ルーティンになりがちな日々のくらし。もの選びも"なんとなく"や"とりあえず"になりがちだけれど、ママが子どもや夫、家族、自分のために日々行う小さなセレクトを限られた時間のなかでじっくりちゃんとセレクトできるコツをお伝えします。家に帰ることが楽しくなるインテリアや、家事がスムーズになるお役立ちアイテム、便利なお掃除グッズ、将来を見据えたお金についてなど、ママが助かる、時短になる情報を提供します。 (17601/20949)
北海道電力(北電)と住友電気工業(住友電工)は12月25日、北海道勇払郡安平町の南早来変電所における大型蓄電システムの設置工事が完了し、同日より実証実験を開始したと発表した。同システムは定格出力1万5000kW、容量6万kWhを実現しており、レドックスフロー電池としては世界最大級の蓄電容量だという。両社は今後、約3年の実証期間で、風力発電や太陽光発電に対する新たな調整力としての性能実証、および最適な制御技術の開発などを実施する。また、両社のもつ技術を結集し、再生可能エネルギーのさらなる導入拡大に向けて取り組んでいくとしている。
2015年12月28日世界情勢から孤立し、混沌とした空気が蔓延する現代のセルビアで生きる若者の姿を描いた『バーバリアンズセルビアの若きまなざし』。現地の不良をそのままキャストに起用し、話題となっている本作だが、その中でも、国際映画祭で大絶賛を浴びた主演のジェリコ・マルコヴィッチからコメントが到着した。かつての工業地域に住む青年・ルカは、仮釈放中でやることもなく毎日街をうろついてばかり。仕事も目標もなく鬱屈した日々の中で唯一発散できるのは、地元のサッカーチームを仲間と応援しては騒ぐこと。ある日、自宅を訪問した社会福祉士によって、ルカは家族の秘密を知る。コソボ紛争で失踪したと思われていた父が生きているというのだ。しかし、母はその事実をひた隠しにしていた。しばらくして首都ベオグラードでコソボ独立反対のデモに参加したルカは、帰り道に父と再会することになり…。監督には、本作が長編映画デビュー作となるイヴァン・イキッチ。彼は現在弱冠33歳で、自身もコソボ紛争中のセルビアで多感な時期を過ごした監督は、「自分たちのような“忘れられた世代”の憤りを描きたい」と脚本をしたためたという。そして本作のキャストたちには、現地の不良をそのまま起用し、台本を渡さずに演じさせるという演出でドキュメンタリーのようなリアリティを生みだしている。そして今回、海外の映画祭で特に脚光を浴びたのが、主人公のルカを演じたジェリコ。彼もまた、セルビアの貧しい街でくすぶっていた演技未経験の不良だ。「カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭」や、「ヨーロッパ映画祭」など20以上の映画祭で上映されるや否や、ジェリコを絶賛する声が各方面から寄せられ、一躍シンデレラボーイとなったジェリコ。寂れた街で夢も仕事も持たずに生きてきた彼は、本作の出演がきっかけで映画の仕事を志し、努力を続けている。そんな彼は「もちろん、たくさんのことが変わったよ。でも変わらないことも同じだけある。映画の撮影が終わったとき、正直演技に興味を持ち続けてたわけじゃないんだ。映画祭も含め全てが素晴らしい経験だったけど、だからといって僕を役者と呼ぶにはまだ不十分だよ。だからまだ役者をやりたいかははっきりしていないね。誰にも分からないことさ。日本の女の子たち!もし男版シンデレラが必要なときは、僕はここにいるよ!」と日本の女子に向けてもコメントを残した。また、20以上の高校でオーディションを繰り返し、その末ジェリコを主役に抜擢した監督は、彼の魅力について「脚本段階では、全然違うキャラクターにする予定だったんだ。でも彼を一目見たときに、『これだ!』と思った。メランコリーさや、センチメンタルな雰囲気、彼の目。どうしても彼に演じて欲しくて、キャラクターを練り直したよ」と明かした。そのままの現地不良をキャスティングしたということもあり、撮影トラブルは日常茶飯事。主要キャラクターの役者が撮影期間中逮捕され、撮影が6か月ストップ、クランクイン前夜にバイク事故を起こし顔面負傷で撮影1か月のストップ。というほかの映画ではありえない事態も起きていたという。そんなイレギュラーな自体も乗り越えたからこそ完成した本作。イケメン不良少年が演じた等身大の若者たちが描く、大絶賛を受けたその作り込んでいない素のままの魅力に注目してみて。『バーバリアンズセルビアの若きまなざし』は2016年1月16日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月28日季節の挨拶や帰省など、手土産を用意する機会の多い年末年始。FASHION HEADLINEでは、ファッション・ビューティ業界のプロが選ぶ“冬の手土産”をご紹介。お遣いものに悩むことがあれば、目利き達が太鼓判を押す逸品リストを参考にして欲しい。今回は、FASHION HEADLINEでも執筆を手がける京都在住のライター郡麻江さんにオススメの手土産を聞いた。京都にあるハイセンスなスポットを知り尽くす郡さん。欲張って2店舗の手土産をご紹介。■京都「裏具」の文具京都のグラフィックデザイナーが手掛ける裏具(うらぐ)のモダンな文具は、メールではなく、文字を手書きするという事をテーマに生み出された美しい文具雑貨。「男女を問わずセンスのいい人へ。お礼や季節のご挨拶を兼ねて差し上げたいと思います」と郡さんは話す。今回は、数ある文具の中から人気の高い、「まめも」(350円)をご紹介。絵柄が美しい同商品は、200枚綴りになった小さなメモ帳になっている。言付け用のメモや、小さな便箋としても用途は様々。プチギフトとしてオススメしたい。その他、文具以外にも布物や、陶器なども展開している同店。京都に来た際は、ぜひ裏具のお店にも足を運んで欲しい。とっておきの京土産に出会えるかも。※年末年始の営業は公式HP(www.uragu.com)に記載。■亀屋良長の押物実際に郡さんから編集部宛に手土産として頂いた、亀屋良長の和三盆糖の押物「暦 雪こんこ」(810円)。頂いてすぐに「箱を開けてみて!」と郡さん。そこには、雪だるまと雪の結晶の形をした押物が可愛らしく配置され、まるで箱の中で物語が描かれている様。思わず「かわいい!」と叫んでしまったほど。同店は、創業享和三年の京菓子の名門和菓子店。和の趣をそのままに、洗練された和菓子の数々は芸術品とも言えるほど美しい。今回、紹介した「暦」は、その名の通り季節や暦によってデザインが変わるそう。「雪こんこ」は16年1月10日までの販売となり、次の「暦」は、新年にふさわしい“瑞祥”で発売を開始。箱を開けると、松・竹・梅を模った和三盆糖がお目見え。素敵な一年を願う、心の込もった手土産となるだろう。※年末年始の営業は公式HP(kameya-yoshinaga.com)に記載。
2015年12月28日ベルリン国際映画祭を始め、香港、全州、ニューヨークなど海外映画祭で圧倒的な支持を受け、国内でも高い評価を受けた『水の声を聞く』。10月2日よりDVDリリースされた本作の主演を務めるのは日本のみならず韓国・ヨーロッパでも活躍する玄理。透明感のある美しさの中に強さと儚さを見事に表現し第29回高崎映画祭最優秀新進女優賞を受賞した。そんな玄理さんが絶大な信頼を寄せる本作のプロデューサー・村岡伸一郎にインタビューを敢行し、 “プロデューサー業”について徹底解剖!1995年に長崎で撮影された『ファザーファッカー』にスタッフとして参加した村岡氏。2003年『赤目四十八瀧心中未遂』でプロデューサーを務め、 毎日映画コンクール日本映画大賞、ブルーリボン賞作品賞など、その年の映画賞を総なめ。2004年『ゲルマニウムの夜』を製作し、ロカルノ国際映画祭、東京国際映画祭のコンペティション部門に正式出品するなど、国内外で高い評価を得る。2012年、秋葉原無差別殺傷事件をモチーフにした映画『ぼっちゃん』にプロデューサーとして参加。日本プロフェッショナル大賞作品賞を受賞。 同年製作の『さよなら渓谷』はモスクワ国際映画祭コンペティション部門審査員特別賞を受賞した。多くの海外映画祭に参加し、数々の賞を獲得してきた村岡氏に“仕事”の楽しみ方について語ってもらった。■魅力的な人と仕事をして得るもの玄理:村岡さんとは『水の声を聞く』という映画でご一緒したのがきっかけだったんですけど、私の印象としては村岡さんが来て現場の雰囲気がすごい変わったという気がしていて。いるだけで頼もしかったんですよ。プロデューサーってそんな存在なのかな?目指したきっかけみたいなのはあるのでしょうか?村岡:プロデューサーを目指したことは正直なくて、でも荒戸源次郎という幻のプロデューサーみたいな人と10代の頃に出会ってその人が初監督をするときに「伸ちゃんおいでよ」と誘われたのがきっかけです。