2017年11月15日 20:10
エクソシストは存在した! 世界初公開となる悪魔祓い儀式の実態とは?
本作では最初から最後まで体に衝撃が走るような映像が続いており、誰もがくぎ付けになってしまうはず。
では、撮影中の出来事で一番印象に残っていることは?
監督
映画には入ってないんだけど、やっぱり初めてエクソシズムを見に行ったときだと思うわ。というのも、これから自分が何を見るのかというのがまったく予測がつかなかったからよ。だから、それは私にとっては一番衝撃的だったわ。
ちなみに、そのときの儀式の対象となっていたのは、すごくやせた若い女の子。ずっと叫び続けていたんだけど、神父さんは儀式の途中にかかってきた電話に出て普通の話をしたと思ったらまた儀式に戻ったりするし、終わったあとは女の子も冗談半分の会話を神父さんと交わしていたりしていたの。
そんなふうにひとつの儀式のなかでもドラマティックなことが起きたり、笑っちゃうようなこともあったり、グロテスクなこともあったり、さまざまなことが起きていたのよ。だから、「これだけいろんな側面があるものは、映画にしないわけにはいかない」と思ったわ。
監督自身は悪魔の存在やこれらの儀式をどのようにとらえていますか?
監督
撮る前は悪魔の存在は別に信じていなかったし、撮り終わったいまでもそれは自分たちの精神が作り出すものであって、外から来るものではないと信じ続けているわ。