2018年8月16日 19:00
「腰にくる」アルバム!? クレイジーケンバンド3年ぶりのリリースで…
「いつもそうなんですけど、レコーディングに入るときは無の状態です。で、パッと浮かんだものを引き出して作っています。それは変わんないね。でもまあ、あまり引き出しがある感じじゃないから、受信機でキャッチしてる感じですね。最新の音楽に触発されることもありますよ。ああ!先にやられちゃったよ、って(笑)。でも同じことやっても面白くないから、その対極のことをやったりね。もうすぐ平成が終わるのに、平成に入る間もなく、昭和っぽいことを相変わらずやってますね」
古い車の愛好家である剣さんらしく、使用する楽器も、こと鍵盤楽器は古い時代の機材にこだわってサウンドを作り上げる。
しかし録音などは最新のテクノロジーを使うという。
「例えれば最新のスマホで昔の音楽や映画を取り込んで楽しむような感覚なのかな。そんなふうに若い世代が古いものをよく知ってて、クレイジーケンバンドも、最新の音楽と同等に楽しんでくれるのが嬉しいね」
交流のあるceroやSuchmosなどの若手バンドと、レアな音楽情報を交換することもあるとか。「僕が知らないアーティストもたくさん知ってますからね。教えてもらってメモしてあとで聴くと、本当にいいんだよ。