僕はそのとき、制作部の末端の別のところにいたときでご飯を作ったり、荒戸さんと食事に行ったりってしていたんですけど、そこの現場がすごくて。豊田利晃さんとか渡辺謙作くんとかいまや監督になった人たちがスタッフの末端でいるような現場だったんですけど、その現場の空気が意外に嫌で…。次、荒戸さんがやるんだったら全力で荒戸さんのフォローできる自分になりたいなと思っていました。荒戸さんに『「赤目四十八瀧心中未遂」という原作を読んで、映画化したいから伸ちゃん手伝って』って言われていたんですが、そのとき海外に行きたくて半年くらい日本を出ていたんです。帰ってきたら、荒戸さんいなくてまたちょっとしたら電話がかかってきて「いよいよ立ち上げたい」ってことでそこから参加しましたね。そこから『赤目』のプロジェクトになっていって、結局それが映画に関わるきっかけというか。玄理:荒戸さんは支えたいと思うほどに魅力があったっていうことですよね?村岡:そうですね。そのときは僕は福岡で生きにくい人間だったんですけど、「あ、こんな俺でも生きていいんだ」っていうか荒戸さんの優しさと言葉一つ一つが俺の中に入ってきて…騙されたんでしょうね、きっと(笑)。玄理:その当時は救われたという感じだったんですか?村岡:21歳のときに携わった『ファザーファッカー』という映画に関わっている人たちが変な人が多くて(笑)、動物園みたいな現場だったんですが「あ、こんな人たちも生きてるんだ」と思うと、自分もここでだったら呼吸できるんじゃないかなってすごい思って。そのときからですかね、映画をやりたいって強く思ったのは。玄理:じゃあ、荒戸さんみたく魅力をもった監督と仕事をしようとしているんですか?村岡:もちろんそうですね。僕の場合は監督とのコミュニケーションが一番大事で、その人ならっていう人じゃないと仕事はできないなと思ってるんです。下手すると人生に関わるし、その責任は全部プロデューサーにくる。だからこそ監督とのコミュニケーションは大事かな。■作品を一人前に育てていく喜び玄理:プロデューサーをやっていて一番幸せな瞬間はどんなときですか?村岡:端的に観客が入るとかお金が入るもそうなんですが、役者が賞をとったときとかは最高な瞬間ですよね。玄理:割と撮り終わって出来上がったときに幸せがくるんですか?村岡:プロデューサーって一番最初から最後までずっとやっててみんなが終わった後も付き合っていくから、映画も子どものように生まれるところから一生を見れるのが一番楽しいかな。最初ふわふわな企画がある瞬間からギュッと固まりだして現場に向かっていく、あとは俺にも止められないから突っ走るしかないんですよね。玄理:プロデューサーさんって大きい映画になればなるほどいっぱいいるじゃないですか。あれはどうしてですか?村岡:プロデューサーって一番胡散臭いでしょう?僕自己紹介のときに「一番胡散臭い横文字のやつです」って言ってるんですけど…。「何やってるんですか?」っていつも言われるけど何でもやるんですよね。俺の場合はロケ地探しから何まで全部やっちゃうから。それが楽しいんだけど、大きくなればなるほど、目に見えない仕事がいっぱいあるんじゃないかな。玄理:逆にプロデューサーをやっていて、大変な瞬間、つらい瞬間はありますか?村岡:生みの苦しみというのはあるけど…大変ではないのかな。玄理:俳優もそうですけど、インする前は撮れるか分からないし、完成するかも分からない、公開されるかも分からないじゃないですか。そういうの考えると、すごいヒヤヒヤするんだろうなって。村岡:あまりヒヤヒヤしないから出来るんじゃないかな。ギャンブル好きな感じでワクワクするんだよね(笑)。玄理:そういう強さがあるから村岡さんが現場にくると頼もしいんでしょうね。「『水の声を聞く』でも村岡さんが来たから撮れたよね」ってみんなで言ってましたもん。■自由に発想して楽しめる…“動物園”みたいな場所玄理:これからプロデューサーを目指す、映画界を目指す人たちがたくさんいると思うんですけど、その人たちへアドバイスはありますか?村岡:まあ、動物園みたいなところなのですごい面白いところだし、いろんな役割がいてみんなが一つのことに向かっていく高揚感ってなかなか味わえないじゃないですか。普通の生活してたらなんか寂しくなっちゃうもん。玄理:分かります。現場終わるとめちゃくちゃ寂しくなります。村岡:だからそういう楽しみもあるし、もし志すのなら自由にね。荒戸さんが言われていたのは「映画1本1本に普通があるんだ」というのが教えで、人って“こうなきゃいけない”、“こうあるべきだ”っていうのを勝手に作ってしまっているんだよね。だから自由をこれからも大事にしていきたいし、もしやりたいと思う人がいたら自由に発想できることをやったらいいんじゃないかなと思います。玄理:あまりカテゴリーで分けたくないんですけど、インディーズ映画とメジャー映画ってまた違うじゃないですか。インディーズって何なのでしょうか?村岡:たぶんね、ここ10年くらいですごく変わるんじゃないかな。昔映画を撮るってなるとフィルムでやっていたからお金がかかるっていうのが大きかったけど、いまって簡単に撮れるから、いろんなものが多種多様に出てきてその中から残るものと淘汰されるものがすごい分かれていくんじゃないかな。いま日本映画って格差社会が拡がってどでかいのか、1,000万以下でやっている人たちとかどんどん分かれていくから、対局側から足掻かないとこのままじゃ日本映画自体がダメなんじゃないかな。あと10年くらいで新しい血が吹き込まれると思うけどね。だからそこで良いの悪いのを選んでいけば良いと思う。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日住友化学は12月28日、情報電子化学部門の韓国拠点である東友ファインケムで有機ELパネル向けタッチセンサーパネルの生産能力を現行の1.4倍に増強すると発表した。同社にとって有機ELパネル向け製品の能力増強は今回で3度目で、新ラインによる量産開始は2016年10月の予定。有機ELパネルは液晶パネルと比べ、バックライトが不要なため、省電力で薄くて軽い上に、画像の明暗において高コントラストで応答速度にも優れることから、スマートフォンに有機ELパネルを採用しているセットメーカーが増加している。また、パネルメーカーは次世代のフレキシブルディスプレイの開発を進めており、住友化学は、今回のタッチセンサーパネルの生産能力増強に加えて、同製品のフレキシブル化など高機能化と製品ラインアップ拡充に取り組むとしている。
2015年12月28日ヤマハは、特設サイト「Unity with VOCALOID」にて、ゲームエンジン「Unity」上で「VOCALOID」が利用できるSDK「VOCALOID SDK for Unity」および歌声ライブラリ「Unityランタイム版VOCALOID Library unity-chan!」の提供を開始した。「VOCALOID SDK for Unity」は、Unityの開発環境からシームレスにVOCALOIDの歌声合成エンジンにアクセスして、その機能を利用することを可能にするUnity向けのソフトウェア開発キット。同SDKを使えば、ゲームのシチュエーションやユーザーの操作に連動してリアルタイムに歌声を合成し、キャラクターに歌を唄わせたり、その歌い方を変化させたりするようなインタラクティブなコンテンツを開発することが容易となる。また、VOCALOID SDK for Unityにインポートすることで、コンテンツ上の歌声音源として利用できるユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式キャラクターである「ユニティちゃん」のオリジナル歌声ライブラリ「Unityランタイム版VOCALOID Library unity-chan!」もあわせて提供されるとのこと。なお、VOCALOID SDK for UnityおよびUnityランタイム版VOCALOID Library unity-chan!は、制作されるコンテンツが「ユニティちゃんライセンス条項」に準拠する場合は無償で利用できる。
2015年12月28日ドスパラは2015年12月28日(月)~2016年1月11日(月)の期間、ドスパラ公式Twitterにて「フォロー&RTで2TB外付けHDDが2名様に当たるキャンペーン」を開催する。有効なTwitterアカウントを持った日本在住のユーザーを対象とし、応募者から抽選で2名に、バッファローのUSB 3.0対応外付けHDD「HD-LC2.0U3-BK」をプレゼント。ドスパラ公式Twitterをフォローしたうえで、キャンペーンつぶやきをリツイートすること応募完了となる。当選者にはTwitterのダイレクトメッセージで通知され、賞品は2016年1月中旬の発送予定。
