2018年11月25日 20:40
有村架純、初のシングルマザー役に苦戦 子役と打ち解けず?
有村架純さんが映画『かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-』で挑戦したのは、夫の連れ子と向き合うことになったシングルマザー、という難しい役どころ。撮影の裏側について聞きました。
「この役は難しい…。それが台本を読んだ時の最初の感想でした」
あたたかくて素敵な作品だというのはもちろん、という前置きをしたあとでこう本音を漏らした有村架純さん。映画『かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-』は、人生を鉄道になぞらえて描いてきた映画『RAILWAYS』シリーズの最新作。夫・修平(青木崇高)が突然亡くなり、修平の連れ子である駿也(歸山[=きやま]竜成)と共に、修平の故郷・鹿児島へやってきた晶(有村架純)。そこで初めて義父の節夫(國村隼)と会い、3人で暮らすうちに、晶は節夫と同じ鉄道運転士を目指す決意をするという、家族の物語だ。
「修平亡き後からの話だったので、晶の背景のイメージをしっかり膨らませておかないと感情が繋がっていかないと思って。
だから、どんなふうな環境で育ち、どう過ごしてきたのかというところや、晶にとって修平とはどんな存在だったのかなどを監督と話し合いながら、一から丁寧に役作りをしました」