2018年7月15日 22:00
【秘話】『銀魂』監督が「最初から決めていた」二人の俳優とは?
やっぱり『銀魂』は、笑いとカッコよさと、そしてちょっと感動、みたいな、エンタメの王道として作るべきなんじゃないかと考えを改めたんです。クランク・インの4か月くらい前に(笑)。そこからはいろいろと地獄でしたけれど、でも撮影自体はやっぱり本当に面白く。今回も素晴らしい作品になったと思います(笑)。1作目のとき、小栗くん率いる万事屋は、どちらかというとシリアスなシーンが多かったんですが、今回は“僕の悪いエキス”がほとばしっているようなシーンも多々あるので、そういう意味では、小栗くん、菅田くん、環奈ちゃんら3人の、“ギャグやりたい欲”も満たされたのでは、と思います(笑)。
――映画にとって、特にマンガ原作モノに関しては、キャスティングというのも非常に大きなウェイトを占める要素です。福田監督は、キャスティングに関しては何を重視されましたか?
福田:全員「この役はこの人しかいない!」というところでお願いをしています。マンガ原作映画においての一番の禁じ手は、「合わないかもしれないけれど、人気あるから呼んでおこう」ってヤツです。
それをやるから、“じゃない感”が強くなっちゃう。キャスティングの段階で、「あ、これじゃないのに」