2015年12月28日一般社団法人ナレッジキャピタルは、2組のサウンドアーティストによる作品展「FREE SOUND 解き放たれるオト展」を開催する。会期は1月28日~4月10日。会場は大阪府・梅田のグランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」。入場無料。同展は、オーストリア・リンツ市に拠点を置くクリエイティブ・文化機関「アルスエレクトロニカ」とのコラボレーション企画の第5弾として、「音」を題材とした表現活動が注目されている2組のサウンドアーティストが参加する作品展。常設展示されるのは、ベルリンを拠点に活動し、音と視覚を組み合わせたインスタレーションやパフォーマンスで知られるサウンドアーティスト・Christina Kubisch(クリスティーナ・キュビッシュ)氏による作品「Cloud」(クラウド)。約800mのワイヤーを雲のように形成し、そのワイヤーに電磁波を放ち特殊なヘッドフォンで電磁波を可聴化することで、目に見えない電磁波を「聴く」ことができる作品だ。一方、日時限定で展示されるのは、 古い音響機材やメディア機器をハックして再生した新たな"楽器"で「音体験」を生み出すアーティスト・和田永氏による、文化庁メディア芸術祭2014でも注目を集めた「時折織成 -落下する記録-」。オープンリール式テープレコーダーの磁気テープが、高さ4mの場所から記録された音を再生しながらアクリルの筒の中に落ち、容器内に放たれたテープは折り重なりながら溜まっていき立体的な「音の彫刻」が完成するという作品で、溜まったテープは高速で巻き上げられていく。なお、同作品は1回約1時間の展示となっており、展示される日時が限られる。展示スケジュールは、Webサイトで確認のこと。また、1月28日~30日の3日間は「スペシャルプログラム」が開催される。1月28日 18:00~(オープン17:30)に開催されるのは、グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル2F The Lab.アクティブスタジオにおいて、クリスティーナ・キュビッシュ氏、和田永氏、アルスエレクトロニカメンバーをゲストに迎えての「オープニングパーティ&展示レクチャー」。定員は50名。参加費は1,000円(飲食代金として)。1月29日 18:00~(オープン17:30)は、グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル7F ナレッジサロン プレゼンラウンジにおいて、クリスティーナ・キュビッシュ氏、和田永氏、マーティン・ホンツィック氏、小川絵美子氏によるトークセッション「FREE SOUND」を開催。定員は50名。参加無料。そして、1月30日 14:00~(オープン13:30)には、電磁波を「聴ける」特殊なヘッドフォンを装着してクリスティーナ・キュビッシュ氏とナレッジキャピタルを歩き、音や未来の街を議論するワークショップ「Electrical Walks(エレクトリカル・ウォーク)」が開催される。会場はグランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル7F ナレッジサロン プレゼンラウンジ。ゲストはクリスティーナ・キュビッシュ氏、小川絵美子氏。定員は10名。参加無料。なお、上記3つのスペシャルプログラムへ参加するには、Webページより事前登録が必要となる(定員に達し次第、申込み受付は終了)。
2015年12月28日警察庁はこのほど、「Slow HTTP DoS Attack」の可能性が疑われる攻撃事例を確認したと発表した。「Slow HTTP DoS Attack」は、共通した特徴を持つ複数のDoS攻撃手法の総称で、Slow Client AttackやSlow Rate Attackとも呼称されている。攻撃手法は一般的なDoS攻撃と同じもので、大量のパケットを攻撃対象に送信することで、回線帯域やサーバなどの処理能力を逼迫させることが狙い。他のDoS攻撃と異なる点は、比較的少ないパケット数を長時間に渡ってTCPセッションが継続するように操作すること。WebサーバのTCPセッションを占有し、正規のサイト閲覧者がアクセスできないように妨害を行う。同攻撃手法は、継続時間の引き延ばしを試みる通信の対象によって、「Slow HTTP Headers Attack」「Slow HTTP POST Attack」「Slow Read DoS Attack」の3つに分類される。Slow HTTP Headers Attackは、待機時間を挟みながら、長大なHTTPリクエストヘッダを送信し続けることにより、TCPセッションの占有を図る攻撃手法。2009年に「Slowloris」と命名された攻撃ツールが公開されたことで、広く知られるようになった。Slow HTTP POST Attackは、HTTPのPOSTメソッドを悪用して、待機時間を挟みながら、長大なHTTPリクエストボディ(POSTペイロード)を送信し続けることにより、TCPセッションの占有を図る攻撃手法で、2010年に2名の研究者によって明らかになった。代表的な攻撃ツールの名称から「R.U.D.Y Attack」と呼ばれることもある。Slow Read DoS Attackは、小さなTCPウィンドウサイズを指定して、WebサーバからのHTTPレスポンスを少しずつ受信することにより、セッションの継続時間を引き延ばす攻撃手法。2012年にセキュリティ対策企業によって明らかになった。警察庁の調査によると、現在Web上でSlow HTTP DoS Attack用の攻撃ツールが多数公開されており、誰でも容易に攻撃を行うことが可能な状態になっている。攻撃を悪用した場合は、大量のパケットを送信する必要がないため、少人数による攻撃でも攻撃対象に深刻な影響を与える可能性がある。警察庁では、Webサーバの管理者が運用実態も十分に考慮した上で、必要に応じてSlow HTTP DoS Attackへの対策をするように呼び掛け、具体的な対策を紹介している。Webサーバなどの設定変更内容によっては、正規の利用者の閲覧にも支障が発生する可能性があるため、対策前には十分な検証が必要だとしている。
2015年12月28日今まで一眼レフカメラについていろいろとお話させていただきましたが、今回は「Lightroom」(正式名称:Adobe Photoshop Lightroom)というソフトについてご紹介したいと思います。この企画に挑戦する前の私と同じように、Lightroomという言葉をはじめて耳にする方もいるかもしれませんが、一言で表現すると写真を編集するソフトです。はじめ、このソフトを使うと聞いたときは正直「無理!」と思っていました。こういったソフトを使うというのは、携帯のアプリなど簡易的なものとは対照的に、専門分野を学んできた人が難しい知識や技術を駆使し、仕事で用いているものだというイメージが強かったからです。しかし、レクチャーしていただきながら使ってみると、アプリでなじみのあるものに近い編集作業があったり、編集前と後の変化が分かりやすくなっていたりと、思っていたよりハードルが高くないと実感することができました。分からないことも多くあるため、自分のイメージ通りの編集になかなかたどり着けず苦戦することは何度もありました。ですが、頑張れば私でもソフトを使っていけそうだな、と思いましたし、今まであった、「無理!」という観念は無くなり、身近なものとして感じられたのです。今回は、明るさや色みの調整、陰影のつけ方などといった、撮影した写真をもとに全体のバランスを編集していくといった機能を勉強しました。こういった編集は細かい作業ではありますが、写真のイメージを大きく変えることなので、繊細でありながらとても大切な作業ということを感じ、学ぶ事ができました。撮影した写真から、より一層良いものを創ることができると勉強をさせていただきましたが、次回はついに編集した私の作品を公開します! 楽しみにしていてください♪
2015年12月28日BTOパソコンのサイコムは28日、デスクトップPC「Radiant VX」シリーズのデザインをリニューアルし、新たにFractal Designと共同開発したマイクロATXケースを採用したモデルの販売を開始した。ベースとなったケースは、余裕ある内部スペースと高い拡張性を持ったFractal Design製の「CORE1500」。同じくFractal Design製の高品質な12cmファンをフロントとリアに配置し、システムの防振機能を向上させるインシュレーターが付属する。本体サイズはW195×D450×H380mm。構成の一例として、CPUがSkylake世代のIntel Core i3-6100(3.70GHz)、マザーボードがASRock Z170M Pro 4S(チップセット:Intel Z170 Express)、メモリがPC4-17000 4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。OSはオプションとなる。
