くらし情報『「ダイエット失敗」もある意味幸せ? “わがまま肯定コラム”が秀逸』

2018年1月18日 20:00

「ダイエット失敗」もある意味幸せ? “わがまま肯定コラム”が秀逸

こうしたい、こうなりたいと理想はあっても、そのために努力するのは面倒くさい。誰もが心に秘めている、虫がよすぎるホンネの数々。その身勝手さをおちょくりつつも、実は“何もしないこと”が我が身のための大英断なのだと正当化してくれる、敗残者救済コラム集が『やらない理由』だ。著者は、いまや自虐の神として『cakes』をはじめ、ウェブメディアやSNS、コミック誌などで20本近くの連載を抱える人気作家のカレー沢薫さん。

「ダイエット失敗」もある意味幸せ?  “わがまま肯定コラム”が秀逸


「何かを始めようと思ったり、実際に始めてみたりしても、だいたい途中で投げ出すのが人間。挫折すれば、誰でも反省し、自己嫌悪に陥るものですが、大抵の人は反省もどきしかしていないと思います(笑)」

カレー沢さん曰く、

「落ち込んで終わりなら、ウジウジしている分だけ、時間のムダだし、目標がクリアできることが必ずしもいいとは限りません。たとえば、痩せたらいいことありそうとダイエットを始めても、物理的には痩せたのに好転しなかったら、打つ手がない。ならば、延々と失敗し続けて、一生『痩せたら幸せになれる』という希望のアメを舐め続けたほうが幸せ。
あるいは、中途半端にやめてしまった自分をダメなやつと非難せず、無駄なことをせずにすんだ自分は『判断力に長けていたのだ』と、自己肯定にまで持っていければ成功です」

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