2018年7月17日 19:00
4日間限定であの東京国立博物館がビアガーデンに! 気になる内容は…?
とてつもないパワーが伝わってきます。
土器の周囲は粘土のひもで装飾されていますが、これは隆線文(りゅうせんもん)と呼ばれる文様。へりの部分からは鶏のとさかのようなものが突き出ていて一種独特な造形美を楽しめます。
このような土器は、当時の人たちが火を使って煮炊きするためにつくられたもの。実用的な道具なのですが、縄文人たちは美しく装飾して楽しんでいたのですね。
ゆるカワ土偶に胸キュン!
そして、数ある土偶のなかでもイチオシの作品は縄文時代後期の《みみずく土偶》です。なんともゆるカワな雰囲気にすっかり魅了されてしまったのですが、実はこの作品からは当時の風俗などが読み取れるとのこと。
例えば、耳に飾りがついているのですが、これは縄文時代のピアス。
縄文人は幼いころに耳に穴をあけて耳飾りを入れる習慣があり、大人になるにつれて大きな飾りに入れ替えていったそうです。縄文ピアスには透かし彫りされたものなどさまざまなデザインがあり、会場にはピアスだけを集めた展示コーナーもあります。
博物館でビールが飲める!
この縄文展期間中の4日間、7月27日(金)、28日(土)、8月3日(金)、4日(土) に東京国立博物館本館前の特設会場で楽しいイベント「トーハク BEER NIGHT!」