ向かっていく姿が心に染みました」と話し、「いちばん驚いたのがダンサーの動き。作品のクオリティの高さは感じましたが、デフォルメをしつつ、非常にしっかりしていながらも可愛らしい動きに驚きました」とプロから見ても納得のクオリティー。演じる役柄については、「根底に愛がなくてはいけないと思う。バレエに対する愛はもちろん、人間愛が必要だと思います。子どもたちは敏感なので嘘をつけないし、バレエの厳しさや現実を教えるのは自分自身も苦悩している場面があり、同じような経験をしています。この映画は、そんな中でも奮闘するフェリシーがとても可愛らしく、ほっこりして癒されました。子どもだけではなく教育に携わる人、芸術家、子どもをもつ親、すべての大人たちが共感できるシーンがあると思います」と熱い思いを語っている。『フェリシーと夢のトウシューズ』は8月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月16日レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)2017年プレフォールコレクションから、新作バレリーナシューズが登場。”伝説のホテル”との愛称を持つ、アメリカ・ニューヨークの「ホテル・チェルシー(Hotel Chelsea)」をテーマにした今季。ジャニス・ジョプリン、ボブ・ディラン、パティ・スミス…名声が受け継がれるアーティストたちの雰囲気を取り入れ、少しハードで華やかな装いが揃った。そんなシーズンルックの足元を飾るのは、バレリーナシューズ。ブラックのシンプルなデザインに、フラワーパネルのストラップが映える。一つひとつの花モチーフには、シルバースタッズをあしらって、洋服からのロックな要素を継承。パテントレザージャケットにドット柄のタイツを合わせたクールなルックにも、シフォンドレスを中心にしたスイートな着こなしにも相性抜群だ。【アイテム詳細】レッド ヴァレンティノ バレリーナシューズ※現在店頭にて発売中価格:47,000円+税取扱店舗:全国のレッド ヴァレンティノ直営店【問い合わせ先】ヴァレンティノ インフォメーションデスクTEL:03-6384-3512
2017年06月12日東洋人が欧米のバレエ界で“差別的扱い”を受けることは多かっただろう。悔しい思いをしたこともあったに違いない。だが、彼女はバレエへの情熱とたゆまぬ努力で、頂点まで駆け上がってきた。その悔しさや涙を、語るはずもないだろう。彼女は主役(プリマ)なのだから。彼女は今日も英国ロイヤル・バレエ団の舞台に立ち、華麗なる跳躍で私たちを魅了する--。 15歳で日本人初のパリ・オペラ座バレエ学校留学、スイス、オランダを渡り歩き、現在、英国ロイヤル・バレエ団でファースト・ソリストを務める世界的バレエダンサー・小林ひかるさん(40)。留学当時のパリ・オペラ座バレエ学校では、生徒全員が寮生活。周りに日本人は一人もいなかった。 「踊りのレベルが高いので、みんなについていくのに必死で、ホームシックにかかっている時間なんてなかった(笑)」(小林さん) 最初は言葉もわからず、普通の授業についていくだけで大変だった。そのうえ、3年間のバレエ学校卒業後、パリ・オペラ座バレエ団に入団できるのは、1学年でわずか2人という狭き門。ライバルのバレエブーツの爪先に縫い針を仕込んで、ケガをさせた話まで聞こえてくるほど、同級生同士の足の引っ張り合いは熾烈だった。 「いじめられたか?と、よく聞かれるのですが、私は一度もないんです。そもそもバレエ団に入る枠には、非欧州人である私は、最初から入っていなかったんですね。最初から、ライバル視さえされていませんでした」(小林さん) なんと、学年終わりの進級テストは、フランス人でなければ受けられず、外国人留学生は校長が審査するという、いわば蚊帳の外扱いなのだ。バレエ学校卒業後は、1年ほど、若者だけのバレエ団に所属し、’95年、給料が出るスイスのチューリヒ・バレエ団に入団した。現在、英国ロイヤル・バレエ団一番人気のプリンシパル(最上位ダンサー)で夫のフェデリコ・ボネッリ(39)さんとは、チューリヒで出会った。 プロになった小林さんは、クラシックからモダンまで、幅広い演目に挑戦し、さらなる技術の向上と豊かな表現力を目指して、ボネッリさんとともにバレエ団を渡り歩いた。チューリヒに3年在籍し、オランダ国立バレエ団へ移り、さらに世界5大バレエ団の一つ、英国ロイヤル・バレエ団に挑戦することを決意する。 とはいえ、移籍はすんなりとはいかなかった。ボネッリさんは、プリンシパルとしてすぐに採用されたが、女性の採用枠がなかったのだ。彼女は諦めなかった。バレエ団の採用は年1回のため、今年空きがないなら来年も挑戦しようと考えていた。ところが運よくシーズンの終わりに空きが出たため、夫と一緒に移ることができた。 しかし、オランダでは、主役級の役を踊るようになっていたにもかかわらず、空きが出たのはランクが2段階も下のファースト・アーティスト。うれしかった半面、さすがに即答はできなかった。そのとき小林さん27歳。ロイヤルに入団すれば、それまで積み上げてきたキャリアを、最初からやり直すことになる。ソリストに昇格するためには、30作以上あるロイヤルの全レパートリーをすべて覚えることから始めなければならなかった。 「バレエマスターや友人に相談すると、みんな口をそろえて『このチャンスを逃してはダメ。最初はつらくても絶対、乗り切れる』と励ましてくださって。3日後には、喜んで契約すると返事をしました」(小林さん) ソリストになるまで3年かかり、’09年、ついにファースト・ソリストに昇進した。