くらし情報『土地の記憶を継承しつつ街とつながる街と家族がほどよい距離感でつながって暮らす』

土地の記憶を継承しつつ街とつながる街と家族がほどよい距離感でつながって暮らす

「家族の皆さんが家にいる時間が長いんです。そこで家族同士がつながりつつも距離を保つにはどうすればいいのか工夫しました。3階のダイニングとリビングは空間的には近いけれども間に壁があって気配は遠かったり、あるいは段差を介して居場所を少しずらすなどして回遊空間に変化を与え、滞在時間が長い家族がいかに距離感を保ちながら心地良く暮らせるのかを考えました」(あいさん)

土地の記憶を継承しつつ街とつながる街と家族がほどよい距離感でつながって暮らす

2階の子ども部屋から見る。戸を開けると2階全体が開放的に。
土地の記憶を継承しつつ街とつながる街と家族がほどよい距離感でつながって暮らす

右が主寝室。階段の向こう側に木の踏み板が延びていて北川さんの使う机になっている。
土地の記憶を継承しつつ街とつながる街と家族がほどよい距離感でつながって暮らす

2階の中庭から見上げる。
土地の記憶を継承しつつ街とつながる街と家族がほどよい距離感でつながって暮らす

浴室はリクエストで大き目のものにした。左のタイルはトイレ、キッチンに貼ったものと同様、奥さんがあいさんと話をしながら決めた。

北川邸ではさらにリビングが1階・3階と2つあることも特徴になっている。これも「距離を保つ」ためのもうひとつの居場所として、北川夫妻のリクエストでもあった。「1階に近所の人を呼んでちょっと集まれる場所がほしい。子どもだけでなくパパも野球をやっているので、おやじの会みたいな、みんなで集まれる場所があったらいいなと。また大きなテレビを壁にかけて家族で甲子園大会とか観たいというのもお話しました」

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