2015年12月28日メガネスーパーは12月28日、メガネ型ウェアラブル端末のプロトタイプ「b.g.(ビージー)」を発表した。BtoC領域に先がけて、倉庫・物流センターといったBtoB領域で展開する。メインコンセプトは「視覚拡張」で、「見え心地」や「掛け心地」にこだわっていると謳う。価格は未定だ。9月に開発発表した製品。「b.g.」という製品名は「beyond glasses(メガネを超えるメガネ)」に由来する。両眼視を前提とした設計になっており、1,024×768ドット・ノンシースルータイプのディスプレイを2つ搭載。1m先に15型相当の画面サイズで映像を表示する。人によって瞳の位置が異なることを考慮し、ディスプレイ位置は調整可能だ。着用時の前後左右のバランスを追求し、快適な掛け心地を実現したという。b.g.と、スマートフォンなど入力デバイスは、有線もしくはWi-Fi、Bluetoothのいずれかで接続できる。メガネ部分とデバイス部分は着脱可能だ。液晶パネルは0.5型ワイド(10.7:7.8)、画角は50度、約1,677万色を再現できる。内蔵バッテリー容量は800mAhで、駆動時間は動画ファイル連続再生時で約2.5時間だ。重量は90g。BtoC領域での展開については、2015年12月現在では未定。また、度付きレンズへの対応については詳細が決まり次第案内する。
2015年12月28日LINEは28日、同社提供のニュースアプリ「LINE NEWS」において、5秒動画機能「動画ダイジェスト」を追加した。iOS版、Android版ともにアップデートすることで利用できる。「動画ダイジェスト」は、視覚的にニュースを理解できるという動画機能だ。LINEは、これまで動画形式のニュースサービスでは、1本あたりの再生時間が長尺であったり、読み込みに時間がかかる場合があり、スマートフォンで利用することが多い移動中などに閲覧するには最適化されていなかったと指摘。「動画ダイジェスト」では、読み込み時間が少なく、その場で再生が開始されるため、テレビをザッピングする感覚で閲覧できるとしている。配信は、1日あたり30から40本ほどで、テレビ局や通信社などの提携先からのニュース動画をLINE NEWS編集部が選択し、さらに抜粋した形で行われる。なお、動画部分をタップすることで記事全文を確認できる。
2015年12月28日総務省はこのほど、2015年地方公務員給与実態調査の結果を発表した。それによると、国家公務員を100とした場合の地方公務員(一般行政職)の基本給与水準を示すラスパイレス指数の平均(2015年4月1日時点)は前年比0.1ポイント増の99.0となり、2年連続で国の水準を下回った。○都道府県別、最低値は鳥取県都道府県の平均は同0.2ポイント低下の99.7。このうち最も高かったのは神奈川県の104.1で、以下、静岡県の102.7、秋田県の101.4と続き、21都府県で国を上回った。一方、最も低かったのは鳥取県で91.8だった。政令指定都市の平均は同1.1ポイント上昇の101.2で、最高値は神奈川県川崎市の103.8、最低値は大阪市の97.2。一般市の平均は同0.1ポイント上昇の98.7、町村は同0.2ポイント上昇の95.8で、市区町村の最高値は兵庫県芦屋市の104.7、最低値は大分県姫島村の75.7となった。平均給与月額(平均給料月額と諸手当月額の一部の合計)は36万7,557円(前年36万8,817円)で、国家公務員の40万8,996円と比べて4万1,439円低かった。平均給料月額は32万5,130円(同32万6,969円)、諸手当月額は4万2,427円(同4万1,848円)だった。
2015年12月28日オモロキは、4文字以内で言葉を発信できるiOS向けコミュニケーションアプリ「Ping(ピング)」を公開した。App Storeよりダウンロードでき、価格は無料。「Ping」は、「おはよう」「たのしい」「うれしい」など4文字までの言葉を発信できるコミュニケーションアプリ。漢字・カタカナ・ひらがな・絵文字の組み合わせから言葉を造ることができる。自分の言葉をほかのユーザーも発信していれば、「共振」となりお互いの詳しい登録情報を閲覧できるようになるという。利用するには、Twitter、Facebook、LINEいずれかのアカウントが必要。なお、ほかのユーザーが発信している言葉を検索することはできず、特定ユーザーのフォローや友達申請といった機能は備えていない。対応OSはiOS 8.0以降。
2015年12月28日ジョニー・デップ主演映画『ブラック・スキャンダル』(2016年1月30日公開)の日本オリジナル本予告とキャラクタービジュアルが28日、公開された。本作は、アメリカ・ボストン生まれで、幼なじみとして育った3人の男が手を組んだアメリカ犯罪史上最大の汚職事件を描いたクライム・サスペンス。ギャングのボスへと成長したジェイムズ・ホワイティ・バルジャー、FBI捜査官となったジョン・コノリー、バルジャーの弟で政治家として権力を振るうビリーは、欲望と権力にまみれた悪党と化し、手を組んでアメリカ史上最悪のスキャンダルを巻き起こす。公開された映像では、マフィア浄化に取り組むFBIのコノリーが、イタリア系マフィアと抗争を繰り広げるバルジャーに「3人の利害が一致する。手を組もう」と秘密の協定を持ちかける。バルジャーは「FBIに敵(マフィア)の情報を流せば、俺たちの天下だ」と豪語し、「成功を祝って」とグラスを差し出すコノリーに「登り詰めるぞ」と応じる。さらに、名声を望む有力政治家・ビリーも謎めいたほほ笑みを見せる。彼らは頂点を極めるが、「人間じゃない!」「悪魔め!」の言葉通り、バルジャーの狂気がエスカレート。悪の魅力に取りつかれ後戻りできなくなった3人は、次第に暴走し始める。そして、6歳の息子にさえ、「誰かに見つかったら、消せばいい」と教えるバルジャーのセリフで映像は終わる。青い瞳に革ジャン、頭も薄毛にして実在の犯罪王ジェームズ・ホワイティ・バルジャーを演じるのは、本作で4度目のアカデミー賞ノミネートに期待がかかるジョニー・デップ。FBI捜査官ジョン・コノリー役は、『ゼロ・ダーク・サーティ』『エクソダス 神と王』のジョエル・エドガートン、ビリー役は『裏切りのサーカス』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のベネディクト・カンバーバッチ。監督は『クレイジー・ハート』のスコット・クーパーが務める。伝説のギャングスターに中身も外見もなりきったデップは、「前から興味を持っていたんだ。生い立ちや生き方だけでなく、16年もの間、国の追跡を逃れ続けることができたという点に。そんなことができる人はめったにいない」と以前よりバルジャーに興味があったそうで、「僕が目指したのは、ある意味、普通の男。彼は自分が愛する人たちの気持ちには敏感で、誠実に接するんだ」と語っている。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年12月28日ロート製薬はこのほど、花粉症対策への啓発を目的に、0歳~16歳の子どもを持つ親を対象として11月に実施した「子どもの花粉症」アンケート調査の結果を発表した。0歳~16歳の子どもを持つ親1,589人(その子どもは2,618人)に「お子様は花粉症だと思いますか?」と質問したところ、「花粉症である」と親が実感している子どもは、「花粉症」(21.5%)、「花粉症も通年性アレルギー性鼻炎も両方」(12.0%)を合わせると33.4%。2012年に行った同様のアンケートでは25.7%であり、以降から年々増えていることが分かった。また、現在子どもが該当すると思うアレルギー症状について聞いたところ、「花粉症」の33.4%に対して、「アトピー性皮膚炎」は10.4%で、花粉症はアトピー性皮膚炎の子どもの割合と比べると約3倍以上となっている。「子どもが花粉症だと思う」と答えた人に、発症したと思われる年齢を聞いたところ、0歳~5歳が45.5%、0歳~10歳が82.3%という結果になり、同社は「過去3年の調査と比較すると、花粉症発症の実感が低年齢化傾向にあるようだ」と分析している。住環境別に集計した花粉症の子どもの割合比較では、一戸建の35.2%が最も多く、次いでマンション・アパートの7階以上が32.4%であった。専門医の考察によると、アレルギーを起しやすいと言われるディーゼルエンジンの排気ガスを吸い込みやすい一戸建、また都会で土が少ないと考えられるマンション高層階では花粉が舞いやすく、花粉症を発症しやすい環境だと考えられているとのこと。同調査は、全国の0歳~16歳の子どもを持つ親1,589人(その子どもは2,618人)を対象として11月5日~11日の期間にインターネットによるアンケートによって実施。調査結果は回答した親の実感によるもので、医師の診察結果による数値ではない。また、子どもの人数に応じてそれぞれ回答を得ている。
