2018年11月26日 19:30
『家族のはなし』岡田将生が「疲れているとウルウル」最近泣いたのは?
―物語としては、どこの家族にもあるような普遍的なことが描かれていますし、お父さんと息子の関係もリアルでしたが、共感するところもありましたか?
岡田さん
それはけっこうありましたね。もがいている人が親のありがたみを改めて知るというのは、みなさんも感じる部分があると思いますし、僕にもありました。実際、こういう年齢のときは僕もすごくナーバスになってしまうことがありましたし、そういうときにはすごく親に助けられたと思っています。
やっぱり帰れる場所があるというのはすごく大きなことですよね。なので、この作品ではそういうことを表現できるのはうれしかったです。
父親が隣にいるだけで安心できた
―岡田さんも何かあったときには、実家に帰ることが多かったですか?
岡田さん
そうですね。あえて何があったかは言わないですが、親もそういうことは理解していたみたいです。だからこそ、僕も意識せずに帰れたんだと思います。
「温かいご飯が食べたいな」とか、そういうことを口に出して言うことはなかなかないできないですから。
なので、今回は両親に電話してみるとか、実家に帰ってみるとかしてもらえるような映画にしたいなという思いはありました。