子育てにも優しいインナーテラスを最大限に活用 職住一体の心地良い暮らし
多様な使い方ができ、贅沢に寛げる時間が過ごせるのではないでしょうか」(景さん)
2階のリビングから一続きになったインナーテラス。ハンモックは子どもたちがブランコのようにして遊んでいるそう。
陽くんと直ちゃんがどこからか乗り物を出して遊び始めた。ウッドデッキが気持ちよさそう。
来客人数や用途で変幻自在
2階リビングは、設計の打ち合わせやワークショップなどにも使用。ナラ材で造作した棚には、オモチャや絵本が楽しくディスプレイされている。これらは、陽くんと直ちゃんが遊ぶためだけのものではない。小さな子ども連れの来客も多いため、その子どもたちも自由に手に取り、遊べるようにと加藤さん夫妻の心遣いである。
オーク材のテーブルは、210cm×90cmの細長いタイプと、90cm×90cmの正方形タイプの2卓を造作。2つ並べると3mの長いテーブルになり、10人以上の来客にも対応可能にした。
また、脚の長さも2タイプ用意し、人数や用途に合わせてダイニングテーブルあるいはローテーブルと使い分けている。
「外で使用できるちょうどよいソファがなかったので自分たちで造りました」というのが、テラスのベンチ。玄関まわりに使用して余っていた杉板で製作し、雨に強い屋外用クッションを置いた。