ファースト・ソリストに昇進したばかりの’09年12月、小林さんは、多くのプリンシパルを押しのけて、『眠れる森の美女』の主役オーロラ姫に抜擢された。長年、憧れてきた大役を得たと同時に、恐ろしいほどのプレッシャーがのしかかった。イギリス人は、日本人同様、含んだもの言いをして、直接、何も言ってこないが、誹謗中傷は間接的に聞こえてくる。 「悔しい思いをしたことは何度もあります」(小林さん) 出番が来たのに、舞台にたどり着けない。踊っているのに、振付がわからず、手も足も出ない。そんな悪夢を毎晩のように見た。さらに、彼女は男女カップルで踊り、愛を語り合う“パドゥドゥ”で悩んだ。 「ラブストーリーを演じる際、相手を心から愛せるかが非常に重要です。相手を本気で愛せないと、ほとばしるような演技ができませんから」(小林さん) 悩む彼女を力づけたのは、ボネッリさんの「僕はイマジネーションを使うんだ。踊る相手を、自分の愛する人に頭のなかで置き換えて、踊り続けるんだよ」という言葉だった。オーロラ姫を踊る小林さんの脳裏には、ボネッリさんの面影があったのだろうか。また、夫婦で、主役として共演することも2人の共通の夢だった。その夢は、ロイヤルの『眠れる森の美女』で、これまで3回、かなえている。
2017年06月04日ロンドンの中心部、コヴェント・ガーデンにある英国ロイヤル・オペラ・ハウスでバレエ『マイヤリング』のオーケストラ演奏が格調高く始まった。英国のロイヤル・バレエ団のシンボルカラー、クリムゾンレッドの緞帳が上がると、豪奢なウィーン・シェーンブルン宮殿のボールルームのセットが現れる。 舞踏会に出席する王侯貴族役のダンサーが2人1組で列をなし、舞台奥から蛇行しながら、華やかなパレードを見せる。その中盤で、黄金のマントを軽やかに羽織った女性ダンサーが、舞台を横切った。ファースト・ソリストの小林ひかるさん(40)だ。西欧人がほとんどのダンサーのなかで、オリエンタルな彼女の姿は、舞台から飛び出してくるかのように際立った。 彼女が演じたのは、主役3人のうちの1人、ラリッシュ伯爵夫人。オーストリア皇太子・ルドルフの元愛人の役だ。激しいパドゥドゥ(男性ダンサーと女性ダンサーが一緒に踊るデュエット)を踊るシーンで、小林さんはベッドに倒れこむルドルフの手を握り、右足で爪先立ち、左足を後ろに真っすぐ180度開いて上げ――一瞬、止まった。 その美しさに、記者は息をのむ。複雑な女心の襞をなんと巧みに表現するのだろう。「ブラバ!(女性に贈るブラボー!)」。アンコールで、緞帳のセンターから躍り出た小林さんを、感嘆を含んだ喝采が包み込む。万雷の拍手に、ロイヤル・オペラ・ハウスが揺れた。 終演後のステージドア(楽屋口)にも、大勢のファンが詰めかけていた。花束を手に、ステージドアを出てきた小林さんは、にっこりほほ笑み、ファン一人一人の目を見つめ、言葉を交わし、全員にサインをする。 「ありがたいですよね。雨の日でも雪の日でも、出待ちしてくださるんです。励まされますし、元気をもらえます」(小林さん) 実は、彼女は前日に、右足を捻挫し、その日はテーピングをして踊っていたという。舞台上の彼女は優雅で軽やかだっただけに、驚く。痛みをこらえていたようにはとても見えなかったのだ。 「私たちにとって、本番がすべてですから」(小林さん) ステージドアに面した裏通りで、スラリとしたイケメン男性が待っていた。ロイヤル・バレエ団一番人気のプリンシパル(最上位ダンサー)、フェデリコ・ボネッリさん(39)だ。小林さんの夫である。彼女がファンから解放されると、そっと近づき、2人は肩を並べて帰っていった。長身、スレンダーな美男美女。鍛えた体は、後ろ姿こそ美しい。その場に佇んでいたファンたちの間から、憧憬のため息が漏れてきた。 「昨年、日本全国で約35万8,000人がバレエを習っているという統計を昭和音大で出しました。彼女はその頂点に立っているんです」 そう語るのは、昭和音楽大学教授の小山久美さん。 「技能的に優れているだけでは、英国ロイヤルで主役を張り続けることはできません。顔が小さく、つぶらな瞳の小林さんでさえ、アジア人的な容姿はハンディキャップになる。そこを乗り越え、逆にアジア的な容姿が武器になるまでもっていけたのは、彼女が誠実にバレエと向き合い、技術を高め、精神的にも相当な強さがあるから。人間的に成熟していないと、到達できないことです」(小山さん) 英国ロイヤル・バレエ団に入団して14年。小林さんはプリンシパルに次ぐファースト・ソリストとして、ときにプリンシパルをも飛び越えて主役に抜擢され、極上のバレエを披露してきた。彼女は、これからも「諦めない」「挑戦し続ける」をモットーに、バレエの王道を歩み続ける。
2017年06月04日240年余の歴史を誇るモスクワのボリショイ・バレエが、6月2日から、広島を皮切りに東京、大津、仙台、大阪の全国5都市で、2年半ぶりの日本公演を行う。公演に先立ち、ロシア大使館で記者会見が開かれた。ボリショイ・バレエ チケット情報今年は同バレエ団の初来日から60年。また、ロシア政府が自国の文化芸術を紹介する “RUSSIAN SEASONS”の最初の開催国が日本に決まり、この公演がオープニングを飾ることになって、二重の意味で注目が集まる。プログラムは、ユーリー・グリゴローヴィチ振付の『白鳥の湖』と『ジゼル』、アレクセイ・ラトマンスキー振付、日本初演となる『パリの炎』の3作で、出演者には、世界的な舞姫スヴェトラーナ・ザハーロワをはじめ、エカテリーナ・クリサノワ、来日直前にブノワ賞受賞が決まったデニス・ロヂキンらスターダンサーに加え、将来を担う有望な若手も名を連ねる。