2018年7月5日 19:00
閲覧注意!気絶者続出の『REVENGE リベンジ』が女子向きなワケとは?
そこで、どのあたりが女子的な見どころとなるのか、監督と脚本を務めたフランスのコラリー・ファルジャ監督の解説ともに、各ポイントを探っていきたいと思います。
ポイント1:監督が女性である!
ストーリー内容やビジュアルからは、想像できないかとは思いますが、なんとこの作品は女性監督によるもの。ファルジャ監督は、本作で長編デビューをはたした新進気鋭の女性監督として注目を集めていますが、男性監督でも躊躇してしまいそうなテーマに真っ向から挑み、世界各国の映画祭でも「ド肝を抜かれた!」と話題となっています。
―では、女性監督が避けそうな題材をあえて選んだ理由は何ですか?
監督
私はもともと映画の大ファンで、いろいろなジャンルの映画を観て育ってきたの。だから、今回の長編を作るにあたっては、そういった経験を踏まえたうえで、自分がどのような問題意識を観客に与えられるだろうかという思いがあったのよ。
あとは、ビジュアル的にもすごく強い世界観を作りながら、自分のメッセージを伝えたいと考えていたの。それで、こういう作品になったんだけれど、バイオレンスという手法を使ったのは、アーティスティックなものを極端な方向で表したかったから。