「君のさりげない相槌だって僕は見逃さない」など、はっきりと届くセンテンスがちりばめられる。共感する人もいれば、救われる人もいるだろう。
「表現者としての20代って、音楽を作る上ですごく大事な時期だと思っています。もっと吸収したいし。もっといろんな経験をしたい。そうやって、いましか書けない曲を書きたいんですよね。ただ、悲しいことや辛いことはあまり歌にしたくない、というか書けない。やっぱり毎日がハッピーじゃないと、歌は生まれないという感覚があります」
曲作りが楽しくてしょうがない。
毎日の習慣のように、ギターを抱えては新しい言葉をつづり、メロディに乗せているらしい。
「朝と夜は、近所迷惑?と思って音を出さないようにしています(笑)。なんだろ、伝えたいとか誰かの背中を押したいのではなく、ただただ楽しいから曲作りがやめられないんです。イヤになったらやめるかもしれないし、書けるうちにたくさん書きたい!」
思いのたけを真っすぐに表現し続けるあいみょんのラブソングは、これからも多くの人を包み込むだろう。
4th Single『満月の夜なら』¥1,000どこか危うくてエロティックなふたりの関係を歌ったアッパーチューン。