くらし情報『東京で生き抜く女性目線の曲も “7年目”家入レオの新作とは』

2018年2月26日 22:00

東京で生き抜く女性目線の曲も “7年目”家入レオの新作とは

とうっとりしている横で家入さんは「もうすぐ消えてしまうことが悲しい」と感じると言う。ハッピーよりもその先の消失感に心動く人だからこそ、今作の彼女の曲には、見慣れた風景をガラッと変えてしまう力強さがある。

「言葉とかお金は余裕があればあげられるけど、限られた時間=TIMEはそうできない。だからこそ、限られた自分の時間を削って、私のアルバムを1時間聴いてくれるって、最高の愛情だと思います。私自身も、このアルバムのために費やした時間すべてが癒される瞬間だったので、“時間の交換は最上級の愛情表現だ”と思い、『TIME』とつけました」

そんな彼女独特のものの見方や感じ方を支持し、「レオちゃんの目に映るものをもっと見せて」という大勢のファンがいる。

「そう言われることがすごく幸せです。私は表現することが好きだから、去年初挑戦した役者(殺し屋役!)もそうだし、声優さんもやってみたいし、文章も書いてみたい。今回のようなアルバム制作ももちろんですが、私らしい表現を形にして残し、みなさんと共有したいですね」
東京で生き抜く女性目線の曲も “7年目”家入レオの新作とは

いえいり・れお福岡県出身。
17 歳のとき自作曲の『サブリナ』でデビュー、昨年5周年を初の武道館公演で飾った。

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