2017年7月23日 20:00
「気づかいルーシー」主演・岸井ゆきの、演出家の“気づかい”に感謝
松尾スズキさん作の絵本を舞台化した『気づかいルーシー』で、ルーシー役を演じる岸井ゆきのさんが舞台に対する意気込みを語ってくれました。
気づかいも“しすぎ”に注意!?愉快なホロ苦喜劇、待望の再演。
松尾スズキさん作の絵本をノゾエ征爾さんの手により舞台化した『気づかいルーシー』。初演は‘15年、好評を博しての再演に、ルーシー役の岸井ゆきのさんは「早く稽古したくてしたくてたまらない」と意気込む。
「前回、公演が終わるのが寂しいくらい楽しくて、再演の話を聞いてからずっと待ち遠しかったから」とはいえ、初演は稽古当初から順調だったわけではなく、「本番1週間前くらいまで、自分のなかで全然整理がつかない部分があった」そう。
「音楽劇なんですが、それまで普通にお芝居していたところから突然歌うっていうのが…。小さい頃からミュージカルが大好きだったのに、いざ自分がやるとなったら、どうしても整理が追いついていかないんです。それをノゾエさんに話したら、『こういうもんだと割り切る人はいっぱいいるけれど、悩めるなら悩んだほうがいい』と言ってくださって。そしたらある時、感覚的に一本筋が通ったと思えた瞬間があったんですよね。