会見に出席したマハール・ワジーエフ監督は、「ボリショイ・バレエの監督として来日するのは初めてですが、日本に来る時はいつも特別な思いがあります。今回のツアーは我々ボリショイ・バレエにとっても特別で、60年間来日し続けられたのは、日本の皆様に認めてもらえたからだと思います。これからさらに新しい歴史を紡いでいけるのではと期待しています」とにこやかに語った。「また日本に来られて嬉しいです。『パリの炎』を踊るのは初めてで、『ジゼル』も日本では初めてで責任を感じますが、同時にワクワクもしています。回を重ねるごとに気分が高揚して、素晴らしい舞台を作れるのではないでしょうか」と期待を込めるのは、プリンシパルのエフゲーニヤ・オブラスツォーワ。その2作で相手役を務めるリーディング・ソリストのイーゴリ・ツヴィルコは、「来日は2度目です。素晴らしい先輩たちの舞台に引けをとらないように、誇りを持って踊っていきたい」と力強く話す。入団1年目で抜擢されたアリョーナ・コワリョーワは、「初めて日本に来ることができ、喜びと共に責任と名誉も感じています。バレエを愛する日本のお客様の前で『ジゼル』のミルタを踊ることになり、とても緊張していますが、気持ちを込めて踊りたいです」と初々しく話した。世界最高峰のバレエを堪能できる贅沢な時間が始まる。東京公演は6月4日(日)に『ジゼル』にて開幕。6月7日(水)から12日(月)まで『白鳥の湖』。6月14日(水)・15日(木)は『パリの炎』を東京文化会館にて上演。チケット発売中。文:原田順子
2017年06月02日東京バレエ団はこの秋、〈20世紀の傑作バレエ〉と題した公演で初めてローラン・プティ(1924ー2011)の作品に取り組む。ビゼーの音楽に振付けられた傑作、『アルルの女』だ。このほど振付指導のルイジ・ボニーノらを迎えての公開リハーサルおよび記者懇親会が開催され、ボニーノはじめ、斎藤友佳理芸術監督、主演の上野水香、川島麻実子、柄本弾が公演への思いを語った。【チケット情報はこちら】懇親会冒頭から「『アルルの女』についてだね!この作品は実にディープで、受け取ることが難しいところがあるんです」と熱く語りはじめたボニーノ。婚約者がありながら、別の女性の幻影に心を奪われ、次第に正気を失っていく青年フレデリと、彼に献身的な愛を注ぐ婚約者ヴィヴェットの悲恋を描く作品だが、とくに終盤のフレデリのソロは、見る者の心をこれでもかと激しく揺さぶる。「世界じゅうで上演された、素晴らしい作品」と、愛情たっぷりだ。「35年間プティと一緒にいて、彼にすべてを学びました。最初は『コッペリア』の兵士役でしたが、始めた瞬間、恋に落ちました。ステップ、音楽性、感情、愛、ユーモア……。やりたいと思っていたまさにそのものだ、と。彼が亡くなって本当に寂しいし、こうして指導することは責任重大です」とボニーノ。稽古場では、コール・ド・バレエの指導を担うジリアン・ウィッテンガムとともに、実に緻密で、妥協のない指導を繰り広げた。初日と3日目に主演する上野は、昨年秋、モスクワでの〈クレムリン・ガラ〉でこの作品の抜粋を踊っている。パートナーは今回と同じく、イタリアの貴公子として名高いロベルト・ボッレ。この上演が今回の取り組みに繋がったと、斎藤芸術監督は話す。「求められるのは、99パーセントが“内面”。ダンサーたちには、この作品を通して変わっていってもらいたいのです」牧阿佐美バレヱ団在籍時よりいくつものプティ作品を踊ってきた上野だが、「以前客席から観たドミニク・カルフーニのヴィヴェットが本当に素敵だった。感情表現を、自分だけのものをつくっていきたい」と話す。2日目のヴィヴェット役、川島は「女性ダンサーの、感情的な意味での役割はとても大きいと感じた。どう掘り下げ、どう打ち破っていけるかが課題」という。彼女と組むのは柄本。数年前、ボニーノは彼に「『アルルの女』をやるといい」と声をかけたことがあるという。それがついに実現、「体力的にハードな作品と痛感。内側からストーリーを語れるようになりたい」と柄本も意欲的だ。〈20世紀の傑作バレエ〉公演は、9月8日、(金)から10日(土)まで、東京・東京文化会館にて。チケットは5月27日(土)午前10時より発売。取材・文:加藤智子
2017年05月25日おでかけが多くなるこれからの季節。「ヒールを脱ぎ捨てて楽チンぺたんこシューズでお出かけしたいけれど、スニーカーはカジュアルすぎて…」そう思っている方はいませんか?もしそんな風に思っていたら、女性らしいシルエットのバレエシューズ「farfalle(ファルファーレ)」がきっとそのお悩みを解決します。日本人女性の足を知り尽くした、職人さんのバレエシューズ日本の30年来の靴職人さんによって作られているバレエシューズ「farfalle」。その素材から縫製までしっかりと「Made in Japan」にこだわっています。日本人女性である私たちの足を知り尽くして作られているから、足全体にフィットして履き心地もとても軽く感じますよ。NASAが開発した技術を応用した「楽チン」高機能素材を足元に「マザータッチ」と呼ばれる中敷きは、固いアスファルトから受ける衝撃を和らげて、歩くごとにフワフワっとする履き心地。宇宙計画のためにNASAが開発した技術を応用した、衝撃吸収と荷重分散に優れた高機能素材は、お仕事やお出かけに忙しい私たちの1日の疲れをも和らげてくれますよ。スタッフもお気に入り!farfalleのある毎日楽チンでお洋服に合わせやすく、そしてコーディネートが女性らしくまとまることから、アンジェスタッフの中でも人気のシューズfarfalle。今日はアンジェスタッフたちの、そんなfarfalleのある毎日をご紹介しますね。