2017年8月22日 11:30
【初秋デートで行きたい♡】上野でゴッホの友達に会ってきた!
《ツタンカーメン王頭部》をはじめ、ジュエリーやレリーフなどの名品11点を見ることができます。
日本美術も充実!
ボストン美術館の日本美術コレクションは、「世界でもっとも重要なコレクションのひとつ」といわれるほど質・量ともに充実。今回の展示室にも、野々村仁清の工芸品から曾我蕭白(そがしょうはく)、与謝蕪村、喜多川歌麿の絵画まで、見ごたえある作品が並んでいます。
そのなかでも注目したいのが、英一蝶(はなぶさいっちょう)の巨大な《涅槃図(ねはんず)》。江戸時代に描かれた仏画の代表作で、高さが約2.9メートルもあります。涅槃図とは、お釈迦様がこの世から離れるときの様子を描いたもの。中央で横になっているのがお釈迦様で、周りでは多くの弟子や動物が嘆き悲しんでいます。
この作品は、1911年にボストン美術館に収蔵されてから一度しか公開されなかったとのとこと。今回、日本に里帰りするため約1年かけて解体修理し、よみがえったそうです。会場では、修理の様子を伝える映像も見ることができました。
いよいよ、ゴッホの友達が登場!
次のフロアでは、フランス絵画が展示紹介されています。
ボストン美術館が所蔵するヨーロッパ美術のなかでも、特に19世紀フランス絵画は名品ぞろい。