2018年9月12日 20:50
記憶のない性的奔放…躁うつ病に怯える私が感じること
そんなときの記憶で強く残っている感覚は、全能感です。なんだか空でも飛べそうな、そんな高揚感がありました。
ある日、突然体が動かなくなりました。ベッドから起き上がろうとしても起き上がれない。気分はとても落ち込み、全能感に浸っていた自分を責めるようになりました。そして、断片にある男性との記憶も、とても責めました。自分が何をしていたのかわからず、でも取り返しのつかないことをしてしまったと思ったのです。
ベッドから動けるようになったとき、私は病院に行きました。
そこで診断されたのは双極性障害。うつ病とは別物だったのです。抗うつ剤が躁状態を引き起こす場合もあると聞き、薬を切り替えました。
うつ病と診断された後に躁うつ病が発覚するケースも稀ではないようで、私はまさにそれでした。躁うつ病は再発することが多く、薬ともうまく付き合わなければならない、と言われました。
躁状態も怖い、うつ状態も怖い。当事者としての心境
躁うつ病の中でも、さまざまな症状が出るそうです。例えば躁状態の際、買い物をたくさんしてしまったり、ギャンブルをしてしまったりするケース。
私の場合顕著だったのは、性的奔放です。こうしたものから、人間関係を壊してしまうこともあるそうです。