くらし情報『丘の途中に立つ家開放的で庭の一部のようなコンクリート造の空間に住む』

2020年6月10日 00:00

丘の途中に立つ家開放的で庭の一部のようなコンクリート造の空間に住む

とイメージを共有していたお2人。さらに「家族では“高架下”って呼んでいましたね。そのくらいざっくばらんで楽しさがあるというか。家のスケールを超えた工場とか、家らしくない空間に住んでみたいという変な願望があったので、これは“高架下”だと思ったとき、すごく興奮しました」と続ける。

その“高架下”の両サイドの開口のサッシには木を採用したが、このガラス面のレイアウトが面白い。「1階は3.46mという天井高なのでアルミサッシなどの既製品が使えない。スチールなどで特注でつくるとコストが高くなるというのと、この地域は防火制限がゆるくて網ガラスや防火サッシにする必要がないので、木を使って自由な窓面をつくってみようと思いました。ガラスの配置を均一とすると庭との境界を強く感じてしまったので、ランダムな配置として外の風景とインテリアが親和するようにしました」(小長谷さん)

丘の途中に立つ家開放的で庭の一部のようなコンクリート造の空間に住む

リビングの窓際にはハンモックがぶら下がる。
家族全員で使っているという。
丘の途中に立つ家開放的で庭の一部のようなコンクリート造の空間に住む

同じく窓際に置かれているのは古いミシンの脚部分を使ってつくられたテーブル。

素材とディテールレス

コンクリートの躯体と木サッシの質感のコンビネーションが目に心地良いが、素材選びにはいたるところでこだわった。

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