2018年2月28日 18:40
どん底から一転…波乱すぎる! 障害を抱えたある女流画家の半生
といわれているモード・ルイス。その魅力を探るため、今回は彼女の波乱と愛に満ちた人生を見事に再現したこちらの方に、お話を聞いてきました。それは……。
初来日となるアシュリング・ウォルシュ監督!
自身も学生時代にはアートを学んだ経験もあるという監督だけに、同じ女性としても、同じクリエイターとしても、モードに共感したはず。そこで、本作の見どころや日本の女性たちに伝えたい思いを語っていただきました。
一般的に、日本ではモードはあまり知られてないようですが、監督の地元アイルランドではいかがですか?
監督
実は私も全然知らなくて、脚本を送ってもらってから初めて彼女の存在を知ったくらいなのよ。ただ、仲のいい友だちにカナダのアート作品を集めている人がいて、そこには当然彼女の作品も入っているので、作風はなんとなく目にしたことはあったけど、モードだという意識は特になかったわ。
では、映画にしたいと惹かれた部分はどこですか?
監督
脚本を読んだ後、すぐにウェブで検索をしたら、モードとエベレットの2人がドアのところに一緒に立っている写真を見つけたの。私は写真を見るとき、「その裏にあるものはどんなものなんだろう?」