2015年12月28日名古屋大学と日本医療研究開発機構は12月25日、従来の定説とは異なる新規の記憶メカニズムを発見したと発表した。同成果は、名古屋大学大学院 理学研究科 森郁恵 教授と同大学院 医学系研究科 貝淵弘三 教授らの研究グループによるもので、12月24日付けの米科学誌「Cell Reports」に掲載された。記憶・学習の成立機構にはさまざまな仮説があるが現在では、記憶や学習は多細胞間の相互作用によって支えられており、特に神経回路網内でシナプス伝達効率が変化する「シナプスの可塑的変化」によって成り立つとするシナプス説が最も有力となっている。同研究グループは、一定の温度で餌の存在する条件下で飼育された線虫の個体が餌のない温度勾配上で、過去に体験した飼育温度へ移動する「温度走性行動」をモデル系として研究を行ってきた。これまでに、この行動をつかさどる神経回路が同定されており、その回路の最も上流に位置するのが、温度受容細胞である「AFDニューロン」であることがわかっている。また、15℃で飼育した線虫のAFDニューロンは、15℃付近の環境に線虫がいるとき応答し、25℃で飼育した線虫のAFDニューロンは、25℃付近の環境に線虫がいるとき応答する。このことから、AFDニューロンは温度を感知するだけでなく、感知した温度を自身で記憶している可能性が示唆されていた。そこで今回の研究では、AFDニューロンをほかの細胞から完全に隔離した条件下で温度記憶が形成されるか検証を行った。具体的には、神経活動の指標である細胞内カルシウムイオン濃度の変化に応じて蛍光強度が変化するカルシウムセンサー分子がAFDニューロンで特異的に働く線虫系統を確立。その系統の個体群から胚細胞を単離してAFDニューロンの初代培養系を確立した。この初代培養AFDニューロンが培養温度を記憶するかどうかをカルシウムイメージングで検証したところ、培養温度依存的な温度応答が観察されたという。この結果は、AFDニューロンにおける記憶形成は、ほかの細胞との相互作用を必要としないことを示しており、同研究グループは、これまでの記憶・学習のパラダイムにまったく新しい視点を与えるものであるとしている。
2015年12月28日エルザジャパンはこのほど、GeForceやQuadro、TeslaといったNVIDIA製GPUを搭載したグラフィックスカード向けの管理ソフトウェア「ELSA System Graph」を発表し、同社Webサイトより提供を開始した。「ELSA System Graph」は、NVIDIA GeForce/Quadro/Teslaシリーズを搭載したグラフィックスカードの動作状況を監視できるソフトウェアで、以前よりELSAが提供してきた「ELSA GPU Monitor」をより発展させたものだという。最大8基のGPUに対して、動作周波数やGPU使用率、GPUの温度といった情報に加えて、メモリクロック、メモリ使用量、消費電力などが一目で確認できる。また、動作状況のログをcsv形式で出力することも可能で、ファンのレベルや回転数なども取得できる。対応OSは64bit OS。GeForceシリーズはELSA製カードで、そのほかのGPUはNVIDIA製カードで動作検証を行っている。
2015年12月28日ドリテックはこのほど、ごはんのカロリーや炭水化物量を計測できる「マイスケール 2kg」(参考価格3,480円・税別)を発売した。同商品は、約3秒の計測で炭水化物・カロリー・重量の3つを同時に表示するはかり(ごはんモードの場合)。茶わんの重さを差し引いたごはんのカロリー、炭水化物量、重量を計測できる。ごはんモードのほか、「モード切替ボタン」で切り替えすれば、普通のはかりとしても使用が可能。茶わんがすべりにくく、キズがつきにくいシリコンカバー付き。バックライト機能が付いているため、暗い場所でも表示が見やすい。そのほか、重力値の誤差を解消する地域重量調整機能付き。居住している地域を選択するだけで誤差が解消され、より正確に計測することができる。
2015年12月28日Peach Aviation(以下、Peach)は2016年1月1日より、就航地で使える各種チケットの機内販売「Peach Tickets」に新しいチケットを追加。通常利用より50円~740円引きになる「京急羽得2枚きっぷ」「天然温泉平和島 Welcomeコース&Flightコース」「KADOKAWA J Walker SIM」「仙台空港-APPIシャトルバス(盛岡駅経由)」「Peachやんばるチケット3」等を販売する。「京急羽得2枚きっぷ」(大人(中学生以上)が620円(通常820円・200円割引))は、割引運賃で羽田空港国際線ターミナル駅から品川・泉岳寺駅をひとりで往復利用、または2人で片道利用できる羽田空港から東京都心へ向かう方にお得な切符となっている。同じく羽田空港発着便を利用者用に、空港そばの天然温泉をお得に利用できる「天然温泉平和島 Welcomeコース&Flightコース」(ひとり2,100円(通常2,200円・100円割引))を用意。24時間営業の天然温泉を割引価格で利用でき、羽田空港=天然温泉平和島間の深夜・早朝無料送迎バスも付いている。また、「KADOKAWA J Walker SIM」(5+1日間用で3,700円(通常3,750円・50円割引))はクーポン付きSIMカードで、SIMは1カ月分の許容データ通信量を使用日数に凝縮するシステムを採用。SIM本体のほか、ショッピングやレストランで使えるクーポン情報誌が付いている。そのほか、仙台空港から乗り換えなしで盛岡駅・安比高原へリクライニングシートで快適に移動できる「仙台空港-APPIシャトルバス(盛岡駅経由)」(仙台空港ー盛岡駅間は大人(中学生以上)3,200円、仙台空港ー安比高原間は大人(中学生以上)4,000円)、すでに2タイプの割引チケットが販売されている「Peach・やんばるチケット」には、「沖縄美ら海水族館」「熱帯ドリームセンター」「おきなわワールド」「大石林山」の4施設を満喫できるお得なチケット「Peachやんばるチケット3」(大人2,500円(通常3,040円・540円割引)から)を追加して販売する。
2015年12月28日ドスパラは28日、スマートフォンやタブレットの画面を拡大するスタンド式の拡大鏡(フレネル・レンズ)「DN-13429」を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は1,299円(税込)。本体は折りたたみ式で、スマートフォンやタブレットをレンズの向こう側に立てかけるようにしてセット。手前のレンズによって、画面が大きく見えるようになる。スマートフォンやタブレットの画面以外に、新聞などを読むときにも利用できる。本体サイズはW193×D122×H12mm、重量は166g。
2015年12月28日Appleは、同社が例年販売している福袋「Lucky Bag」の販売が2016年はないことを明らかにした。Apple Storeは2日からの営業となる。「Lucky Bag」はAppleが毎年販売している福袋。例年、各店舗に行列ができるほどの人気がある。2016年の販売について、Apple Store 表参道に問い合わせると、「全国の店舗で販売を予定しておりません。理由についてはわからない」とのことだった。なお、2016年の営業は全国共通で2日からとなり、開店時間は、午前10時から午後6時まで。
2015年12月28日NEXXは25日、Boogie Board技術を採用した手書きメッセージ入力ボード「Write2Go」を発売した。価格は13,800円(税別)。Facebookメッセンジャー、LINE、Skypeといったインスタントメッセージに、手書きのメッセージやイラストを投稿できる手書きメッセージボード。Boogie Boardの技術を用いており、5型のタブレットボード上にスタイラスペンで文字やイラストを書いてPC画面に送信する。書いたものはボード上に残るので、紙にメモを書く感覚で使用できる。デジタルメモ管理ツール(メモマネージャー)では、スケジュールを決めてPCの画面にメモをポップアップさせるリマインダー機能や、手書きメモをカテゴリ別に色分けして保存しておく機能を搭載。検索キーワードを入力するページを設けることもできるので、後日にメモの内容を検索する時などに重宝する。GoogleカレンダーやOutlookとの連携も可能で、予定を登録すると手書きメッセージのメモが予定表に添付される。WordやPDFなどの電子文書に、直接署名や注釈コメントを挿入できるほか、文字認識機能も搭載。日本語か英語であれば、PenPower製の認識技術により、手書き文字をテキストデータに変換する入力デバイスとしても使用できる。書き込み領域は113×64mm(5インチ)、本体サイズはW136×D125×H16.7mm、重量は100g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 10、Mac OS X 10.8以降。