【スタッフ苅谷(広報)の場合】シューズ: ラウンドトゥエナメルバレエシューズfarfalleブラック 普段のサイズ:22.5cm購入サイズ:36「幅は細身のバレエシューズ。でもエナメルが柔らかいので締め付け感がなく、履き心地がとっても快適なんです。」【スタッフ近郷(バイヤー)の場合】シューズ: ポインテッドトゥバレエシューズfarfalleホワイト 普段のサイズ:23.5cm購入サイズ:37「足入れをした時ちょっと窮屈に感じましたが、少し歩いていると馴染んできました。女性らしいコーディネートにも、カジュアルコーディネートにも、どんなコーディネートにも合わせやすくてお気に入りです。」【スタッフ池田(バイヤー)の場合】シューズ: ラウンドトゥエナメルバレエシューズfarfalleネイビー 普段のサイズ:23.5cm購入サイズ:37「とっても軽やかな履き心地が気に入っています。Made in Japanなのに、外国のブランドのような中敷きのデザインも好き。色違いで2足持っています。」どんな素晴らしいシューズでも、オンラインショッピングだときっとご不安なことも。そんなご不安を少しでも取り除けるように、商品ページには足の形や足囲などにも触れながらスタッフ試着コメントを掲載しています。ぜひ商品ページも覗いてみてくださいね。暖かくなってきたこの季節。「farfalle(ファルファーレ)」のバレエシューズで、足元に女性らしさを纏ってお出かけしてみませんか?
2017年05月07日古代インドの舞姫と戦士の悲恋を描く古典バレエの傑作、『ラ・バヤデール』を上演する東京バレエ団が、ゲストのダニエル・カマルゴ(オランダ国立バレエ団プリンシパル)を迎えてのリハーサルを公開。その後設けられた記者懇親会では、彼とともに、斎藤友佳理芸術監督、ヒロインを演じる上野水香、川島麻実子らが舞台への意気込みを語った。東京バレエ団 チケット情報東京バレエ団は4月上旬、ドイツのシュツットガルト州立劇場で『ラ・バヤデール』を上演し、大成功をおさめたばかり。同団の代表作のひとつとして上演のたびに評判を呼ぶ作品だが、斎藤芸術監督は「ゲネプロの幕があいた時、私はなんて無防備なことをしてしまったんだろうと、すごく後悔した」と明かす。カマルゴも在籍していた名門、シュツットガルト・バレエ団を擁し、熱心な愛好家が多い当地でクラシックの大作を上演する。それゆえのプレッシャーを乗り越えての大成功だ。「受け入れてもらえたことは、とても大きな喜び」と斎藤。貴重な体験を得て舞台にのぞむ団員たちに、初の客演となるカマルゴが加わり、よりいっそう美しく、パワフルな舞台が生み出されようとしている。ニキヤ役上野水香のパートナーとして招かれたカマルゴは、伸びやかかつダイナミックな踊りで日本でも観客の心を掴む若手スター。東京バレエ団が上演しているナタリア・マカロワ版『ラ・バヤデール』のソロル役は昨年、オランダで初めて踊り、マカロワ自身から直接指導を受けたという。「光栄なことでした。彼女はとても具体的に、スペシフィックな指導をされる方。それぞれの役の関係をとても明確に教えてくださいました」。初共演となる上野は「若くて才能があり、素晴らしいダンサー」とカマルゴを大絶賛。「私は2009年のバレエ団初演の時から、毎回違うパートナーと踊ってきました。今回もさらに違ったニキヤ、違った自分をお見せできるのではないかと思います」と話す。一方、2日目に主演する川島麻実子は、シュツットガルトでニキヤ役デビューを果たしたばかり。最終日にはガムザッティ役で出演する。「コール・ド・バレエ、ソリスト役とほぼすべての役を踊ってきました。それは私の財産。挑戦できるのはとてもありがたいことです。経験を活かしていきたい」と前向きだ。海外公演という大きな壁を乗り越えた彼らの、力に満ちた充実の舞台に期待したい。公演は6月30日(金)・7月1日(土)・2日(日)、東京文化会館にて。チケット発売中。取材・文:加藤智子
2017年04月25日一人の天才バレエ少女の、輝かしくも数奇な運命を描いた話題のフランス・グラフィックノベルの映画化『Polina, danser sa vie』(原題)が、『ポリーナ、私を踊る』の邦題で10月28日(土)より日本公開されることが決定した。ボリショイバレエ団のバレリーナを目指すロシア人の女の子ポリーナ(アナスタシア・シェフツォワ)は、厳格な恩師ボジンスキー(アレクセイ・グシ ュコフ)のもとで幼少の頃から鍛えられ、将来有望なバレリーナへと成長していく。かの有名なボリショイバレエ団への入団を目前にしたある日、コンテンポラリーダンスと出会い、全てを投げ打ってフランスのコンテンポラリーダンスカンパニー行きを決める。新天地で新たに挑戦する中、練習中に足に怪我を負い、彼女が描く夢が狂い始めていく…。ダンスを通して喜びや悲しみ、成功と挫折を味わい成長していく少女。彼女が見つけた自分らしい生き方とは――。本作は、BD書店賞、ACBD批評グランプリを受賞した、いまもなお人気の高い原作バスティアン・ヴィヴェスの「ポリーナ」を基に、よりリアリティと躍動感、そして伏線が張られたままのストーリーの空白部分に肉付けし、アーティスティックな作品へと昇華された意欲作。監督を務めるのは、ドキュメンタリーやショートフィルム、長編映画など幅広いジャンルの作品を手掛けているヴァレリー・ミュラーと、自身もバレエダンサーでありコンテンポラリーダンスのコレオグラファー(振付家)アンジュラン・プレルジョカージュが共同で担当。アンジュランはバレエ界の権威ある賞を数多く受賞し、パリ・オペラ座バレエ団をはじめ多くのバレエカンパニーへ作品を提供、1985年には自身のバレエカンパニーも設立している。