傾斜地につくった塔状の家アウトドア気分のリビングは擁壁に囲まれた吹き抜け空間
「もともとキャンプとかアウトドアが大好き」だという三石さん。「夜には照明をぜんぶ落としてランタンやろうそくを点けてお酒をのんだりするのが楽しみで、いつもキャンプしている気分です」
4人のお子さんたちもこれで楽しくないはずがない。「相当喜んでいて走り回っています。高低差があるのでアスレチックの延長線みたいな感じもあって」。そういわれてみると、吹き抜け部分の柱梁のスケルトンが多く露出したつくりがアスレチック施設のように見えないこともない。このあたりもアウトドア好きの三石さんにはたまらないポイントなのではないだろうか。
ウッドデッキでは子どもたちが遊んだりべランピング的なことをしたりすることを当初より想定していた。
2階のリビングから庭を見る。
三石邸
設計武田清明建築設計事務所
所在地東京都世田谷区
構造木造
規模地上2階
延床面積 115.01㎡