2015年12月28日三菱航空機は12月28日、次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)に関するWEB情報発信ツール「MRJ Newsletter」第8号にて、12月2日にパートナーズカンファレンス開催、また、12月10日にボーイングとでカスタマーサポートに関してセレモニーを実施したことを発表した。12月2日には9度目となるパートナーズカンファレンスを名古屋で実施。パートナー各社を中心に国内外25社の幹部および関係者が一堂に集まり、飛行試験や開発・量産を中心とした広範な協議や意見交換を行った。同会議では、MRJプログラムへの支援に感謝の意を表し、パートナー表彰としてAIDC (Aerospace Industrial Development Corporation、台湾)とエアバスヘリコプターズ(ドイツ)、ナブテスコ(日本)を表彰した。また、12月10日にはシアトルのミュージアム・オブ・フライトにて、ボーイングおよび三菱航空機関係者でカスタマーサポートでの取り組みに対してセレモニーを実施した。同セレモニーは、顧客がいつでもどこでも素早く、最新のMRJのカスタマーサービスにアクセスできるウェブポータル「MMF(My MRJ Fleet.com)」の構築が大きなマイルストーンに到達したことを祝したもの。三菱航空機は2011年6月にボーイングとカスタマーサポートに関する支援契約を締結しており、同セレモニーでは「両社協力のもと、最良のカスタマーサポート体制を構築していく」とコメントしている。(c)2015 MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.
2015年12月28日インターネットイニシアティブ(IIJ)は、高音質なデジタル・オーディオ・フォーマット DSD5.6MHzをはじめとするハイレゾ音源のライブ・ストリーミングサービス「PrimeSeat」の提供を開始した。同サービスでは、H2Aロケットの打ち上げ音からオーケストラ演奏会まで、きめ細やかなハイレゾ音源の違いを体感できるさまざまなコンテンツが、オンデマンドおよびインターネットラジオで配信される。また、 ライブ・ストリーミング番組(生放送)や、クラシック専門インターネットラジオ局OTTAVAとの共同制作による小編成のサロン・コンサートも配信(2016年1月開始予定)。視聴には、コルグが開発し提供する無料の専用ソフトウェア「PrimeSeat」(Windows/Mac対応)をコンピュータにインストールする必要があるほか、音源のフォーマットにより、対応コンバーター(DAC)やステレオが必要となる。なお、コンテンツ視聴料は、2015年12月21日現在で同サービスに掲載されているコンテンツはすべて無料で視聴可能。今後コンテンツの拡充にともない、一部有料コンテンツも提供するとのこと。
2015年12月28日2011年に同性婚が合法となったニューヨークを舞台に、39年間連れ添い、念願の結婚式を挙げた老カップルが、年金や医療保険、不動産など、超現実的な問題に直面する姿を優しく丹念に描いた『人生は小説よりも奇なり』。ジョン・リスゴー&アルフレッド・モリーナという2人の名優で紡ぐ、この悲喜劇から予告編映像が到着した。ニューヨーク、マンハッタンに暮らす画家のベンと音楽教師のジョージは、ようやく念願かなって結婚。周囲の祝福を受けて、2人の新たな生活は順調に始まるはずだったが…。同性同士の入籍が理由でジョージは仕事をクビになり、これまで絶妙なバランスで保たれていた生活はいとも簡単に崩れてしまう。保険、年金、不動産…現実問題が次々と押し寄せ、2人は長年暮らしたアパートメントを離れ、新婚早々に別居を余儀なくされることに。社会からの根強い差別と肩身の狭い居候生活に心が押しつぶされそうになりながら、ベンとジョージはありのままの自分を理解してくれる人がいることの幸福に改めて気づく。そんな矢先、予期せぬ出来事が訪れ…。画家のベン役を『愛と追憶の日々』や近年では『猿の惑星:創世記』『インターステラー』などに出演するジョン・リスゴー、そのパートナーの音楽家ジョージ役を『スパイダーマン2』の悪役や『ダヴィンチ・コード』『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』などで知られるアルフレッド・モリーナという2人のベテランが妙演を見せる本作。さらに、ベンの親戚の女流小説家には、『いとこのビニー』でアカデミー賞「助演女優賞」に輝いた、『Re:LIFE~リライフ~』『クーパー家の晩餐会』などのマリサ・トメイと、実力派たちによる競演が見どころとなる。今回解禁となる日本版の予告編は、ベンとジョージが、親戚や友人など多くの人たちに祝福された結婚式のシーンから幕を開ける。ところが、ジョージは職場を解雇され、新婚早々、2人は別居をするはめに。結婚式では笑顔で祝ってくれた親戚も、転がり込んできたベンといざ同居となると、次第にうっとうしさを感じ、ついにはストレスが爆発!一方、ジョージも毎晩パーティ漬けの友人宅での生活にうんざり。自分の居場所がないかのような寂しさでいっぱいになりながらも、寄り添う2人の様子が描かれていく。また、本作のもう一つの主役ともいえる、マンハッタンのクラシックなアパートメントや、ブルックリンの屋上から見る景色など、随所に登場するニューヨークの街並も登場。そして、ショパンの調べが名優たちが奏でる人間讃歌にいっそうの温かさをもたらしている。2人の優しい愛が、少しずつ周囲の人たちを変えていく過程を丁寧に紡いだのは、『あぁ、結婚生活』のアイラ・サックス監督。全米映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では94%(Flesh)という高評価を獲得している、悲喜こもごもの大人の物語を、まずはこちらからご覧あれ。『人生は小説よりも奇なり』は2016年3月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日●基調講演が4本という豪華な構やや時間が経ってしまったが、12月2日に都内で開催されたARM Tech Symposia 2015 Tokyoの内容をお届けしたいと思う。といっても、基本的にARM Tech Symposiaの位置付けは11月にサンタクララで開催されたARM TechConのサブセットであり、内容はかなり重複している。そこで、ARM TechConのレポートでは省いた基調講演の内容、それと幾つかの追加された情報をまとめてお届けする事にしたい。まずはアームの内海社長(Photo01)が挨拶に立ち、昨今のIoTビジネスに触れて、「日本はマイコン立国なので」日本のメーカーにとってはある種お家芸の分野ではあるが、その一方で携帯のビジネスの様にガラパゴス化しかねないことを指摘、これを避けるためにもARMのエコシステムを活用して欲しいと簡単に締めくくった上で、基調講演に移った。○エコシステムが地球規模に拡大している今回は基調講演が4本立てという豪華なものであるが、まず最初はRene Haas氏(Photo02)によるMorning Keynoteである。内容はARM TechConでCEOのSimon Segars氏が行った"Building Trust in a Connected World"のほぼリピートである。Segars氏の講演そのもののハイライトはYouTubeで公開されているが、幾つかアップデートされたスライドもあるほか、そもそもこちらの講演を紹介していないので、まずこちらをご紹介する。2000年代においては、Supply Chainが全てを握っていた(Photo03)。現在もこれはまだ尾を引いている。例えばスマートフォンのエコシステムで言えば、こんな感じだ(Photo04)。25年にわたる革新や改良の積み重ねにより、1991年に同じ機能の製品を作ると3億5600万ドル掛かったであろうものが、今では数百ドルで手に入るようになった。「より安く」のニーズがなくならない限り、このトレンドそのものが無くなる事は無い。ただ、これに加えてここ数十年はExperience(体験)が重要になってきた(Photo05)。低価格だが、色々と機能や性能が欠けている製品よりも、より良い体験を味あわせてくれる製品にシフトする、というのはこれは携帯電話の変遷を見るまでも無く明らかである。