夫婦ふたりの充実した生活空間 パッシブデザインにこだわった心地よい空間で豊かな日々を過ごす
「空間の心地よさはもちろん、お互いの生活リズムにあわせた間取りになっていて、都内に住んでいた頃と比べて、本当にストレスを感じずに過ごすことができています。家にいる時間が長い主人も、この家での生活を気に入っているようです」(西田さん)。
ご主人は約10年前に農家として独立。無農薬にこだわり、農地を耕すところから、収穫、配達まで、すべて1人で行なっているという。「家のことについては、農作業に追われて、まだ自分のやりたいことに手をつけられていないと主人は言っていました。私自身も庭をウッドデッキにしてみたいなど、まだまだやりたいことがあります。家づくりは完成がゴールではなく、暮らしながら育てていくものだと思っているので、これから先も夫婦で楽しみながら家づくりをしていきたいです」と微笑む西田さん。その笑顔が、何よりもこの住まいでの豊かな暮らしぶりを物語っていた。
西田邸から、ほど近い場所にあるご主人の農園。
まるで緑のトンネルのような栽培スペースでは、かぼちゃやミニスイカなど、つる性の野菜を宙吊りにして育てている。
収穫したばかりの色とりどりの野菜
木の質感が引き立つナチュラルモダンな外観。