くらし情報『統合失調症と診断された兄…壮絶な闘病生活、両親は苦渋の決断をする #11』

2018年4月10日 18:00

統合失調症と診断された兄…壮絶な闘病生活、両親は苦渋の決断をする #11

診断書が全てで審査などははありませんでした。

兄は、障害者になった

統合失調症と診断された兄…壮絶な闘病生活、両親は苦渋の決断をする #11


障害者手帳には、大きくわけて、身体障害者手帳・療育手帳(知的障害者用)・精神障害者保健福祉手帳の3種類があり、さらに階級が分類されます。私の兄は、統合失調症の診断から「精神障害者保健福祉手帳」に当てはまり、1級〜3級まであるなかの2級。

1級から順番に重度の障害と見なされ、国から降りる金額や待遇、保護などが異なりました。今までの入院や通院の様子、飲んだ薬などの診断書から判断されたのですが、兄は一番重度ではないものの、社会の適応が難しく両親のサポートが必要。

そして、部屋のなかでは身動きができるが、自己判断できる精神状態ではない。そんな状況からこの結果になりました。自分の子どもがついに「障害者」になった瞬間。
この選択をするまでに、8年かかったのです。

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