実はこれもまた、別に珍しい話ではない。昨今のスマートフォンの高機能ぶりを考えれば、これは明らかだ(Photo06)。より高機能・高性能に、という要求もまた留まるところを知らない。更に考慮すべきことは、エコシステムが地球規模に拡大していることである(Photo07)。そして、さらにに多くのものがInternetに繋がろうとしている(Photo08)。この状況でスケールを確保するための要素がこちら、というのがARMの見解である(Photo09)。では具体的に、どんな形でこれからの製品というかアプリケーションが発達してゆくか、を医療・自動車・スマートシティを3つを例に取り紹介した(Photo10)。ただこの実際の例は動画の形で紹介されて撮影し切れなかったのでスライドは省略させていただく。医療では、病室や処置室などに多数の医療用モニターや治療装置が既にはいっており、これらが全てConnectedになること、人命を扱っているから勿論セキュリティが大事な事、そして様々なメーカーがさまざまな装置を導入するから、これが等しく接続できるためにはOpenな規格でないとまずい事などが示された。続く自動車向けでは、まずはInfortaimentやClusterが統合化されつつあるが、その次にはADASがやってくる。このADASの中にはV2X Comminication(車々間通信だけでなく、車と信号やその他との通信)が含まれており、これが他からの警告を受け取ったり、逆に自車から警告を送る(急ブレーキを掛ける事を後続車に送るとか)といった事もありえる。これらはConnectedであることが当然前提であるし、そうした通信を改竄されたりすると大事故になりかねないから、これまたセキュリティは重要である。そして勿論多くのメーカーがここに製品を提供するわけなので、相互接続性の確保も重要である。3つ目となるスマートシティでは、ここでけは唯一実際に製品というかサービスを提供しているCompologyの例を取り上げた。同社は廃棄物収集業向けサービスを提供する会社である。具体的には専用のゴミ箱の中にWaste Collection Sensorsと呼ばれるセンサーを搭載。ここでゴミの収集具合をダイナミックにサンプリングし、このデータをクラウド上で処理することで最適なゴミ収集ルートを提供するというもの。同社はこれを"WasteOS"と呼んでいるが、このWasteOSに関する紹介が行われた。最後に、こうしたエコシステムの構築に欠かせない要素をARMが提供できる(Photo11)、と締めくくってHaas氏の講演は終了した。●Product KeynoteではTechConで明かされなかった話がHaas氏の後にIndustry Keynoteを挟んで、Noel Hurley氏(Photo12)によるProduct Keynoteが行われた。このProduct KeynoteそのものはARM TechCon初日のMike Muller氏の基調講演レポートの前半部とほぼ同じ内容だったので詳細は割愛するが、TechConではなかった話が幾つかあるのでご紹介する。まずはbig.LITTLE関連の話(Photo13)。ご存知の通り現在のbig.LITTLEでは、高負荷時にはbig側のコアが、LITTLE側では低負荷側のコアが動く仕組みで、なので例えば4+4の8コア構成であっても、一度に動くコアは最大4つまでとなっていた。またbig側とLITTLE側は物理的に異なるL2キャッシュを利用しているので、big/LITTLEの切り替え時にはL2キャッシュの内容がコピーされるという仕組みであった。ただハードウェア的には別に4+4で同時8コア動作も可能であって、なので同時に動くのは片方だけ、という制限はあくまでソフトウェア側の方の作りこみの問題であった。さて、このbig.LITTLEに関して2014年にはIPA(Intelligent Power Allocation)がパッチの形で提供された。これは何かというと熱管理で、単にCPUの負荷だけでなく、消費電力というか発熱の度合いを見て、温度が上がってきたら強制的にLITTLE側に切り替えるとか、逆に発熱/消費電力にゆとりがある場合はbig側に切り替えるという、実際の利用シーンに合わせた仕組みである。これはあくまでもPatchの形で提供されてきたが、これが2015年にはKernelに取り込まれる事になるとする。更に2016年にはEAS(Energy Aware Scheduling)をLinux Kernelに統合する予定であることが明らかにされた。EASというのは要するに、負荷の高いアプリケーションはbig側で、負荷が少ないアプリケーションはLITTLE側で行うというような、一種のアプリケーションプロファイルに基づく形でのスケジューラであるが、こちらの詳細は今の所不明である。次がSocrates DE(Photo14)の話である。これは発表そのものは今年6月なのでそれほど目新しいかと言われると微妙なところであるが、IPを利用してのSoC構築を容易(ARMによれば数ヶ月単位の作業時間を数日に減らすとする)するツールの提供を開始している事を紹介した。3つ目は、Cortex-M0の無償提供である(Photo15)。こちらは10月13日に発表された内容である。元々教育機関向けなどに向けてCortex-M0を無償でライセンスするというプログラムを実施してきた同社だが、これを商用のプロトタイピングなどにも広げた形だ。勿論無償なのはプロトタイプ用のIPライセンスだけであり、量産向けはまた別になるが、これに関しても4万ドルぽっきりという、従来から考えるとかなりお安い値段となっているFast Track Licenseを提供する事もあわせて発表した。ちなみに開発キットとしては、ARM Versatile Express FPGA FPGA development boardが995 USDで提供されるので、ここに無償供与されるCortex-M0コアを突っ込んで、評価用のプロトタイプ作成ができる仕組みだ。最後が開発者コミュニティの話。この5年間で、参入するセグメントは4倍に、半導体ベンダーは5倍に、開発者は10倍になった事がしめされた(Photo16)。●すでにリリースされていたはずのmbed OS 3.0、現在の開発状況は?最後の基調講演は、Neil Jackson氏(Photo17)のIoT Keynoteとなる。こちらもARM TechConにおけるMike Muller氏の基調講演の後半をなぞりつつ、そこにmbed Sponsored Sessionとして公開された"Accelerating IoT with ARM mbed"という講演の中身を混ぜたような内容になっていたの、その部分を中心にご紹介する。まずPhoto18とPhoto19。Mike Muller氏の基調講演のスライドがPhoto18だったのだが、実際に後で公開されたPDFはPhoto19に差し替わっていた。要するにScaleを入れるか入れないかの話である。これは簡単な話で、まず最初は性能/価格比だけが問題になってきたが、Mobileになるとそこに消費電力(というかバッテリー寿命)がファクターで加わった。スマートフォンになると、これが電力代とかではなく、もう本当に細かな消費するエネルギー量という形で換算されるようになった。IoTになると、これに加えて信頼性も価値の算出に勘案する必要がある、という話だ。ではPhoto19は?というと、価値はPhoto18の計算でいいのかもしれないが、そこにスケーラビリティも加味することで競争に勝てるようになるという話で、むしろこれを入れたことで話の方向性が逸れてしまった気はするのだが、とりあえずmbed OSを普及させたい同社としてはスケーラビリティをどうしても追加したかったのだろう。さてそれはともかく、Jackson氏のスライドは、幾つかの事例紹介を含んだものになった。まずはGEのLightGridの話(Photo20)。これは街路灯の上にコントロールボックスを載せ、これ経由で実際の街の明るさに応じて輝度を調節したりあるいはデータを集めたりという機能を持つ。これを利用して効率的に稼動させることで、例えばやや高めだった固定契約の電気料金を変動式に変えるなども可能になり、トータルで25.4万ドルの節約になったという。現時点では20あまりの北米/南米の都市でこれが利用され始めており、2025年には90あまりの都市にこれが採用されてゆくとする。2つ目は現在韓国のSK Telecomが2014年9月に始めたFish FarmingやSmart Farmingの話である。例えば養殖なら水温や水質etc、農場なら気温や土のPH、etc...といった様々なセンサーデータを取り込み、3G/LTE Network経由でこれを管理・分析して緻密な制御を行う事で、より効率の良い生産を目指そうというものである。