くらし情報『白いキャンバスにモノを置いていく機能と素材を重視・追求してつくった家』

2019年12月23日 00:00

白いキャンバスにモノを置いていく機能と素材を重視・追求してつくった家

「ぐるぐる回って追いかけっことかしていますね。2階だけでなく下でもぐるぐる回ってます」

「僕が小さいときに遊びに行った親戚のうちがぐるぐると回れるつくりになっていてそれがとても面白かったという体験があるんですが、この家はその家とは違うタイプの空間だからどうなるのかなという楽しみはありますね」。2階につくった奈保子さんの仕事場とダイニングを仕切る壁には扉がなくぐるぐると回ることができるようになっている。そしてダイニングに面した壁面のほうには娘さんの絵が貼られている。自分たちの思いを実現できた中村夫妻はもちろん、彼女も大満足の家になっているのではないだろうか。

白いキャンバスにモノを置いていく機能と素材を重視・追求してつくった家

ダイニングに面した壁には娘さんの絵が飾られている。
白いキャンバスにモノを置いていく機能と素材を重視・追求してつくった家

キッチンから見る。ライトはプルーヴェの「Potence」で佐々木さんのセレクション。
白いキャンバスにモノを置いていく機能と素材を重視・追求してつくった家

外観のミニマルな印象はサイドに玄関をつくったことにより強まっている。


中村邸/House-NA
設計佐々木達郎建築設計事務所
所在地神奈川県横浜市
構造木造
規模地上2階
延床面積87.76㎡

白いキャンバスにモノを置いていく機能と素材を重視・追求してつくった家

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