そして今回、映画化にあたり主人公のポリーナを演じるのは、本作で映画デビューを飾ったアナスタシア・シェフツォワ。また、ポリーナが新しい道を模索する中で出会うコンテンポラリーダンスカンパニーの振付家を、フランスが誇る名女優ジュリエット・ビノシュ、さらにパリ・オペラ座エトワールのジェレミー・ベランガール、グザヴィエ・ドラン主演・脚本・監督作『マイ・マザー』や『胸騒ぎの恋人』にて、その美貌と存在感を放ったニールス・シュナイダーらが出演。本作でしか観ることのできない、華麗なダンスシークエンスを創り上げている。『ポリーナ、私を踊る』は10月28日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年04月23日世界の一流カンパニーとして人気を二分するパリ・オペラ座バレエ団、英国ロイヤル・バレエ団のスターたちが集い、それぞれの珠玉のレパートリー、さらには彼らがひとつの作品で共演する合同プログラムを上演するオペラ座&ロイヤル夢の共演〈バレエ・スプリーム〉が、この夏、実現する。3月上旬のパリ・オペラ座バレエ団日本公演期間中、出演者たちがプレス懇談会に出席し、公演への抱負を語った。オペラ座&ロイヤル 夢の競演 〈バレエ・スプリーム〉チケット情報公演に参加する精鋭ダンサーたちとともに現れたのは、パリ・オペラ座チームのスーパーバイザーを務めるオレリー・デュポン(パリ・オペラ座バレエ団芸術監督)。「これはとても野心的なプロジェクト。英国ロイヤル・バレエ団は素晴らしい、豊かなバレエ団で、日本のお客さんにふたつの異なった流派を見比べていただける素晴らしい機会になる」と、自身が選りすぐったダンサーたちを紹介した。パリ・オペラ座バレエ団の最高位、エトワールとして日本公演初日の主役を担ったマチアス・エイマンとミリアム・ウルド=ブラームをはじめ、昨年暮にエトワールに任命されたばかりのレオノール・ボラックとジェルマン・ルーヴェ、懇談会前夜にエトワールに任命され、会場を興奮の渦に巻き込んだユーゴ・マルシャン、デュポンが「素晴らしいショーマン」と太鼓判を押すプルミエ・ダンスールのフランソワ・アリュ。彼らが踊るのは、オペラ座自慢のレパートリーの数々だ。エイマンとウルド=ブラームがAプロで踊るのは、ヌレエフ版『白鳥の湖』第2幕のパ・ド・ドゥ。「新世代のエトワールたちと共演できることは、貴重な経験」(エイマン)、「皆さんに舞台をお見せできるのは幸せ」(ウルド=ブラーム)とふたりは話す。ボラックとルーヴェも、同『白鳥の湖』より第3幕のパ・ド・トロワをAプロで踊る。ともにエトワール任命の日に踊った作品だけに、その思いは特別のよう。「踊れることが楽しみ。ジェルマンは完璧なパートナーです」(ボラック)、「彼女は、私を物語世界へ導いてくれる頼もしいダンサー」(ルーヴェ)。アリュがBプロで踊る『レ・ブルジョワ』(コーウェンベルグ振付)は、テクニックと芝居心が求められるユニークな作品。「個性を発揮できると思います」と自信をのぞかせる。マルシャンが、Bプロの『グラン・パ・クラシック』(クゾフスキー振付)他で共演するのは、日本出身初のプルミエール・ダンスーズとして話題のオニール・八菜。「彼女とともにフランスのバレエを国際的に広めることができ、嬉しい」とコメント。「素晴らしいコラボレーションとなる」と、デュポンも新たな試みへの期待感に胸を躍らせているようだ。公演は7月26日(水)から30日(日)まで、東京・文京シビックホール 大ホールにて。チケットぴあではインターネット先行を3月30日(木)午前10時より受付。取材・文:加藤智子
2017年03月24日Photo by Pinterest海外セレブがこぞって履いている「ステラマッカートニー」のシューズを皮切りに、昨年から継続して厚底プラットフォームシューズに注目が集まっています。その見た目の可愛さだけでなく、履き心地の良さからやみつきになるファッショニスタも多いようです。今季も「グッチ」や「ミュウ ミュウ」など多数人気ブランドから登場!そんな人気の厚底プラットフォームシューズを取り入れた、最旬コーデをお届けします。ダントツ人気!マニッシュなレースアップタイプもはや定番となりつつある、レースアップタイプの厚底プラットフォームシューズ。マニッシュなレザー部分とポップなソール部分のミックス感が絶妙!カジュアルコーデのスタイルアップとして取り入れるのも良いですし、フェミニンなワンピースの外しで加えるのもオススメです。Photo by Pinterestボーダーシャツ×デニムのシンプルスタイルを、ネイビーのロングコートとスカーフで大人っぽく仕上げたこちら。足元には2色のソールが特徴的なプラットフォームシューズを合わせ、マニッシュながらも抜け感のある遊び心をのぞかせています。コーデの一番下に重みを置くことで、体のIラインシルエットがより強調されるのもポイント。Photo by Pinterestカラフルな柄が散りばめられたロングワンピースには、シルバーのプラットフォームシューズとチェーンバッグをアクセントに。レースアップシューズならではのカチッと感も加わり、スニーカーとはまた違った外し効果がありますよね。ワンピースのベースがダークカラーで丈も長めなので、大人っぽさはしっかり残っています。ロングスカートと相性抜群!フラットなサンダルタイプ夏に向けて使用頻度がグッと上がるサンダルも、厚底デザインのものを揃えたいところ。中でもフラットな厚底サンダルは、ロング丈のスカートやクロップド丈のワイドパンツと相性抜群で、大人女子としてはマストで持ちたいアイテムです!Photo by Pinterest今季トレンドのストライプ柄を取り入れたスカートに、同じくトレンドとして注目されている、ボタニカル柄を彷彿させるシャツをドッキング。