2017年10月26日 18:00
【千年に1度よりも…】超絶かわいーっ! 奇跡の美少女がデビュー!
とコンテンポラリーダンスの振付家として世界的に有名なアンジュラン監督(写真・右)という才能あふれるおふたりにお話を聞いてきました。
本作はフランス漫画界期待の新星といわれるバスティアン・ヴィヴェスの人気グラフィックノベルが原作となっているのも話題のひとつ。
なぜこの漫画を映像化したいと思ったのですか?
ヴァレリー監督
まず私はアンジュランのドキュメンタリーを撮ったあとで、今度はダンスの世界を扱うフィクションを撮りたいと思っていたの。そんなときに、プロデューサーがこの作品を脚色してみないかと提案してきて、アンジュランが私に共同監督をしようと言ってくれたのがきっかけよ。
それから、私たちはこの漫画の登場人物がとてもおもしろいと思ったの。特にポリーナが現代的な人物であり、ステレオタイプなクラシックダンサーとしては描かれてないところね。あとは、アップの画が多いのがこの漫画の特徴なんだけど、それが逆に背景やいろんなものを脚色する自由を私たちに与えてくれたのよ。
脚本を書く際に苦労したことはありませんでしたか?
アンジュラン監督
漫画のままでは映画的ではないので、登場人物にバックグラウンドを与えて、人生の基盤というものを作らないといけないと気がついたんだ。