2015年7月7日 12:00
「理系はちょっと…」だった人も安心の『動きのカガク展』
その仕組みを知ることで、本展を見終えた後も、周囲に潜む“動き”を見出して、楽しめるようになるはず。
◇岸遼「atOms」
まるで糸で操っているかのように、白い球が透明のパイプの数cm先に浮かび続ける。その仕組みは、「ベルヌーイの定理」という気流の動きによるもの。驚きに満ちた動きを見せる。
◇佐藤雅彦+ユーフラテス「ISSEY MIYAKE A-POC INSIDE」(C)ISSEY MIYAKE Inc.
2006年、『ISSEY MIYAKE』の新しい戦略「A-POC INSIDE」をテーマに制作された映像。黒地に白い点や文字だけの構成で、モデルのウォーキングの多様な動きを表現する。
◇生永麻衣+安住仁史「Refl ection in the sculpture」
まるで海の生物のような、ゆらゆらした動きをする光。その光があちこち反射することにより、神秘的な空間が生まれる。
存在するのは光だけなのに、まるで水中にいるような感覚に。
◇菅野創+やんツー「SEMI‐SENSELESS DRAWING MODULES #2‐Letters」
字を読み取って、それをもとに抽象画を描いてしまうという前代未聞のロボットが登場。