2015年5月12日 08:01
“ラノベ女優”栗山千明 おすすめは“萌え”×ミステリー
『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』西尾維新(著)、take(イラスト)講談社文庫781円
エンタメ要素が強く、挿絵も多いことから、読みやすい本として根強い人気を誇るライトノベル。読んだことのない人は、まずは詳しい人のオススメ本から入ってみては。ラノベマスターのひとり、女優の栗山千明さんに話をききました。 読書家として知られる栗山さんですが、ここ数年はラノベに夢中。好きが高じ、『このライトノベルがすごい!』大賞の第1回から選考に関わっている。 「私にとっての魅力は、ライト=気軽に読めるところ。また挿絵によって、キャラクターが想像しやすいのも長所だと思う。物語の世界観が強く、読んでいるとトリップしているような感覚になれるところが好き。
ライトノベルはアニメ化される作品も多く、注目のジャンル。新作がどんどん出るところもいいですね」 では、ラノベ初心者におすすめの“ジャンル”を3つ教えてください! 「学園生活など、日常が舞台になっている“日常系”と呼ばれるもの。活字ならではの言葉遊びや、セリフのやり取りが面白いです。それと、戦いを描いた“バトル系”。設定がちょっと突拍子もないこともありますが、だからこそ、想像力がかき立てられて、読んでいてワクワクします。