柄on柄でやや派手に感じるかもしれませんが、下半身をモノトーンでまとめ、フラットな厚底プラットフォームサンダルでラフ感をプラスすることで、飾りすぎない大人ルックに仕上げています。Photo by Pinterest透け感のある花柄ワンピースに、ソールがストローになった厚底プラットフォームサンダルを合わせたこちらのスタイリング。旬のキーワードをうまく盛り込んで今時感たっぷりに。デニム地のチェーンバッグが良いアクセントになっています。細身のパンツにはこれ!レトロセクシーなヒールタイプ厚底プラットフォームサンダルといえば、ヒールタイプも見逃せません!前側のソールが分厚くヒールも太いのが特徴で、ヒールサンダルなのにかなりの安定感があり、履いていて疲れないのが嬉しいですよね。70年代の厚底ブームを彷彿させる、どこかレトロ調なデザインのものも多いんです。そんなヒールタイプの厚底プラットフォームシューズには、細身のパンツを合わせてみましょう!Photo by Pinterestシンプルなブラックシャツ×デニムスタイルに、上手くベビーピンクのアイテムを加えていったセンスの光るお洒落コーデ。海外セレブの間でも大人気のローブをなびかせて、大人の女性らしい余裕を演出しています。それをよりセクシーに引き立てるのが、プラットフォームシューズで飾ったヌーディな足元。程良い重みが、全体のバランスをコントロールしています。Photo by Pinterestこちらはシルキーなブラックのオールインワンに、デニムジャケットを合わせてややマニッシュに仕上げていますが、ホースビットがあしらわれたプラットフォームシューズで色っぽさをプラス。どこかレトロチックなデザインなのに、トレンド感もあるのが新鮮。また足元の安定感が、パンツのシルエットとも好相性です。何年かごとにリバイバルを遂げている厚底プラットフォームシューズは、懐かしさを感じる人も多いかもしれませんね。今年らしいデザインのものを今季らしいコーデに取り入れて、スタイルアップを叶えちゃいましょう!
2017年03月13日「つたい歩き」や「よちよち歩き」を始めた頃から、ファーストシューズは何にしよう…と考えるママも多いと思います。ファーストシューズって、いつ頃買ったらいいのでしょうか?ファーストシューズっていつ頃から履かせてるの?我が家は一人で何にもつかまらずに、少し歩けるようになってから購入しました。目安は10歩くらい歩けるようになってから…というママも多いようですが、公園などにお散歩へ行けるようになってから靴を買ってあげたらいいんじゃないかと思います。ただ、今まで裸足で生活してた赤ちゃんにとって初めての靴は慣れないもの。我が家のお兄ちゃんの時は「外=靴」を理解するまで、初めのうちは公園に行っても靴が気になって脱ごうとしたり、座って靴をイジイジしていました。ファーストシューズ選びのポイントは赤ちゃんの足は脂肪で覆われてて、柔らかく形が変わりやすいです。土踏まずもまだ出来てないため、靴を選ぶ時にはちゃんと試着させて、しっかりと赤ちゃんの足にあった靴を選びましょう。裸足で歩いているのと極めて近い状態の靴を選ぶと良いみたい。サイズ選びでは、靴下を履いた状態で靴を履いたとき、つま先には5mm程度のゆとりが必要です。その他…選ぶ時のポイントはこちら↓・はき口が広い・はかせやすく、脱がせやすい・転んでも簡単に脱げない・かかとがしっかりしている・底がやわらかい・通気性よい・洗うことができるなどの点も要チェック。やっぱり「少し歩けるようになってから」、サイズの合ったものを選ぶと良いですね!気になってた「Attipas(アティパス)」使ってみたよ!慣れない靴、家でも練習できたらなぁと思っていたときに出会ったのが、“アティパス”。“アティパス”は赤ちゃんの足を科学的に研究し、生体力学研究に基づいて作られた、靴下と靴が一緒になった魅力的なベビーシューズです。1歳6ヵ月の妹は「靴」がとにかく大好き。家の中でも「靴」を履きたくてしょうがないようで、玄関においてある靴を家に持ってくるほど。これなら、家の中でも歩く練習用にぴったり!お兄ちゃんのときから気になっていたのですが、いざ使ってみて思ったのは、とにかく軽くて柔らかい!!通気性も良いし、つま先が広くなってて指を動かしやすいからか、とても歩きやすそう。娘も気に入って、自分で履こうと奮闘しています。履かせるのも楽なので、最近はとっさの外出際に、鞄にポンと入れて持ち運びすることも。靴下の延長のようなので、靴を履くのが嫌いなお子さんにもこれはオススメかも!しかも、洗ってもすぐに乾くので、これからの夏場の水遊びの際などにも大活躍しそうです。我が家のファーストシューズは…お兄ちゃんは「ミキハウス」ネットや友人ママからの口コミで「履かせやすく転びにくい」との評判が良かったものをチョイス。店頭で実際に履かせてみたところクッション性が良く、足をしっかり包み込んでくれて、歩きやすそうだったのでお兄ちゃんには「ミキハウス」をファーストシューズとして購入しました。妹は「TOMS」アメリカブランドの「TOMS」の靴はプレゼントで頂いたもの。私も以前大人用のを愛用してたのですが、「TOMS」の靴は素材が布なので履き心地も良く、抱っこしながらでもサッと履かせやすいのです。フィット感も良くて履き心地良さそう。ファーストシューズは、パパやママの思い出にも残るもの。そして、赤ちゃんが楽しく、いっぱい歩ける素敵な一足がみつかるといいですね♡
