2018年11月26日 19:00
主人公の痛みに共感…どこか懐かしさを覚える台湾映画の佳作とは?
B子:東京みたいな場所もいっぱいある街なのに、あえて人気スポットじゃないところで撮ってるのよね。
お杉:フランス映画がいかにもな観光スポットで撮らないのと同じね。
B子:そんなリアルな生活者の息吹を感じさせる風景が、4人目の主人公というか、本当の主人公なのかも。
お杉:気ままに日々を生きてるように見えるシューの抱える痛みが明らかになるにつれて、映画館にいる女性客の気持ちはひとつになるはずよ。
B子:タイトルに惹かれて観たけど、大正解。台北には夕暮れが似合う。
お杉:英題は『Missing Johnny』だけどね!
『台北暮色』 監督・脚本/ホアン・シー出演/リマ・ジタン、クー・ユールン、ホアン・ユエン、ケイ・ホアンほか11月24日より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開。
©3H Productions Ltd
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※『anan』2018年11月28日号より。イラスト・いいあい
(by anan編集部)
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