2017年9月25日 11:00
清野菜名 リリー・フランキーと「恋人みたいな感覚でした」
って言ってくださったおかげで安心してやれたっていうのもあります。
――それだけの役となると、プライベートに影響を及ぼしそうです。
清野:
しんどい部分も多い役なので、早く切り離したいと思うことはありましたよ(笑)。撮影期間中、生活していて嬉しいことがあると、その喜びの表現がミツみたいになってしまうこともあったりして。
――ミツは他人との境界が薄い役ですから、周囲は戸惑うのでは?
清野:
「酔っ払ってんの?」って聞かれたことはありました(笑)。
――ミツは特にシンクロ度の高い役だったということですが、他の作品の時も、役と自分をシンクロさせるタイプなんですか?
清野:
基本的には、作品に入っている間は、その人になりたい、近づきたいと思っています。いまはドラマ『トットちゃん!』の撮影中なんですけれど、(黒柳)徹子さんがパンダがお好きだっていうことでパンダの服を買ったり。可愛いものがお好きだと伺って、ザ・女の子なアイテムを身につけたりしています。
普段の私は、メンズライクな服が多いんですけどね。
――リリーさんとは初共演にもかかわらず、いい関係が築けたとか。
清野:
そうですね。