2017年03月06日ツル バイ マリコ オイカワ(Tsuru by Mariko Oikawa)の2017年春コレクションが2017年2月より順次、ステュディオス(STUDIOUS)やイエナ(IENA)など全国の取り扱い店舗で発売される。心機一転、新たな自分と向き合う春。華やかなシューズたちは足元を彩り、その新たな第一歩の門出を祝ってくれる。今シーズンは、ヌーディーやパステルの淡いカラーで可憐な足元を演出する。今にも踊りたくなるようなバレエシューズ「Pique」ヌーディーカラーでまとめた「Pique」は、本物さながらのバレエシューズ。ルームシューズのようなラフな履き心地でありながら、女性らしい洗練された装いを完成させてくれる。ぐるりと足首に巻くリボンは、巻き方次第で異なる表情を楽しめる。スッと足を通すだけで決まる「eyes」フラットなソールに大胆なビジューのアッパー。「eyes」は夏を先どる一足だ。デニムパンツに合わせても、ラグジュアリーなロングワンピースに合わせても、きちんとマッチしてくれる。甘い果実に飾られた「Berrytan」春のフルーツと言えば……誰もが思い浮かべる苺とさくらんぼを飾った「Berrytan」はフレッシュなサンダル。細いアンクルストラップと華奢なヒールの醸し出す上品な雰囲気が、ころんとしたフルーツの可愛らしさと調和を保っている。夏に向けたシャイニーな「Persiller」太陽に照らされて輝くシルバーとゴールド。「Persiller」は、宝石のような輝きを放つシャイニーカラーに小さなパールを並べた上品な仕上がり。なお、同型の従来よりある「Voyage」には新色が仲間入りする。【詳細】ツル バイ マリコ オイカワの2017年春コレクション・Voyage 22,000円+税カラー:ベージュ、ナッツ、ブラック展開店舗:大阪タカシマヤ、イエナ、la bell Etude、大丸梅田店、ステュディオス・Persiller 25,000円+税カラーシルバー、ゴールド展開店舗:阪急うめだ本店、大阪タカシマヤ、イエナ、DRESSLAVE、大丸梅田店、ステュディオス、Maglie、GOLD STAR、Tiare de Coffret・Pique 22,000円+税カラーホワイト、シルバー、モカ、ブラック展開店舗:DRESSLAVE、大丸梅田店、la bell Etude、Maglie・eyes 20,000円+税展開店舗:大阪タカシマヤ、Tiare de Coffret・Giovanna 26,000円+税カラー:グリーン、コーラル、イエロー、テラコッタ展開店舗:大阪タカシマヤ、DRESSLAVE・Berrytan 24,000円+税カラー:レッド、ガーネット展開店舗:大阪タカシマヤ、DRESSLAVE、大丸梅田店、Maglie・Cube 22,000円+税カラー:ブラック、ピンク、フューシャ展開店舗:大阪タカシマヤ、DRESSLAVE、大丸梅田店※取扱カラーは店舗によって異なる。【問い合わせ先】TSURU by MARIKO OIKAWATEL:03-6826-8826
2017年02月07日レペット(Repetto)から、バレンタインに向けたバレエシューズ「グルーピー(GROUPIE)」が10足限定で登場。2017年2月1日(水)より、銀座フラッグシップストアで発売される。レペットのアイコンである「バレリーナシューズ」が今回バレンタイン仕様に。トゥには真っ赤なハートモチーフがあしらわれ、ヒール部分も真っ赤に染められている。また、インソールには「SAINT VALENTIN」の文字が記された特別デザインだ。世界で100足の限定販売となり、日本では銀座の旗艦店で10足が販売される。【詳細】バレンタイン限定シューズ グルーピー<限定10足>発売日:2017年2月1日(水)価格:41,000円+税取り扱い店舗:銀座フラッグシップストアのみサイズ展開:35.0〜39.0
2017年01月30日プリティ・バレリーナ(Pretty Ballerinas)から、2017年春夏コレクションの新作バレエシューズが2017年2月9日(木)より発売される。プリティ・バレリーナのバレエシューズは、可愛くてロマンティックなデザインと脚を美しく見せる絶妙なカッティングで人気。ケイト・モス、オリヴィア・パレルモ、ミランダ・カーなども愛用している。今シーズンのテーマは「macaroon」。春の足音が聞こえてくるような、ふんわり弾む甘いカラー配色やモチーフ、シースルー素材やグリッターなど・・・フェミニンで上品シューズが多数展開される。フラミンゴや甘いマカロンカラー大人な印象のベージュスエードを使用したポインテッドトゥのシューズには、可愛らしいフラミンゴが描かれた。2匹の首でハート型になったロマンチックなデザイン。他にも、マカロンパープルや春の花々を彷彿させる鮮やかなレッド×オレンジ配色のシューズがお目見え。エッジの効いた大人グリッター全面グリッターのインパクトのあるバレエシューズは、トップにあしらわれたさりげないリボンでバランスが取れた一足。またメッシュ素材のブラックバレエには、つま先とかかとにラメが部分使いされたシックな雰囲気。他にも銀座限定商品として、つま先にスタッズがあしらわれた大人なポインテッドトゥも展開される。涼し気なシースルーバレリーナ暖かな風が吹く春夏に履きたいシースルー素材のシリーズからは、キラキラと輝くストーンが散りばめられた透け感のあるホワイトのバレエシューズや、つま先にフラワーカットを施した一足が登場。他にも、繊細なカットワークで指先が見え隠れするモデルも展開される。【概要】プリティ・バレリーナ 2017年春夏コレクション発売日:2017年2月9日(木)取り扱い店舗:プリティ・バレリーナ ギンザ、アオヤマ / 他、百貨店・セレクトショップ【問い合わせ先】F.E.N.TEL:03-3498-1642