マーケット規模は右にあるように2020年までに50億ドルを想定しており、収穫量を70%増やす事で、2050年に到達すると言われる地球人口100億人に対応できるようにする、というものだ。ここにmbedがどう利用可能か、というのが下の赤枠に示されている。3つ目がZebraのZaterの話である。Zaterの話は以前Renesas DevCon 2015の基調講演レポートの中でもちょっと触れたが、ヘルスケア/小売/製造/輸送などに向いたソリューションを提供するクラウドサービスである。既に多くの小売店がZaterを採用し始めているが、このZaterのEnd Deviceは既にmbed OS上で動作しており、mbed OSベースでのソリューション構築が可能になっている。4つ目は建築現場の話。引き合いにだされているのは創業166年のLaing O’Rourkeである。さまざまな建設や土木などを手がけている(有名どころでは2012年のロンドンオリンピックの競技場が同社施工である)会社だが、この建築現場におけるモニタリングに採用されているという話である(Photo23)。こうしたさまざまな用途にmbed OSが利用できるという話であるが、ではそのmbed OSはどうなっているのか?というのが次の話。昨年のアナウンスではすでにmbed OS 3.0がリリースされている筈であったが、現状はそこまでいっておらず、現在はTechnical Previewが提供されているだけである。これは何故か?という話を基調講演後のラウンドテーブルで確認したところ、「βを出したところ、パートナーから多くのフィードバックを得たが、これを反映させるために追加の作業が必要になっており、10月の時点ではまだ3.0をリリースまで持ってゆくことは出来なかった」という話であった。さてOSの方はそんな訳でまだ完成版ではないのだが、開発環境も同様で、今はYotta+GCC5+ARMCC5という構成であるが、まもなくKeil MDKのサポートやCloud IDEの提供が開始される予定だ(Photo24)。ではOSの中身は?ということでこちら(Photo25)がその内部構造だ。昨年の内部構造と大きな違いは、まず一番下にμVisorと呼ばれるセキュリティ管理用のハイパバイザーを搭載、更にS/Wベースの暗号化ライブラリを用意した。またmbed OS Driversに正式にThreadが含まれている。更に通信ライブラリとしてTLSが標準で利用されるようになり、またmbed Clientが追加されているというあたりになる。このセキュリティ周りの大幅な強化は、同社が今年2月に買収したOffsparkの技術が利用されている、という話であった。ちなみに図中で破線となっているのは現在のTechnical Previewでは提供されていないコンポーネントの様だ。○おまけと言う事でARM Tech Symposia 2015 TokyoのARMによる基調講演の内容をお届けしたが、ついでに展示会場に本邦初公開のものが2点あったので併せてご紹介したい。まず1つ目はXilinxのZynq UltraScale+ MPSoCの動作サンプルである(Photo26,27)。会場では6つのCPUがちゃんと動いている様(Photo28)や、それとは別に全画面でMali-400で3D描画を行うなどのデモが行われ、とりあえず全機能が動いている事がアピールされた。Xilinxは9月30日に、[Zynq UltraScale+ MPSoCのサンプル出荷を3ヶ月早めるというアナウンス]を行った(が、ちゃんと動作するデモボードを展示してこれを裏付けた格好だ。もう1つの新発表は、ARMのHSSTPである(Photo29)。HSSTPそのものは2014年に発表になっているから、その意味では新製品とは言えないのだが、HSSTPが動くためにはSoCの側もこれに対応しないといけない。今回はRenesasのR-Car H3がこれに対応したことで、HSSTP経由でのリアルタイムトレースやデバッグなどが可能になったことがアピールされた(Photo30)。ちなみにHSSTPそのものはピンあたり最大12.5Gbps、ピンは1~6対までサポートし、トータルでは最大20Gbpsまでに対応となっているが、今回はPCIe Gen2レーンをそのまま利用した関係で、5Gbpsで接続しているとのこと。とはいえ、Cortex-A57の動作をリアルタイムでトレースするには十分だとか。
2015年12月28日マシュー・マコノヒーとの渡辺謙が共演を果たす『The Sea of Trees』(原題)の邦題が『追憶の森』に決定。この度、本作に出演する豪華キャスト陣が映し出された場面写真が解禁となった。そこを人生の終着点にしようと決めて日本にやって来たアメリカ人アーサーは、原生林が鬱蒼と生い茂る森の中で、出口を求めて彷徨う日本人タクミと出会う。怪我を負い、寒さに震えているタクミをアーサーは放っておくことができず、一緒に出口を探して歩き始める。しかし、まるで森の魔力に囚われてしまったかのように道はどれも行き止まりで、方向感覚を失った2人は厳しい自然との闘いを強いられる。その過酷な状況下、運命共同体となったタクミに心を開いていくアーサー。やがて彼は、樹海への旅を決意させたある出来事を語り始める…。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ミルク』のガス・ヴァン・サントが、富士山の北西に広がる青木ヶ原の樹海を舞台にメガホンを取る本作。すでに、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され、大きな話題を集めた本作の邦題が『追憶の森』に決定し、2016年GWに公開される。出演に、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー主演男優賞を受賞したマシューが、罪悪感と喪失感を抱えて樹海へ足を踏み入れたアーサーを演じ、アーサーと森の中で出会うタクミを、近年映画のみならずNYブロードウェイの舞台にも挑戦し、トニー賞主演男優賞ノミネートにも輝く渡辺さんが演じる。さらに、ドラマの謎解きの要ともいうべきアーサーの妻・ジョーン役を『21グラム』『インポッシブル』でオスカー候補になった演技派女優のナオミ・ワッツが務める。今回解禁された場面写真では、物思いにふけ樹海にたたずむアーサーをはじめ、汚れた姿で森を彷徨う日本人のタクミ、そして、物憂げに目を伏せるアーサーの妻・ジョーンと、本作の中心となる3人の姿が映し出されている。カンヌ国際映画祭上映時にはブーイングが沸き起こるなど、大きな注目を集めた本作。豪華キャストと渡辺さんの共演による“泣けるミステリー”として、日本でも話題を呼びそうだ。『追憶の森』は2016年GW公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日米BOX OFFICE MOJOは12月25日~12月27日の全米週末興業成績を発表した。前週に引き続き、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が週末興収1億5,352万2,000ドルで、首位を独走。公開から1週間での累計興行収入は5億4,457万3,329ドルとなり、史上最速での5億ドル突破するなど、全世界的にも数々の新記録を樹立している。2位は初登場の『Daddy’s Home(原題)』がランクイン。『俺たちニュースキャスター』や『俺たちフィギュアスケーター』など“俺たち”シリーズでおなじみのウィル・フェレルがよき継父を目指して、マーク・ウォルバーグ演じる元父と戦う様子を描いたコメディ。3位はジェニファー・ローレンス主演の『Joy(原題)』が初登場。アイデアグッズの発明で知られる実業家・ジョイ・マンガーノの半生を描く伝記映画で、『世界にひとつのプレイブック』のデヴィッド・O・ラッセルが監督を務める他、ロバート・デ・ニーロやブラッドリー・クーパーが共演している。その他6位にウィル・スミス主演のスポーツ医療ドラマ『Concussion (2015) (原題)』、8位に1990年公開の『ハート・ブルー』のリメイク作品『X-ミッション 』が初登場。7位の『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は、ブラッド・ピット製作・出演、クリスチャン・ベール主演でリーマン・ショックの裏側で大儲けを成し遂げた投資家たちの実話を描いたマイケル・ルイスのノンフィクション小説を映画化した作品で、前週19位から公開3週目にして初のトップ10入りを果たした。
2015年12月28日イクメン夫 裏切りの二重生活
まさか夫と保育士が!? シタ側の哀れな末路
私のママ友付き合い事情