2017年01月21日1月1日よりバレエ・ダンサーのオニール・八菜を起用した三越伊勢丹グループの企業広告が掲出される。同グループは、“基本を大切にしながら、未来へ向かっていく勇気”をテーマに、「this is japan.」を発信していく。「this is japan.」とは、三越伊勢丹グループが日本の伝統・文化・美意識の作り出す価値を再認識し、新しい価値として客に提供する取り組みを深化させ、企業メッセージとして2015年より設定したもの。品ぞろえ、おもてなしの心遣い、立ち振る舞いに、日本の四季で育まれた五感を生かした企業活動を行っている。17年のメッセージは「基本に磨かれて、信頼でかがやく。大切なことはいつも変わらない。」――このメッセージには、日々基礎を磨き上げるダンサーの能力を、信頼する監督や振付家が引き出して表現を輝かせてくれるというバレエの世界に同社が共鳴し、“自分自身を磨くこと、そして人との信頼を大切にしていこう”という想いを込めている。オニール・八菜は、1993年に東京で生まれ、3歳の頃よりバレエを始める。その後2001年にニュージーランドへ移住し、2008年にオーストラリアンバレエスクールに入学、2013年にパリ・オペラ座のシーズン契約を経て正団員に。そして2016年にはプルミエール・ダンスーズに昇格、同年5月には23歳にしてバレエ界のアカデミー賞とも言われる「ブノワ賞」を受賞した経験を持つ。広告ビジュアルでは、世界的に著名な振付家のピエール・ラコットとコラボレーションし、“未来の季節”と“二十四節季”をテーマに、未来と夢に向かって進んでいく勇気を表現したパフォーマンス姿が捉えられている。オニール・八菜は撮影時のインタビューで、「毎日の努力が未来へと通じる、と考えています。少しずつの日々の積み重ねが大切で、近道はなし!そうして到達した未来には、青空が広がり、きれいな光が差していると嬉しいですね」と話している。インタビューの様子は、三越伊勢丹のスペシャルサイト()で公開される。また、2017年2月4日の立春より同スペシャルサイトにて、オニール・八菜とピエール・ラコットが“二十四節季”をダンスで表現した、四季と「this is japan.」を象徴する舞踏が、2週間ごとに二十四節気の時候の挨拶と重ねて随時公開されていく。
2017年01月01日織田裕二主演で贈るTBSの新・日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」。この度、人気バレエ団「Kバレエカンパニー」のプリンシパルとして活躍中の“バレエ王子”こと宮尾俊太郎が、本作にレギュラー出演することが分かった。本ドラマは、やんごとなき貴族の流れを汲みながら、時の権力とは無関係に代々ありとあらゆる学問のみを探求してきた法門寺家の末裔で現89代目当主、沙羅駆が、嫡子だけに連綿と受け継がれるという“IQ246”という異能を武器に、世にはびこる難事件を鮮やかに解決する本格ミステリー。ストーリーは1話完結で描かれる。キャストには、主人公・法門寺沙羅駆役の織田さんを始め、土屋太鳳、ディーン・フジオカ、真飛聖、矢野聖人、篠井英介、寺島進、そして中谷美紀と個性豊かなキャスト陣が集結。そして今回新たに出演が明かされた、日本のバレエ界を牽引している「Kバレエカンパニー」のバレエダンサー・宮尾さんが演じるのは、警視庁捜査一課の刑事・山田次郎。ドラマの見どころは、常に暇を持て余し、自らが解くに値する謎を求める沙羅駆が、世間にはびこる難事件を鮮やかに解決へと導いていく姿であるが、そんな沙羅駆が首を突っ込んでいくことになる難事件の捜査を担当する刑事として登場するのが宮尾さんが演じる山田なのだ。山田は、灘高、東大、ハーバード大という超名門を次々首席で卒業したという経歴を持つ超インテリで、その上拳銃、柔術などにも長け、数か国語を操るという警視庁内でも一見優秀な刑事。警視庁内でその能力を見込まれているかは定かでないが、沙羅駆に出会って以来、難事件の捜査にあたる度に沙羅駆から捜査に首を突っ込まれては振り回され、その上その地味な名前をイジられたりしてプライドを踏みにじられるという役どころだ。連続ドラマのレギュラー出演は、2010年放送の「ヤマトナデシコ七変化」以来、本作で2作目となる宮尾さん。「出演オファーを頂き、とても嬉しかったです」と喜び、「映像のお仕事をしっかりとやってみたい、という気持ちがありましたし、豪華なキャストの方々からも沢山学ばせていただける機会をいただけたので、役者としての成長ができるように取り組みたい」と意気込んだ。また、今回は初の刑事役ということで、「刑事らしい所作、話し方など、普段経験したことがないので難しい部分もあると思っております。山田次郎は少し変わっているところがありますが、刑事という根本的な部分が揺らがないようにしたい」ともコメントした。今回の宮尾さん起用にあたって植田博樹プロデューサーは、「バレエ界という、ドラマとは異なるフィールドで日々戦っている宮尾さんから、新鮮で、バレエのように伸びやかな刺激をこの作品も受ける事を期待しています。気品溢れる佇まいの奥に親しみやすさを持つ宮尾さんは、この“山田次郎”の役にピッタリだと確信しております。ぜひ、お楽しみに!」と期待を寄せた。「IQ246~華麗なる事件簿~」は10月より毎週日曜日TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年09月07日